敦賀市が見逃せない!有名な観光スポットは?おすすめの場所はどこ?

敦賀市の観光スポット

『有名な港町 敦賀市を知っていますか?』
 
明治時代は世界への玄関口だった敦賀。

  • 敦賀にはどのような観光スポットが存在するのでしょうか?
  • 訪れるべきおすすめの場所はどこなのでしょう?
  • 敦賀で味わえる有名な食べ物はどのようなものがあるのでしょうか?

今回は、福井県敦賀市の観光スポットをしらべました。

目次

敦賀市

JR敦賀駅の待ち合わせ


敦賀市は福井県の南西部に位置し、原子力発電所が集中していることで知られる地域です。

全国で加工される昆布の80%以上を生産するなど、海産物加工業において重要な役割を担っています。

敦賀市は海に面した立地を生かし、海の幸を活用した産業が充実。

交通の要所としての歴史も持ち、東京の新橋駅から金ケ崎駅を結ぶ国際連絡列車の運行や、明治時代のロシアへの直通定期船など、国際的な交流の窓口としての役割も果たしてきました。

敦賀は、その立地から大陸への玄関口とされ、歴史的にも重要な地位を占めています。

今回は、福井県の敦賀市をしらべてみました。
敦賀市の観光 虎の巻「敦賀しらべ」です。

JR敦賀駅

敦賀のotta

JR敦賀駅は新しくなり、北陸新幹線が2024年3月16日に開業します。

駅前には、TSURUGA POLT SQUARE 「otta」(ツルガポルトスクエア オッタ)が2022年9月にオープンしました。

ottaには、ホテル、飲食・物販テナント(ちえなみき、中道源蔵茶舗魚とごはん ますよねなど)が入っています。

JR敦賀駅周辺はこちらの記事↓

敦賀駅前にはシンボルロードがあり、アーケード商店街になっています。

敦賀市の観光スポットは?

敦賀赤レンガ倉庫とキハ

ここでは、敦賀市内にある有名観光地を中心に紹介します。

特に、氣比神宮、敦賀赤レンガ倉庫、そして日本海さかな街は、訪れる人々でいつも賑わう人気スポットです。

これらは敦賀市の魅力や歴史、文化を体感することができる場所で、美しい景観や風物詩、新鮮な食べ物を通じて、敦賀の魅力を楽しむことができます。
 
観光スポットはJR敦賀駅からは、少し離れているの所も多いので、移動はシェアサイクルが便利↓

敦賀駅前のシンボルロード

シンボルロード

敦賀駅前にある通り、通称「シンボルロード」には、松本零士の名作『銀河鉄道999』と『宇宙戦艦ヤマト』のキャラクター像が立ち並んでいます。

これらの名場面を再現したブロンズ像が多数展示されており、気比神宮までの約1.2キロメートルにわたって、様々なモニュメントが訪れる人々を迎えています。

散歩ついでに、お気に入りのモニュメントを探してみてください↓

氣比神宮

気比神宮


氣比神宮の入口を飾るのは、高さ約11メートルの壮大な大鳥居。

毎年9月2日から15日にかけて、「氣比神宮例祭」が開催されます。

この期間中には、山車巡行をはじめとする多彩なイベントが行われ、多くの訪問者で賑わいます。

氣比神宮は記事を参考にしてください↓

気比神宮

住所:敦賀市曙町11-68
駐車場:あり 無料

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分
JR敦賀駅より 車で約5分

バス
JR敦賀駅より コミュニティバス「松原線」で約4分「氣比神宮前」停留所下車
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約3分 「氣比神宮」停留所下車

