【大野市の観光スポット】押さえておきたい定番名所と穴場スポット

大野市の観光スポット

『大野市へ来たけど、どこを観光しよう・・・』

福井県で最も大きな面積を持つ大野市。

どこに行こうか迷った時は、参考にしてください。

  • 大野市の人気の観光スポットは?
  • オススメの場所は?
  • 穴場スポットはあるの?

ここでは、福井県大野市の観光スポットを調べました。

目次

大野市ってどんな所なの?

荒島IC

大野市(おおのし)は、福井県の東部に広がる魅力的な土地です。

この地域は山岳気候で、気温はぐっと下がり、冬には豪雪地帯として知られています。

福井県内の市町のなかでも、大野市は広大な領域を誇り、県全体の面積のおよそ5分の1。

人口は約3万人で、にぎやかな街並みが広がっています。

大野市はその美しい町並みから「小京都」とも称され、風情豊かな雰囲気が漂っています。

通称「越前おおの」「結の故郷(くに) 越前おおの」と呼ばれます。

「結(ゆい)」という言葉には、お互いに助け合う習慣の意味があります。

大野市は、その自然の美しさや人々の絆が詰まった魅力的な場所です。

訪れる際には、その魅力をじっくりと味わってみてください。

福井から大野市へのアクセス・行き方

福井から大野市へのアクセス方法は、電車、バス、車のいずれかを利用することができます。

電車の場合は越美北線の越前大野駅がスタート地点であり、福井駅から約1時間の所要時間となります。
 
<電車でのアクセス>
福井駅 ⇒ 越前大野駅
JR西日本の越美北線(九頭竜線)
福井駅から約1時間 片道:670円
 
<バスでのアクセス>
福井駅 ⇒ 越前大野駅 (大野線)
京福バス
福井駅から約1時間 運賃:990円
 
<車でのアクセス>
高速から中部縦貫自動車道に接続(大野IC)
  福井北ジャンクション・IC-大野IC間の所要時間は約20分。 

中部縦貫自動車道に関してはこちらの記事↓

中部縦貫自動車道 永平寺大野道路(26.4キロ)のうち、未開通だった永平寺インターチェンジ-上志比インター間(5.3キロ)が2017年7月8日午後4時から通行可能(無料)になりました。

※令和8年春に全線開通予定です。

大野市の観光名所

寺町通り

福井県大野市には、多くの観光名所が存在します。

特に大野城周辺は観光スポットが集まっています。

越前おおの結ステーションには観光駐車場が整備され、ここから観光をスタートするのがおすすめです。

結ステーションの駐車場を利用することで、大野市周辺の観光地をめぐることができます。

地元の食材が並ぶ七間朝市

城下町の大野で開かれる朝市が「七間朝市」です

春分の日から大みそかの間に七間通りで開かれ、400年の歴史を持つ「七間朝市」は大野の観光名物。

七間朝市は、朝7時~11時頃行われる青空直売市。3月から始まります。

朝市の場所は、大野市元町の七間通り。七間朝市と呼ばれます。

七間通りは、お城に続く大手道と言われた通りで、大野は城下町の風情がある町なので、街中の散策も楽しめます。

寺町通り

寺町通りには多くのお寺が集っています。

大野市には9つの宗派があり、16のお寺が並んでいる珍しい寺町です。

城下町の風情を感じながら、「越前おおの」のまち歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか?

名水百選の御清水

御清水

大野市は水で有名であり、「名水の町」として知られています。

その中でも特に有名で名水百選に選ばれたのが「御清水」

御清水は、400年の歴史を持つ湧水地であり、その名水の品質が高く評価されています。

清らかな水が湧き出る場所として、地元の方々や観光客に親しまれています。
 
名水100選にも選ばれている御清水の詳細はこちら ↓

天空の城と呼ばれる越前大野城

大野城

大野市の代表的な観光スポットである越前大野城は、天空の城としても知られています。

1968年に再建された天守閣は、当時の面影を残しながらも美しく再現。

また、城の石垣は当時のまま残されており、その迫力ある姿は見る者を圧倒します。

越前大野城では、大人は入館料200円が必要ですが、小人(中学生以下)は無料で入場することができます。

越前大野城の入館料は、大人:200円 小人:無料 (中学生以下)

訪れる際は、開館時期に注意してください。
 
<開館時期>
4月~9月:午前9時~午後5時
10月~11月:午前9時~午後4時
 ※閉館30分前までに入館してください。
 
冬期間(12月1日から3月31日)は休館しているので、訪れる際はその点にもご注意ください。

休館期間:12月1日~3月31日(冬期間)

