<福井しらべ>
敦賀の金崎宮を知っていますか?

金ヶ崎山の中腹にある
金崎宮(かねがさきぐう)

金ヶ崎城址の麓にある神社で、
約1000本のソメイヨシノがあり桜の名所として知られています。
春の桜はライトアップもされます
金崎宮では、
4月1日~15日に神事・花換まつりが行われます。
金崎宮は、南北朝の戦いで金ヶ崎で亡くなった、
恒良親王と尊良親王を祀る神社です。
住所:福井県敦賀市金ヶ崎町1-1
駐車場:あり 無料
<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分
JR敦賀駅より 車で約10分
バス
R敦賀駅より コミュニティバス「海岸線」で約6分「金崎宮口」停留所下車、徒歩約5分
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約8分 「金崎宮」停留所下車

春には、千本桜が咲き乱れます。
ここで行われる、
花換まつりは有名な春のイベントです。
花換まつり
花換まつりとは、
金崎宮へ桜見物に訪れた男女が「花換えましょう」と声をかけあい、
桜の小枝を交換することで思いを伝えたといわれる、ロマンチックなお祭りです。
花換まつりは、
桜の時期4月上旬に行われます。
「花換え」をしたカップルは将来幸せに恵まれるといわれています。
金崎宮のキャラクター
福娘 香恋(かれん)ちゃん

金崎宮は「恋の宮」
花換祭が行われるようになったのは、明治40年代と伝えられています。
「花換祭」は当宮の境内の桜が咲く盛りの約10日間行われ、
桜の枝に恋愛成就を祈願します。
幸せを込めて人々がその花を交換し、福を願う神事です。
戦後はの男女の縁を取り持つ場でしたが、
現在は、縁を願う宮へと変わり、毎年大勢の人が訪れています。

恋愛成就の恋の宮として人気です。
良縁を願う方にぜひ!
金ヶ崎城跡
金ヶ崎城跡は、
歴史好きには必須の定番スポット。

敦賀湾を一望する小さい山には、
『金ヶ崎城跡』があります。
新田義貞が足利軍と戦った城跡。
織田信長の撤退戦である「金ヶ崎の戦い」の舞台となった城で、
窮地に陥った織田信長を豊臣秀吉が救った場所。
金ヶ崎城跡は、
国の史跡に指定されています。
地図のように、
金ヶ崎から、天筒山、中池見へとつながっています。

時間と体力がある方は、
金崎宮の上にある 月見御殿(月見崎)へ行くのがいいです。
戦国時代などにも武将が月見をしたと伝えられている場所
※月見御殿までは、
少し山を登らないといけませんので、歩きやすい格好がいいです。
どんな雰囲気なのかは、
こちらの動画で確認してください。
急で長い階段もありますが、
上からの見晴らしがいいです。
月見御殿
金ヶ崎の最高地(海抜86m)
月見御殿からの眺め

敦賀湾が一望できます。
途中で金ヶ崎緑地が見渡せる場所もあります。

エンジ色の三角屋根の建物は、
杉原千畝の命のビザがある人道の港 敦賀ムゼウムです。

金ヶ崎の退き口と呼ばれる、
歴史的にも大きなポイントとなった地です。
「金ヶ崎の戦い」、「金ヶ崎崩れ」とも言われます。
歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
<まとめ>
金崎宮は、
春の桜の時期は多くの人が訪れる
花見スポットになっています。
恋愛成就や難関突破に御利益のある神社。
また、
金ヶ崎城跡は、
歴史に深い係わりのある場所です。
金ヶ崎周辺には、
このような観光名所があります。
- 旧敦賀港駅ランプ小屋
- 人道の港 敦賀ムゼウム
- 金ヶ崎緑地
- 敦賀鉄道資料館
- 気比神宮
- 敦賀赤レンガ倉庫
金ヶ崎緑地は、潮風を感じながら、
散策できる公園なので散歩に向いています。
釣り好きな方には、その少し先に釣り公園がありますので、
そちらに行くのも良いです。
いかがでしたか?
今回は「敦賀にある金ヶ崎宮」をしらべてみました。
機会がありましたら、訪れてみてください。
難関突破と恋の宮といわれる神社です。