敦賀の小刀根トンネル(旧北陸線のトンネル)はどんな所?行き方は?

小刀根トンネル

「小刀根トンネルを知っていますか?」

旧北陸線のトンネルで蒸気機関車が走っていたトンネル。

  • 小刀根トンネルはどんなトンネルなの?
  • 場所はどこにあるの?
  • 小刀根トンネルの感想はどうだったの?

今回は、敦賀市にある貴重な歴史遺産「小刀根トンネル」を調べてみました。

目次

小刀根トンネル

小刀根トンネル

小刀根トンネル(ことねトンネル)は、敦賀市にある旧北陸線のトンネルです。

明治14年に完成したトンネルで、現存する日本最古の鉄道トンネル。

蒸気機関車のD51は、このトンネルのサイズに合わせて造られたとも言われています。

小刀根トンネル

当時の姿のまま保存されたトンネルを通り抜けることができます。

小刀根トンネルは、長さ56m。総高6.2m、全幅16.7m

敦賀と南越前町(今庄)には、北陸本線旧線のトンネルが今も残っています。

小刀根トンネルの場所と行き方

小刀根トンネルの行き方

トンネルがある場所は、国道8号線から入った道にあります。

入り口には、小刀根トンネルと書かれた案内看板がありますので、目印にしてください。

小刀根トンネルの案内板

電車の場合は、最寄りの駅がJR新疋田駅

小刀根トンネルまでは、駅からからは約5kmほどあります。

JR新疋田駅の記事はこちら↓

駐車場はあるの?

小刀根トンネルの駐車場

小刀根トンネルの入り口脇が広場になっていて、車を止めることが可能です。

トンネルを超えたところもスペースがありました。

トンネルの先の道を進むと、草が多くなり、Uターンして戻る必要があります。

トンネルの中はどうなっている?

選奨土木遺産プレート

トンネル入口には、選奨土木遺産プレートがあります。

トンネル内はライトはなく真っ暗。

天井から水がポツポツ落ちてきて、トンネル中央部分は怖い感じします。

トンネルの下段は岩になっていて、上部はレンガになっています。

下半分が石積み造り

内部は下半分が石積み造りで、上半分はレンガ積みでした。

レンガの積み方にも種類がありました。

蒸気機関車のサイズに合わせて作られたトンネルで、幅は狭めで思ったより小さく感じました。

トンネルカード

トンネルカード

旧北陸線トンネルのトンネルカードがあります。

鉄道遺産のトンネルをカードにしたトンネルカードで、鉄道ファンは集めている方もいます。

カードは全部で15種類あり、小刀根トンネルはレアカードです。

トンネルカードの詳細はこちら↓

小刀根トンネルを訪れた感想

秋深いある日、私は歴史を求めて敦賀市に位置する小刀根トンネルへと足を運んだ。

明治時代の息吹を今に伝えるこのトンネルは、日本最古の鉄道トンネルとしての威厳を静かに保っていた。

トンネルへの入口は控えめで、その存在感は周囲の自然と調和している。

小刀根トンネルの案内板

国道8号線から分岐し、小刀根トンネルの看板を見つけた瞬間、ワクワクが高まった。

入口脇の広場に車を停め、歴史の息吹を感じながらトンネルへと向かった。

全長わずか56メートルのトンネルであるが、その歴史の重みは計り知れない。

小刀根トンネル

トンネルの中に一歩足を踏み入れると、まるで時代を超えた旅人のような気持ちになった。

内部は完全に暗く、上部からは水滴がポツポツと落ちてくる。

トンネル内の湿気と冷たい空気が、過ぎ去った時代の静寂を物語っていた。

下半分が石積み造り

下半分は岩石で、上半分はレンガで作られており、このトンネルが、かつては蒸気機関車D51が通過した道だと思うと、歴史の重みが心に響いた。

トンネル内の空間は狭く、かつての列車のサイズに合わせて造られたことが容易に想像できた。

トンネルの反対側は草が生い茂り、まるでトンネルが異世界への入口であったかのような錯覚に陥る。

過去と現在を結ぶ架け橋のようなトンネルは、私にタイムスリップした気分を味わせてくれた。

まとめ

小刀根トンネルの入り口

今回は、敦賀市にある「小刀根トンネル」へ行ってみました。

敦賀にある旧北陸線のトンネルの一つが小刀根トンネルです。

鉄道遺産の旧北陸線トンネル群の一つです。

現存する日本最古の鉄道トンネルが小刀根トンネル。

小刀根トンネル

今も残る貴重な歴史遺産です。

鉄道に興味がある方におすすめのスポットです。

敦賀には、樫曲トンネルもありますので機会がありましたらみてみてください↓

小刀根トンネルのアクセス

小刀根トンネル
住所福井県敦賀市刀根

国道8号線から分岐した県道の脇道にあります。

最寄りの駅になるJR新疋田駅からは約5km。

敦賀の観光スポットの記事↓

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