金ヶ崎城址・金崎宮

金ヶ崎宮

金崎宮は、南北朝の戦いで金ヶ崎で亡くなった、恒良親王と尊良親王を祀る神社です。

春は桜の名所として知られる場所で花換まつりが行われます。

歴史的に重要なスポットの金ヶ崎城址もあります。

金崎宮

金ヶ崎城は、新田義貞が足利軍と激戦を繰り広げた城跡であり、また、「金ヶ崎の戦い」と呼ばれる織田信長の撤退戦が行われた舞台でもあります。

この戦いで、窮地に陥った織田信長を豊臣秀吉が救いました。

金ヶ崎城跡は、その歴史的価値を認められ、国の史跡に指定されています。

金ヶ崎城址・金崎宮に関しては、こちらの記事を参考にしてください↓

金崎宮・金ヶ崎城跡

住所:福井県敦賀市金ヶ崎町1-1
駐車場:あり 無料

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分
JR敦賀駅より 車で約10分

バス
R敦賀駅より コミュニティバス「海岸線」で約6分「金崎宮口」停留所下車、徒歩約5分
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約8分 「金崎宮」停留所下車

杉原千畝の「人道の港 敦賀ムゼウム」

敦賀ムゼウム

人道の港 敦賀ムゼウムは、杉原千畝の素晴らしい業績を知ることのできる場所です。

1940年にユダヤ人難民が命のビザを持ってこの地に上陸しました。

人道の港 敦賀ムゼウムの場所は、金ヶ崎緑地。
2020年にリニューアルして、同じ場所に建物は当時のものを復元しています。

人道の港 敦賀ムゼウムの詳細記事↓

人道の港 敦賀ムゼウム

住所:福井県敦賀市金ケ崎町23−1
開館時間:午前9時から午後5時まで
休館日:水曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
金額:500円

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約8分 「金ヶ崎緑地下車」
JR敦賀駅より 車で約8分
赤レンガ倉庫から徒歩約5分

敦賀赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫は、南棟がレストラン館に、北棟がジオラマ館にそれぞれ変身しています。

倉庫の前では、かつて小浜線で急行「わかさ」として1961年から1999年まで活躍した『キハ28形』気動車が展示されています。

ジオラマ館内では、昭和時代の敦賀を再現した鉄道模型などが展示されており、訪問者は有料(一般400円)でその歴史的風景を楽しむことができます。開館時間は9:30から17:30までです。
 
詳しくはこちらの記事↓

敦賀赤レンガ倉庫

住所:福井県敦賀市金ヶ崎町
開館時間:9:30 ~ 22:00
休館日:水曜日(祝日の場合その翌日)
駐車場:あり(無料)

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分、JR敦賀駅より 車で約7分

バス
JR敦賀駅より コミュニティバス「海岸線」で約8分「金ヶ崎緑地」停留所下車
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約10分「金ヶ崎緑地」停留所下車

レストラン館、オープンガーデンの入場は無料。
ジオラマを見るのは有料です。

旧敦賀港駅舎

敦賀鉄道資料館

旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館)は、鉄道の歴史を深く知りたい方や鉄道愛好家には外せない訪問地。

当時の敦賀港駅舎を忠実に再現したこの資料館は、貴重な展示品、古い写真、精巧な模型を通じて、訪れる人々に鉄道の魅力を伝えています。

敦賀市のマンホールカードも旧敦賀港駅舎で配布していました。

鉄道の発展と歴史、そして文化に関心がある方、または建築に興味を持つ方々にも、この資料館は特別な体験を提供します。

旧敦賀港駅舎

住所:敦賀市港町1-25
開館時間:午前9時から午後5時
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)12月29日~1月3日
金額:入場無料

<交通アクセス>
JR敦賀駅からコミュニティバス「市街地循環線」「海岸線」で「金ヶ崎緑地」下車
JR敦賀駅から「ぐるっと敦賀周遊バス」で「金ヶ崎緑地」下車
北陸自動車道敦賀ICから車で約10分
JR敦賀駅から車で約7分

