敦賀の金ヶ崎緑地を知っていますか?
金ヶ崎緑地公園には、不自然な一本の赤い棒が立っています。
「この赤い棒は何なの?」
金ヶ崎緑地公園にある、謎の赤い棒を調べてきました。
金ヶ崎緑地はどんなところ?


敦賀湾を一望する小さい山には、『金ヶ崎城跡』があり、その城跡の下にあるのが「金ヶ崎緑地」です。
織田信長の撤退戦である「金ヶ崎の戦い」の舞台となった城で、窮地に陥った織田信長を豊臣秀吉が救った場所。
金ヶ崎緑地は、敦賀市にある敦賀港開港100周年の一環として整備された、敦賀の港の雰囲気が楽しめる緑地公園になっています。
住所:福井県敦賀市金ヶ崎町
駐車場:あり 無料
<交通アクセス>
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分
JR敦賀駅より 車で約7分
バス
JR敦賀駅より コミュニティバス「海岸線」で約8分「金ヶ崎緑地」停留所下車
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約10分「金ヶ崎緑地」停留所下車

敦賀港のシンボル的な存在の公園です。
周辺には赤レンガ倉庫や旧敦賀港駅、「人道の港 敦賀ムゼウム」などがあり、港町敦賀のレトロな感じを楽しむことができる場所。
ライトアップされた夜の金ヶ崎緑地、赤レンガはとてもロマンチックで綺麗です。


金ヶ崎緑地は、港を眺め潮風に当たりながら散歩ができます。
<金ヶ崎緑地>
- 時計台
- 円形広場
- 芝生広場
- 人道の港敦賀ムゼウム-杉原千畝の資料館
- ボードウォーク
- ボードデッキ – 帆船のデッキを模してデザインされている
- モニュメント
金ヶ崎緑地の周辺には、旧敦賀港駅舎や赤レンガ倉庫もあります。
その金ヶ崎緑地には、不自然な一本の赤い棒(モニュメント)が立っています。
赤い棒(モニュメント)は何?

その公園の芝生には、赤い棒のようなものが立っています。

芝生の広場に、1本だけ棒が立っていますので、不自然で目立ちます。
この赤い物体の正体は、愛・地球博(愛知万博)に出品されたモニュメント。

名称は、「地球と握手」 愛・地球博・大地の呼吸
こちらのモニュメントは、福井県敦賀市金ヶ崎緑地に移設しています(2005年)
モニュメントの拡大写真

表面は凹凸があり、独特の存在感があります。
土を握り世界をつなぐ「地球と握手」
自然(地球)と共生(握手)がテーマのモニュメント。

小浜市にも愛・地球博(愛知万博)のモニュメントがあります。
ボードデッキ

帆船のデッキを模してデザインされているボードデッキ
海につきだした船先端の形をしたデッキですので、先端部分の感覚を楽しんでみてください。
海沿いのボードウォーク・ボードデッキからは、敦賀港を一望することができます。
向かい側には、海保の巡視船も停泊しています
潮風を肌に感じながら、のんびりとボードウォークを散策してみてください。
円形広場の地面には、欧亜国際列車などをイメージした地図があります。

敦賀は、歴史もあり、明治時代、世界への玄関口でした。
敦賀からロシアに渡り、ロシア鉄道を経て、ヨーロッパへ向かっていた場所です。
公園内には大きな時計台もあります。

このような雰囲気の整備された海沿いの広場になっていて、時々、イベントなども行われます。
人道の港敦賀ムゼウム
金ヶ崎緑地でメインになるのは、人道の港敦賀ムゼウム-杉原千畝の資料館

命のビザを発行した杉原千畝の資料館でその記録や資料として残っています。
詳しくはこちらの記事で
まとめ
金ヶ崎緑地は、散歩にも最適で、芝生で遊んだり、市民の憩いの場になったりしています。
周辺には、このような観光名所があります。
敦賀市にはシェアサイクルもあるので、手軽に市内を移動できます。
金ヶ崎緑地は、潮風を感じながら、散策できる公園です。
注意点として、金ヶ崎緑地は、釣りは禁止となっています。
釣り好きな方には、その少し先に釣り公園がありますので、釣り公園に行くのが良いです。
いかがでしたか?
今回は「敦賀にある金ヶ崎緑地」をしらべてみました。
機会がありましたら、訪れてみてください。