「あわら市へ来たけど、どこを観光すればいい?」
「あわら温泉以外には何がある?」
「車なしでも観光できる?」
福井県北部にあるあわら市といえば、まず思い浮かぶのが「あわら温泉」です。
しかし、あわら市には温泉だけでなく、北潟湖、吉崎御坊跡、金津創作の森、ちはやふるの聖地など、さまざまな観光スポットがあります。
2024年3月には北陸新幹線の芦原温泉駅が開業し、東京方面からも乗り換えなしでアクセスできるようになりました。
私は実際にあわら市内のさまざまな場所を訪れています。
この記事では、初めてあわら市を観光する方におすすめの定番スポットから、自然・歴史・穴場まで紹介します。
あわら市はどんなところ?

あわら市は福井県の北部にあり、石川県加賀市と接しています。
2026年現在の人口は約2万5,000人です。
市内で特に有名なのが「あわら温泉」。
1883年に開湯した歴史ある温泉地で、現在も福井を代表する温泉街として多くの宿泊客が訪れます。
あわら温泉には多くの源泉があり、旅館や施設によって使用している源泉が異なるため、それぞれ少しずつ泉質や成分が異なるのも特徴です。
あわら市というと温泉のイメージが強いですが、北潟湖や吉崎など自然・歴史スポットもあります。
あわら市には2つの主要駅がある
あわら観光で最初に知っておきたいのが、2つの駅の違いです。
- 芦原温泉駅
- えちぜん鉄道 あわら湯のまち駅
名前が似ていますが、場所は離れています。
芦原温泉駅|新幹線の玄関口

芦原温泉駅には、
- 北陸新幹線
- ハピラインふくい
が乗り入れています。
2024年3月16日に北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業し、東京方面から芦原温泉駅まで乗り換えなしでアクセスできるようになりました。
駅前には「アフレア」がある

芦原温泉駅西口には、観光拠点となる「アフレア」があります。
アフレアには、
- 観光案内所
- 飲食店
- ふくいミゅ〜ジアム
- キッズスペース
- イベント広場
などがあります。
施設全体は早朝から夜まで利用でき、観光案内所もあります。
新幹線の待ち時間や、到着後の観光情報収集にも利用しやすい場所です。
aキューブは2026年に運用終了
以前、芦原温泉駅前には「aキューブ」があり、カフェや観光案内などに利用されていました。
しかし、aキューブは2026年1月末で運用を終了しています。
その後、建物や広場の解体工事が進められマクドナルドになります。
そのため、現在の芦原温泉駅周辺を紹介する場合は、aキューブではなくアフレアを中心に考えるのがよいでしょう。
JR芦原温泉駅周辺はこちらの記事↓

あわら湯のまち駅|温泉街の最寄り駅

あわら温泉街へ行くなら、えちぜん鉄道の「あわら湯のまち駅」が便利です。
駅を出ると、すぐ近くに、
- 芦湯
- 湯けむり横丁
- セントピアあわら
- 温泉旅館
などがあります。
福井駅からは、えちぜん鉄道三国芦原線でアクセスできます。
一方、北陸新幹線の芦原温泉駅から温泉街までは距離があるため、バスやタクシーを利用するのがおすすめです。
バスなら約15〜20分が目安です。
あわら市のおすすめ観光スポット

初めてあわら市を観光するなら、次のスポットを中心に考えると回りやすいです。
| 観光スポット | 特徴 |
|---|---|
| 芦湯 | 無料で楽しめる足湯 |
| 湯けむり横丁 | 温泉街の屋台村 |
| セントピアあわら | 日帰り温泉 |
| 北潟湖・アイリスブリッジ | 湖畔散策 |
| 北潟湖畔花菖蒲園 | 初夏の花 |
| 吉崎御坊跡 | 蓮如ゆかりの史跡 |
| 道の駅 蓮如の里あわら | 吉崎観光の拠点 |
| 越前加賀県境の館 | 福井・石川県境 |
| 金津創作の森 | アート・体験 |
| あらた坂 | ちはやふるの聖地 |
温泉街だけなら徒歩で回れますが、北潟湖、吉崎、金津創作の森などへ行く場合は車やタクシーが便利です。
芦湯|無料で楽しめる足湯