旧敦賀港駅ランプ小屋

ランプ小屋

鉄道愛好家や蒸気機関車のファンには、敦賀市のランプ小屋がおすすめの訪問地。

この施設では、蒸気機関車に使われた古いランプが数多く展示されており、かつての鉄道旅行の雰囲気を感じ取ることができます。

ランプの展示には、それぞれの使われ方や歴史に関する詳しい説明が付いており、訪れる人々に鉄道の歴史や背景に深い理解を提供。

鉄道の黄金時代に思いを馳せたい方は、ランプ小屋での時間を楽しんでください。

ランプ小屋の記事はこちら↓

ランプ小屋

住所:敦賀市金ヶ崎町56
開館時間:午前9時から午後5時
年中無休(年末年始は公開休止)
金額:入場無料

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約8分 「金崎宮」停留所下車
JR敦賀駅より 車で約8分
赤レンガ倉庫から徒歩約5分

場所は、金ヶ崎の駐車場すぐ近くにあり、小さくて見落としやすいので注意してください。

金ヶ崎緑地

敦賀ムゼウム

金ヶ崎緑地は、敦賀市内の美しい緑地公園で、敦賀港の開港100周年を記念して造られました。

この公園は、敦賀港の素晴らしい雰囲気を満喫できる魅力的な場所です。

広々とした敷地には、豊かな緑の庭園や歩きやすい散策路が整備されており、訪れる人々は港の美しい景色や穏やかな海を背景に、リラックスした時間を過ごすことができます。

金ヶ崎緑地

住所:福井県敦賀市金ヶ崎町
駐車場:あり(無料)

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分、JR敦賀駅より 車で約7分

バス
JR敦賀駅より コミュニティバス「海岸線」で約8分「金ヶ崎緑地」停留所下車
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約10分「金ヶ崎緑地」停留所下車

帆船のデッキを模し、海に突き出したボードデッキもあります。

敦賀市立博物館

敦賀市立博物館

敦賀市立博物館では、当時の建築様式や内装が忠実に再現されており、訪れる人々に昭和初期の雰囲気を感じさせてくれます。

旧大和田銀行本店は、昭和2年に建てられた歴史深い建物で、現在は博物館として公開。

北陸で最初に設置されたエレベーターや大金庫などの当時の設備も見ることができ、大和田銀行の歴史や地域経済への貢献に関する展示を通じて、地元の歴史を深く知ることができます。

敦賀市立博物館

住所:福井県敦賀市相生町7-8
駐車場:あり
相生道り土蔵前、博物館通り共用駐車場(無料)

開館時間:10:00~17:00
休館日:毎週月曜日
(月曜日が休日にあたる場合はその翌日)、祝日の翌日、年末年始

入館料:一般300円
高校生以下無料

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分、JR敦賀駅より 車で約5分

バス
コミュニティバス松原線・金山線・常宮線・山公文名線
「神楽町」バス停下車 徒歩約5分

博物館近くには、安倍晴明ゆかりの「晴明神社」があり、博物館通りには、町家カフェ キトテノワ などもあります。

気比の松原

気比の松原

気比の松原周辺は、散歩好きにとって理想の場所です。

夏季には、この地域の美しい海岸線に魅了され、多くの人々が海水浴を楽しみに訪れます。

自然に恵まれた気比の松原では、木々に囲まれた散策路が整備されており、散歩やジョギングを楽しむ人々でいつも賑わっています。

気比の松原の詳細情報はこちら↓

気比の松原

住所:福井県敦賀市松島町
駐車場:あり

※駐車場は夏場は有料になります。

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約13分、JR敦賀駅より 車で約10分

バス
JR敦賀駅より コミュニティバス「松原線」で約12分「気比の松原」停留所下車
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約15分「松原海岸」停留所下車

駐車場は無料ですが、夏場は有料になります。

海岸をウォーキングしている人や浜辺で釣りをしている人もいます。

敦賀ヨーロッパ軒

敦賀ヨーロッパ軒

敦賀ヨーロッパ軒本店は、昭和14年創業の敦賀市にある歴史深いレストランです。

この店の代名詞であるソースカツ丼は、サクサクの衣とジューシーなカツが特製ソースと見事に調和し、ご飯の上で豪華な一皿を形成します。

福井では定番のソースかつ丼です。
価格は990円でした。(訪問時の参考価格)