大野城

越前大野城は、山の上にあるので、散歩がてらに見学できます。お城には車で行けないので、歩いていく必要があります。

山頂のお城までは、いくつかのコースがあり、亀山山頂までは徒歩約20分。

頂上からは大野市が一望できます。

越前大野城の登り方はこちらの記事↓

越前大野城
住所福井県大野市城町3−109
開館時間9時00分~17時00分※
入館料大人:200円 小人:無料 (中学生以下)
公式サイト:https://www.onocastle.net/

大野城は夜間、ライトアップされています。(ライトアップは、22:00まで行っています。)

越前大野城は、天空の城としても有名。

天空の城の撮影に関してはこちらの記事を参考にしてください。

COCONO(ココノ)アートプレイス

COCONO

「COCONO(ココノ)アートプレイス」(元町)は、築130年以上の古民家を改修した大野市のギャラリーです。

2018年3月21日オープン。

古民家は木造一部2階建てで、母屋、離れ、蔵があります。

COCONO

白壁を基調に、天井裏の垂木や梁(はり)をむき出した古民家。
 
母屋、離れ、蔵が展示室になっています。

建物は、県の「ふくいの伝統的民家」に認定

「虹のアーティスト」として知られる、靉嘔(あいおう)さんの作品があります。

COCONO

館内入り口にはカフェがあり、古民家のゆったりとした空間を楽しめます。

COCONO(ココノ)アートプレイス
住所大野市元町12-2
営業時間午前9時~午後5時
定休日月曜日、年末年始
入館料ギャラリーは200円。中学生以下無料
公式サイト:https://www.cocono-art.jp/

大野市のグルメ

きんつば

大野で有名なのは、期間限定販売している伊藤順和堂のきんつば。

人気のお店で、売り切れることが多いです。

大野には、飲食店、カフェ(モモンガコーヒー、エジソンカフェ)、お蕎麦屋さん(福そば)があります。

伊藤順和堂のきんつば

伊藤順和堂

いもきんつばで有名なのは、大野市七間通りにある伊藤順和堂さん
 
かなり人気のお店で、ここの「いもきんつば」を食べると、きんつばのイメージが変わります。

きんつばの価格:1個 180円

スイートポテトのような感じです。期間中なら、とりあえず「きんつば」を食べておきましょう!

