敦賀のパワースポット!気比神宮はどんな神社なの?参拝した感想は?

気比神宮

敦賀市にある氣比神宮を知っていますか?

気比神宮は、福井県内で初詣の参拝者数がトップクラスを誇ります。

  • 気比神宮は一体どのような神社なのでしょうか?
  • 神社でのお祭りはどの時期に行われるのでしょうか?
  • 参拝した感想はどうだったのでしょうか?

今回は、敦賀市に鎮座する気比神宮を調べました。

目次

気比神宮ってどんな神社なの?

気比神宮

福井県敦賀市に位置する氣比神宮は、「北陸道総鎮守」と称され、朝廷からも重視されている由緒正しい神社。

主祭神は伊奢沙別命(いざさわけのみこと)で、多くの信仰を集めています。

建立は飛鳥時代に遡り、日本三大鳥居の一つを擁することでも知られています。

大鳥居は、神聖な場所への入口としての重要な役割を果たしており、日本の伝統的な建築様式を象徴。

神社周辺は自然に恵まれており、散策や敦賀市内の他の観光地との組み合わせで訪れるのもおすすめです。

気比神宮の大鳥居

気比神宮大鳥居

昭和20年の「敦賀大空襲」ではこの大鳥居を残して、気比神宮は焼けてしまったそう。

しかし、その後の「昭和の大造営」により再建され、現在の気比神宮が存在しています。
 
気比神宮大鳥居は、江戸時代初期の1645年に建立された木造朱塗りの鳥居。
・高さ10.93メートル
・柱の間の距離7.45メートル。

国の重要文化財に指定されています。

塗替工事の鳥居

保存修理工事

深い朱色の光沢を放つ大鳥居。

塗替工事が気比神宮大鳥居で30年ぶり(2016年10月〜2017年12月)に行われ、保存修理工事は2017年12月30日完了。

前回は30年前の1986年〜1987年に行われました。

特に、神社名が金箔で張り直された部分は、敦賀のシンボルとしても知られています。

パワースポットの気比神宮

気比神宮の縁結び桜

気比神宮の守護神、伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は、食べ物の神として尊崇され、農漁業、海上安全、そして日々の生活の全てを見守り、豊かな恵みを授けると信じられています。御利益は多岐にわたります。

また、近年では、気比神宮は縁結びの聖地としても名高く、恋の社や縁結び桜、気比の恋みくじなど、恋愛に関わる多くのアイテムやスポットが設けられています。

これらの場所は、恋愛成就を願う人々にとってのパワースポットとしても、多くの信仰を集めています。

気比神宮の境内にあるもの

長命水

境内は自然に囲まれ、散策やリラクゼーションにも最適です。

境内には猿田彦神社、九社の宮、本宮、拝殿、大神下前神社、児宮、鹿角神社など、複数の社殿があります。

また、ユーカリの木や松尾芭蕉の碑、旗揚松、長命水、亀の池など、見どころも豊富。

特に、松尾芭蕉が「おくのほそ道」で訪れた歴史がある神社で、文化的な背景も感じられます。

松尾芭蕉の像

松尾芭蕉の像

境内には芭蕉の像があります。

松尾芭蕉も「おくのほそ道」で訪れたという由緒ある神社で、1689年に訪れ、2つの歌を残しています。

「月清し遊行のもてる砂の上」

日本百名月に認定されています。
松尾芭蕉が求めた名月の地

今でも気比神宮を訪れる人々は、芭蕉が辿った足跡を感じながら参拝することができます。

ユーカリの木(市指定天然記念物)

ユーカリの木

気比神宮には、ユーカリの木(市指定天然記念物)があります。

高さは10m以上。

昭和11年(1936年)、陸軍の関係者が武運を祈願して献木したと伝えられています。

市の天然記念物に指定されています。

ユーカリの木は枝が折れてしまい、現在は1本の枝になっています。

亀の池

亀の池

「亀の池」を改修し、滝のある「神水苑」を整備しました。
 
神水苑は、大鳥居から入って右奥にあります。

意外と見落としやすいので注意してください。

亀の池

鯉が泳いでいて、緑や自然の豊かな境内です。
 
敦賀は名水湧出の地として有名です。

境内には「長命水」の名称で親しまれる水もあります

気比神宮の御朱印

気比神宮の御朱印

気比神宮の御朱印は、拝殿の西側の社務所で授かれます。

初穂料:300円

気比神宮では御朱印以外にもさまざまなお守りや神社グッズも取り扱っています。

氣比神宮例大祭(敦賀まつり)