独特な風味と満足感を提供するソースカツ丼は、地元住民や訪問者から長年にわたり愛されてきました。

一度この味を体験すると、その魅力に引き込まれること確実です。
 
敦賀ヨーロッパ軒 本店:敦賀市相生町2-7

※敦賀には、ヨーロッパ軒の分店もあります。
敦賀駅前店:敦賀市清水町2丁目19-1
敦賀金山店:敦賀市金山79-5-2
敦賀中央店:敦賀市中央町2丁目1004
敦賀岡山店:敦賀市岡山町2丁目804

日本海さかな街

日本海さかな街

日本海さかな街は、鮮魚店、土産物店、飲食店などが連なり、市場のような賑やかな雰囲気が漂うスポット。

この地域では、豊富な海産物が毎日新鮮な状態で販売されています。新鮮な魚介類や海産物を直接購入することができるので、地元の味を堪能したい方にはぴったりの場所です。

さかな街では、海鮮丼や刺身、寿司など、さまざまな海産物の料理を楽しむことができます。

地元の食材を使った美味しい料理が揃っているため、観光客の方々にも人気のスポットです。

日本海さかな街

住所:福井県敦賀市若葉町1−1531
駐車場:あり

営業時間:8時30分~18時00分(8時30分から順次開店)

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分、JR敦賀駅より 車で約10分

バス
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約10分

その他の場所

キトテノワの外観

街歩きをしたい方は、敦賀市立博物館周辺があります。

みなとつるが山車開館や安倍晴明と関わりのある晴明神社、レトロなカフ「キトテノワ」などがあり、散策するのも楽しいかもしれません。

釣りが好きな方に人気なのが、敦賀新港海釣り公園です。

敦賀新港海釣り公園に関しての情報はこちら↓

敦賀の観光スポットを訪れた感想

敦賀のotta

今回、訪れたのは福井県の南西部、豊かな自然と深い歴史が息づく敦賀市。

この街は海の幸に恵まれ、その日のうちに水揚げされた新鮮な海産物を味わうことができることで知られています。

気比神宮大鳥居

私の敦賀散策は、敦賀のシンボルである「氣比神宮」から始まりました。

赤い巨大な鳥居は、厳かな雰囲気を漂わせ、参拝するだけで心が洗われるような感覚になりました。

次に向かったのは、敦賀市の歴史を感じさせる「敦賀赤レンガ倉庫」

ジオラマ

赤いレンガの壁が印象的なこの建物は、かつての繁栄を今に伝える貴重な場所で、中では敦賀の歴史、文化が紹介され、巨大な鉄道模型のジオラマは訪れる人々を魅了して止みません。

昼食の時間には、「日本海さかな街」へ訪れました。

ここでは、目の前でさばかれる魚を始めとする様々な海産物をその場で味わうことができ、特に海鮮丼は絶品。

ますよねのお造り

新鮮な海の幸に舌鼓を打ちながら、敦賀市の豊かな食文化に改めて感動しました。

観光の合間に、敦賀市立博物館も訪れました。

ここでは、市の歴史や文化が紹介されており、特に地元の歴史について深く知ることができます。

敦賀市立博物館

敦賀市がいかにして発展してきたかが、展示を通じて生き生きと伝わってきます。

この旅で感じたのは、敦賀市がただの田舎町ではなく、歴史的にも文化的にも豊かな地域であるということ。

海の幸はもちろんのこと、歴史や伝統が息づき、訪れる人々に新たな発見を与えてくれます。

まとめ

敦賀駅

今回は、福井県の敦賀市の観光スポットを中心にしらべしました。

敦賀市は、その海辺の立地を活かした歴史豊かな港町。

この地域は、海水浴や釣りといったマリンレジャーのための絶好の場所であり、訪れる人々に様々な水辺のアクティビティを提供しています。

敦賀市は長い間にわたり栄えた港町としての面影を色濃く残しており、古き良き時代の景観や保存された歴史的建造物を通じて、かつての港町の生活や文化を体験することが可能です。

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