きんつばは、9月から4月までの期間限定で販売。

きんつばは、販売期間が限られています。期間中でも、遅い時間だと売り切れていることもあります。

伊藤順和堂 本店
住所福井県大野市元町9−21
営業時間午前8時~午後6時30分

伊藤順和堂さんは、本店の七間通り(元町)以外にヴィオ店もあります。ヴィオ店はヴィオの営業時間・定休日(水曜)に準じています

うおまさカフェ

うおまさcafe

うおまさカフェは、もともとは魚屋さんでしたが、現在はカフェとして営業しており、美味しい飲食メニューを提供しています。

このカフェでは、魚を使った豊富なランチメニューを楽しむことができます。

特に、熟成鯖の醤油カツ丼は人気の一品。

このメニューでは、熟成させた鯖を醤油で味付けし、カツ丼として提供しています。

熟成させることで、魚の旨みが凝縮され、深い味わいを楽しむことができます。

うおまさカフェ
住所福井県大野市明倫町9−10
営業時間午前11時30分~午後15時
定休日火曜日・日曜日

茶屋おがまち

おがまち

茶屋おがまちは、古民家をリノベーションしたレストランで、カフェとしても利用することができます。

こちらのお店では、ランチ、カフェ、ディナータイムと時間帯によって異なるメニューが提供されています。

特におすすめなのは、舞茸丼。

舞茸は、香り高く食感も楽しめる美味しいきのこです。

この舞茸を使った丼ぶりは、ご飯の上にたっぷりと盛られ、香ばしい舞茸の風味が広がります。

一口食べると、舞茸の旨味とご飯が調和し、絶妙な味わいを楽しむことができます。

茶屋おがまち
住所福井県大野市明倫町6−29
営業時間午前11時~午後21時
定休日月曜日
公式サイト:https://www.ogamachi.com/

大野市の穴場スポット

福井県大野市の隠された魅力を秘めた穴場スポットを探索しましょう。

美しい自然、星空観賞、歴史的建造物、名水百選に選ばれた清水まで、知られざる大野市の魅力を紹介します。

大野市には魅力が満載です。

福井県自然保護センター

福井県自然保護センター

福井県自然保護センターは、六呂師高原にあり自然や星を楽しむことができ、子どもと行くのもおすすめです。

四季折々の自然の美しさを体感でき、のんびりした心地よい時間を過ごせることでしょう。

福井県大野市は、星空がきれいな場所としても有名です。

大野のシバザクラ

シバザクラ

シバザクラは、4月下旬から5月中旬にかけて開花するのが一般的です。

春の開花時期には、大野市内で「シバサザクラまつり」も開催。

特に、5月4日から5日にかけて行われるイベントでは、多くの人々が訪れ、賑わいを見せます。

大野市の中でも、飯降山周辺の農道が「シバザクラロード」として知られています。

この農道はシバザクラで覆われ、美しいピンク色の花が道路の両側を彩ります。

春の陽気の中、シバザクラの花を見ながら散策することは、心を癒してくれるでしょう。


本願清水イトヨの里

イトヨの里

イトヨの里は、貴重な天然記念物であるイトヨを見ることができる場所。

イトヨは、大野市の特産魚として指定されており、美しい体色や特徴的な形状を持ち、水中で優雅に泳ぐ姿が観察できます。

イトヨの里は平成の名水100選にも選ばれており、その名の通り美味しい水も味わうのもいいかもしれません。


朝倉義景墓所

朝倉義景墓所

大野市には、朝倉義景公の墓所があり、その周辺は義景公園として整備されています。

朝倉義景は戦国時代の武将であり、福井県の歴史において重要な存在です。

義景公園内には「義景清水」と呼ばれる名水も存在します。

福井県は美味しい水が知られており、義景清水もその一つです。
 
朝倉義景墓所と義景公園はこちらの記事を参考にしてください。


猫島(トトロ)

猫島

猫島は、大野市にある穴場スポットで、田んぼの真ん中に位置する不思議でかわいい形の島です。

トトロと呼ばれることもあり、季節によって見え方が異なります。

猫島への行き方はこちらの記事を参考にしてください。

大野の観光スポットを訪れた感想

大野城

今回訪れた大野市は、福井県の豊かな自然と歴史が息づく場所。

「小京都」とも称される街は、まるで時がゆっくり流れるような静寂と和の美しさに包まれています。

朝市での地元の人々との交流や、名水百選にも選ばれた「御清水」の清涼な味わいは、訪れた人の心を和ませてくれます。

御清水

越前大野城の天守閣からの眺めは、まさに息をのむ美しさでした。

また、COCONOアートプレイスでのアートと古民家の調和は、新旧の美が交わる大野市ならではの体験。

伊藤順和堂のきんつばの甘味やうおまさカフェの熟成鯖の醤油カツ丼は、大野ならではの味を楽しめます。

うおまさcafeのランチ

夜にライトアップされる越前大野城やシバザクラのピンクが彩る春の光景は、訪れる人々にとって忘れられない思い出になるでしょう。

大野市の訪問は、自然と文化、そして人々との絆を感じられる、心温まる時間でした。

まとめ

芝生広場

今回は、福井県の大野市をしらべました。

大野には、以下のようなスポットがあります。

  • 地元の食材が並ぶ七間朝市
  • 名水百選の御清水
  • 天空の城と呼ばれる越前大野城
  • 伊藤順和堂のきんつば
  • COCONO(ココノ)アートプレイス

大野市は自然が豊かで、名水の町として知られており、数多くの清水が点在していました。

街中にはたくんさんの名水スポットがあり、ペットボトルなどに水をくんで帰る方も多いです。

大野市の名水は飲み水としてだけでなく、地元の飲食店や茶屋でも使用されており、その美味しさと品質の高さが評価。

名水を味わいながら散策することで、大野の自然の豊かさと水の恵みを実感することができます。
 

最近では、越前大野城が天空の城として有名であり、多くの人々がその美しい姿を撮影しに訪れています。

越前大野城は、その独特の立地や歴史的価値から、風景写真や観光写真のロケーションとして人気上昇中!
 
また、2021年4月には道の駅 越前おおの 荒島の郷がオープンしました。

大野市は、今後もさらににぎわっていきそうなエリアです。

機会がありましたら、「結の故郷 越前おおの」へ足を運んでみてください。

今回はダイジェストで、福井しらべ 大野バージョン(大野しらべ)をお伝えしました。
お伝えしたのは、ほんの一部ですので、ぜひ、いろいろな名所を探してみてください。
こちらのページでは、今後も大野市の観光名所や面白いスポットを調べて更新していきます。

福井県の観光地はこちら↓

観光地のエリアごとはこちらの記事を参考にしてください。
⇒ 福井駅周辺
⇒ 三国町
⇒ 勝山市
⇒ 越前市
⇒ 鯖江市
⇒ 敦賀市
⇒ 小浜市

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