「氣比神宮例大祭」は、9月2日宵宮祭、3日神幸祭、4日例大祭、5日より10日迄後祭、15日の月次祭を以って終わります。(氣比の長祭として有名です。)

氣比神宮例大祭は「敦賀まつり」と呼ばれています。

「敦賀まつり」の日程:令和元年9月1日(日曜日)から9月4日(水曜日)

敦賀まつりでは、「山車巡行」も行われ、太鼓や笛の音楽とともに町を練り歩きます。

なお、具体的な日程や内容は年によって異なる場合がありますので、訪れる際には事前に最新の情報をご確認ください。

気比神宮の感想

日差しの柔らかな午後、私は歴史と神秘に包まれた敦賀市の気比神宮を訪れました。

地元では愛情を込めて「けいさん」と呼ばれるこの神社は、木造の大鳥居が迎えてくれます。

国の重要文化財にも指定されているその鳥居は、日本三大木造大鳥居の一つとされ、その雄大な姿は訪れる人々に深い印象を与えます。

神社への道は、敦賀駅から徒歩でたどり着くことができ、その道すがらには敦賀の日常が静かに流れています。

正面と裏側には訪問者のための無料駐車場が設けられ、訪れやすい環境が整えられていました。

気比神宮

境内に一歩足を踏み入れると、長い歴史を感じさせる木々に囲まれ、丁寧に管理された境内は、訪れる人々に清々しい気持ちで参拝をさせてくれます。

1300年の歴史を誇る長命水は、この地の神秘を今に伝えるかのようでした。

かつては俳聖松尾芭蕉もこの地を訪れ、その足跡は今も神社の歴史の一部として刻まれています。

気比神宮と松尾芭蕉

神社の見どころは多く、その一つ一つが深い見応えを提供してくれます。

参拝の際、私は神聖な雰囲気に包まれながら、無事に御朱印をいただくことができました。

その一瞬一瞬が心に深く刻まれ、この神社の神聖さを改めて感じさせてくれました。

気比神宮は単なる観光地ではなく、心を清め、再び日常へと戻る力を与えてくれる場所です。

まとめ

気比神宮

今回は、敦賀の「気比神宮」をしらべしました。

敦賀のシンボル的な存在の気比神宮は、大宝2年(702)に建立されたと言われ、歴史のある神社です。

地元では、「けいさん」と呼ばれています。氣比神宮は、敦賀のパワースポットの一つ。

<気の文字に関して>

「気比神宮」「氣比神宮」

第二次世界大戦後、「 氣 」は「 気 」へと変わっていきました。(アメリカGHQの要求で文字が変更されました)

氣(気)はエネルギーです。
・氣 米は、八方広がりという意味
・気 〆は、閉じ込めるという意味

氣には、エネルギーが八方に広がる意味があり、本来の氣を使い「氣比神宮」と書くことが多いです。

気比神宮とあわせて敦賀市を楽しんでみてはいかがでしょうか。

敦賀には、海水浴、釣りなどのレジャーを楽しんだり、歴史も楽しめる観光地が数多くあります。

敦賀の観光地はこちらの記事をチェックしてください↓

氣比神宮へのアクセス

氣比神宮
住所敦賀市曙町11-68
御朱印あり
駐車所あり
公式サイト:https://kehijingu.jp/

<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分
JR敦賀駅より 車で約5分

駐車所あり:無料(正面大鳥居横、本殿東側)

<バス>
JR敦賀駅より コミュニティバスで約5分「氣比神宮」停留所下車

敦賀駅から気比神宮の通りには宇宙戦艦ヤマトなどの銅像があります。

また、敦賀には、安倍晴明ゆかりの地で、晴明神社もあります。

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