あわら湯のまち駅近くにある人気スポットが「芦湯」です。
福井県産の笏谷石やヒノキを使った建物の中に、スタイルの異なる足湯があります。
利用料金は無料です。
| 芦湯 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | あわら市温泉3丁目413 |
| 営業時間 | 7:00〜23:00 |
| 料金 | 無料 |
| 定休日 | なし |
| 最寄り駅 | あわら湯のまち駅 |
夜になると館内の雰囲気が変わり、昼とは違った足湯を楽しめます。
近くには藤野厳九郎記念館もあります。
芦湯の詳細はこちらの記事↓

湯けむり横丁

芦湯のすぐそばにあるのが「あわら温泉屋台村 湯けむり横丁」です。
小さな屋台が並び、
- 海鮮
- 串揚げ
- ホルモン
- 焼き鳥
- ラーメン
など、さまざまな料理を楽しめます。
店舗によって営業日・営業時間が異なるため、行きたいお店がある場合は事前確認がおすすめです。
温泉に入ったあと、夜に食事をする場所としても使いやすいです。
セントピアあわら|日帰り温泉
宿泊しなくてもあわら温泉を楽しみたい方には「セントピアあわら」があります。
温泉街にある日帰り入浴施設で、「天の湯」「地の湯」があり、男女が入れ替わります。
2026年現在の入浴料金は次の通りです。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人 | 600円 |
| 小・中学生 | 360円 |
| 3歳以上 | 240円 |
営業時間は10:00〜23:00。
最終受付は22:30です。
毎月第3火曜日が休館日です。
宿泊はしないけれど、本格的にあわら温泉へ入りたい方に利用しやすい施設です。
北潟湖・アイリスブリッジ

自然を楽しみたい方におすすめなのが北潟湖です。
湖畔には北潟湖畔公園があり、散歩やサイクリングを楽しめます。
そのシンボルになっているのが「アイリスブリッジ」です。
アイリスブリッジは全長175mの斜張橋。
北潟湖畔公園と花菖蒲園を結んでいます。
歩行者や自転車で渡ることができ、湖を背景に写真を撮るのにも向いています。
北潟湖周辺をゆっくり散策したい方におすすめです。
| アイリスブリッジ | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 福井県あわら市北潟周辺 |
| 通行 | 徒歩・自転車 |
| 長さ | 約175m |
アイリスブリッジの詳細はこちらの記事↓

北潟湖畔花菖蒲園

北潟湖畔には花菖蒲園があります。
昭和51年に開園し、多くの品種の花菖蒲を見ることができます。
見頃は例年6月上旬から中旬ごろです。
花菖蒲の時期にはアジサイも楽しめます。
毎年6月ごろには「あわら北潟湖畔花菖蒲まつり」が開催されることがあります。
入園は無料です。
花の見頃は天候によって前後するため、訪れる前に開花状況を確認すると安心です。
花菖蒲園の詳細はこちら↓

吉崎御坊跡

歴史が好きな方におすすめなのが吉崎地区です。
吉崎御坊跡は国指定史跡。
本願寺第8代・蓮如が1471年に吉崎へ入り、布教拠点を築いた場所です。
付近一帯は「蓮如の里」と呼ばれています。
毎年春には蓮如忌に関する行事も行われます。
吉崎には「嫁威し肉付面」と呼ばれる伝説も残っています。
| 吉崎御坊跡 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | あわら市吉崎周辺 |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | 周辺にあり |
吉崎御坊では春に桜を楽しめます↓

道の駅 蓮如の里あわら
現在の吉崎観光で一緒に立ち寄りたいのが「道の駅 蓮如の里あわら」です。
2023年にオープンした、あわら市初の道の駅です。
施設には、
- お食事処
- 農産物直売所
- お土産
- 観光案内
- 休憩スペース
- レンタサイクル
- シャワールーム
などがあります。
吉崎御坊跡など、周辺観光の拠点として利用しやすい場所です。
季節によって営業時間や定休日が変わるため、訪問時に確認してください。
吉崎御坊 蓮如上人記念館
吉崎には「蓮如上人記念館」もあります。
蓮如に関する資料や、吉崎の歴史を学べる博物館です。
| 蓮如上人記念館 | 内容 |
|---|---|
| 開館時間 | 9:00〜17:00 |
| 大人 | 500円 |
| 小・中学生 | 400円 |
| 休館日 | 火曜日、年末年始 |
吉崎御坊跡とセットで訪れると、この地域の歴史を理解しやすくなります。
越前加賀県境の館

吉崎には、ちょっと変わった観光施設もあります。
「越前加賀県境の館」は、その名前の通り福井県と石川県の県境に建つ施設です。
館内で県境をまたぐことができます。
吉崎御坊や周辺地域の歴史などについての展示もあります。
| 越前加賀県境の館 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | あわら市吉崎2丁目1004-2 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00 |
| 入館料 | 無料 |
| 休館日 | 火曜日、年末年始 |
吉崎御坊跡や道の駅 蓮如の里あわらと一緒に回りやすい場所です。
県境の館の詳細はこちらの記事↓

金津創作の森美術館

アートを楽しみたい方におすすめなのが「金津創作の森」です。
広い森の中に、
- 美術館 アートコア
- 創作工房
- ガラス工房
- 野外作品
- カフェ・レストラン
などがあります。
企画展を見るだけでなく、陶芸やガラスなどの体験を楽しめるのも特徴です。
通常の開館時間は9:00〜17:00です。
月曜日が休館日ですが、祝日の場合などは変更されることがあります。
屋外にも作品があるので、天気のいい日は森の中を散策するのもおすすめです。
| 金津創作の森 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 福井県あわら市宮谷57-2-19 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00 |
| 休館日 | 月曜日など |
| 駐車場 | あり |
金津創作の森の詳細はこちらの記事↓

夢ぐるま公園

北潟湖周辺には「あわら夢ぐるま公園」があります。
高台にあり、北潟湖や白山方面を眺められる場所です。
芝生広場や休憩スペースもあります。
大きな風車があり、ドライブ途中の写真スポットとしても使えます。
天気のいい日に立ち寄るのがおすすめです。
夢ぐるま公園の詳細はこちらの記事↓

あらた坂|ちはやふるの聖地

漫画・アニメ・映画「ちはやふる」が好きな方なら「あらた坂」も候補です。
作品に登場する桜並木のモデルとされ、登場人物「綿谷新」にちなんで「あらた坂」と名付けられました。
春には桜並木を楽しめます。
芦原温泉駅から徒歩圏内ですが、あらた坂自体には駐車できません。
車の場合は駅周辺の駐車場を利用してください。
| あらた坂 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 福井県あわら市自由ケ丘2丁目周辺 |
| 見頃 | 桜の時期 |
| 駐車場 | なし |
あらた坂の詳細はこちらの記事↓

子ども連れならトリムパークかなづ

子ども連れなら「トリムパークかなづ」もあります。
大型遊具や広場があり、観光地というより地元のファミリーにも利用されている大型公園です。
大きな飛行機型の遊具もあり、外で遊びたい子どもには向いています。
園内にはスポーツ施設や散策できるエリアもあります。
トリムパークかなづの詳細はこちら↓

車なしなら「あわらぐるっとタクシー」も便利
あわら市内は観光スポットが広い範囲に点在しています。
温泉街なら徒歩でも回れますが、
- 金津創作の森
- 北潟湖
- 吉崎
- 道の駅 蓮如の里あわら
などへ行く場合は、車がある方が便利です。
レンタカーを使わない場合は「あわらぐるっとタクシー」という方法もあります。
2026年現在の料金は、
- 車内精算:1台1区間800円
- 事前電子購入:1台1区間500円
です。
最大4人まで同じ料金なので、2〜4人で観光すると利用しやすくなります。
指定された観光スポット間を利用する仕組みなので、通常のタクシーとは使い方が異なります。
初めてのあわら観光ならどう回る?
あわら市はスポットが広いので、目的別に分けると回りやすいです。
温泉を中心に楽しむ
あわら湯のまち駅
↓
芦湯
↓
藤野厳九郎記念館
↓
セントピアあわら
↓
湯けむり横丁
温泉街は徒歩で回りやすいです。
夜まで滞在するなら、湯けむり横丁で食事をする流れも組みやすいです。
自然を楽しむ
北潟湖畔公園
↓
アイリスブリッジ
↓
花菖蒲園
↓
夢ぐるま公園
初夏なら花菖蒲、春なら桜など、季節によって景色が変わります。
車があると回りやすいルートです。
歴史を楽しむ
道の駅 蓮如の里あわら
↓
吉崎御坊跡
↓
蓮如上人記念館
↓
越前加賀県境の館
吉崎エリアに集まっているため、一緒に回りやすいです。
あわら市の観光スポットを訪れた感想

実際にあわら市を回ってみると、あわら温泉だけではないことが分かります。
温泉街では無料の芦湯に気軽に入ることができ、すぐ近くには湯けむり横丁があります。
旅館に宿泊しなくても、足湯や日帰り温泉を利用すれば、あわららしい温泉気分を味わえます。

一方、温泉街を離れると雰囲気が変わります。
北潟湖では湖畔の自然を楽しむことができ、初夏には花菖蒲が咲きます。

さらに北へ行くと吉崎御坊跡があります。
吉崎は温泉街とはまったく違い、蓮如と浄土真宗の歴史を感じる場所です。
現在は「道の駅 蓮如の里あわら」もあるため、以前よりも吉崎周辺を観光しやすくなりました。

「あわら温泉だけ行って帰る」というより、時間があれば北潟湖や吉崎まで足を延ばすと、あわら市の印象が大きく変わります。
よくある質問

あわら市で一番おすすめの観光スポットは?
初めてなら、あわら温泉街がおすすめです。
あわら湯のまち駅周辺に、芦湯、セントピアあわら、湯けむり横丁などが集まっています。
芦原温泉駅とあわら湯のまち駅は同じ?
違います。
芦原温泉駅は北陸新幹線とハピラインふくいの駅。
あわら湯のまち駅は、えちぜん鉄道の駅です。
温泉街に近いのは、あわら湯のまち駅です。
芦原温泉駅から温泉街まで歩ける?
歩けない距離ではありませんが、約5km離れているため、観光ならバスやタクシーを利用するのがおすすめです。
バスなら約15〜20分が目安です。
車なしでもあわら市を観光できる?
できます。
温泉街なら徒歩で観光しやすく、芦原温泉駅からは路線バスがあります。
離れた観光スポットへ行く場合は「あわらぐるっとタクシー」も利用できます。
芦湯は本当に無料?
無料です。
通常は7:00〜23:00まで利用できます。
日帰りでもあわら温泉に入れる?
セントピアあわらがあります。
また、旅館によっては日帰り入浴を行っている場合があります。
旅館の日帰り入浴は宿泊状況などによって利用できないこともあるため、事前確認がおすすめです。
北潟湖の花菖蒲はいつが見頃?
例年6月上旬〜中旬ごろです。
開花状況はその年の天候によって変わります。
あわら市は1日で観光できる?
エリアを絞れば1日で楽しめます。
温泉街を中心にするなら徒歩観光もしやすいですが、北潟湖や吉崎まで組み合わせるなら車があると便利です。
まとめ|あわら温泉+もう1か所がおすすめ

あわら市というと「あわら温泉」が有名です。
温泉街には、
- 芦湯
- セントピアあわら
- 湯けむり横丁
- 藤野厳九郎記念館
などがあり、徒歩でも観光できます。
一方、市内には、
- 北潟湖
- 北潟湖畔花菖蒲園
- 吉崎御坊跡
- 道の駅 蓮如の里あわら
- 越前加賀県境の館
- 金津創作の森
- あらた坂
などもあります。
2024年には北陸新幹線の芦原温泉駅が開業し、駅前にはアフレアも整備されました。
以前あったaキューブは2026年1月末で運用を終了しているため、現在は芦原温泉駅+アフレアが鉄道観光の玄関口になっています。
初めてなら、「あわら温泉+北潟湖」または、「あわら温泉+吉崎」のように、温泉ともう1エリアを組み合わせると、あわら市の違った魅力を楽しめます。
気軽に立ち寄るなら芦湯がおすすめです。時間に余裕があれば、北潟湖や吉崎まで足を延ばしてみてください。
福井県の観光地はこちら↓

観光地のエリアごとはこちらの記事を参考にしてください。

