北陸新幹線で敦賀から東京へ行きたいんだけれど・・・
そんな時はこの記事をチェックしてください。
- 北陸新幹線で敦賀から東京へ行く方法は?
- 所要時間はどれぐらいかかるの?
- 東京までの料金はいくらかかるの?
今回は、敦賀から東京までの北陸新幹線の利用方法、所要時間、そして料金について詳しく紹介します。
北陸新幹線で敦賀駅から東京駅へ行く方法
北陸新幹線が開業し、敦賀から東京まで乗り換えなしで移動できるようになりました。
旅行者やビジネスパーソンにとって時間と労力の節約になり、より快適でスムーズな移動が可能です。
北陸新幹線には「かがやき」「はくたか」「つるぎ」があり、敦賀と東京間を1日に14往復運行。
車内は快適な設備が整っており、広々とした座席、フリーWi-Fi、電源コンセントを利用して快適な旅を楽しめます。
敦賀から東京への移動は、これまで以上に快適で便利になりました。
東京までの所要時間と料金
北陸新幹線「かがやき」を利用した場合、敦賀から東京までの所要時間と料金は以下の通りです。
- 敦賀駅 6:11発
- 東京駅 9:32着
- かかる時間:3時間21分
- かかる料金(通常期):1万6,360円(指定席)
※料金の内訳:運賃9,130円、特急券7,230円
※かがやきは全車指定席で、停車駅も少ないため早く着きます。
※はくたかを利用する場合は、所要時間、料金が異なります。
注意点として、最繁忙期の特急料金は400円増し、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きとなり、料金が変動するため注意してください。
「はくたか」に指定席で乗車する場合は、かがやきと同じ料金です。
ただし、「はくたか」には自由席車両があり、自由席を利用する場合は1万5,830円(新幹線eチケット)になり、少しだけ安いです。
かがやきのグランクラス料金比較
北陸新幹線には、最上級クラスのグランクラス(18席)が用意され軽食、飲料の提供があります。
グランクラスを利用するとかかる料金は約2倍(参考料金:3万2590円)
- グランクラス(かがやき):3万2590円
- グランクラス(はくたか):2万8410円(飲料・軽食なし)
※記載の時刻や料金は2024年3月時点のものです。今後、北陸新幹線を利用する際は、最新の運行情報やスケジュールを確認しておくことをおすすめします。
北陸新幹線は、全車グランクラスを連結していますが、はくたか、つるぎはアテンダントが乗車しないため、軽食・ドリンクの車内サービスはありません。
北陸新幹線と東海道新幹線の比較
敦賀から東京へ行く場合は、北陸新幹線以外に従来の東海道新幹線で行くことも可能。
特急しらさぎを利用して、米原駅、名古屋駅で東海道新幹線に乗り換えて東京駅へ行けます。
朝一で行く場合の所要時間と参考料金は以下のようになります。
- 敦賀駅 7:11発/米原駅7:45着
- 米原7:57発/東京駅10:12着
- 所要時間:3時間1分(乗換1回)
- かかる料金:14,140円〜
※名古屋駅でのぞみに乗り換えると東京駅着は10:06になります。
※記載の時間や料金は、電車や出発時刻、切符の購入方法によっても変わりますので、最新の情報を確認してください。
敦賀から東京への移動は、北陸新幹線と東海道新幹線があり、東海道新幹線を利用する場合は乗り換えが必要。
東京に9時台に到着したい場合は、北陸新幹線を利用すると便利です。朝6:11に敦賀発の「かがやき」を利用すれば、東京駅に9:32に到着することができます。
【北陸新幹線と東海道新幹線の比較】
- 北陸新幹線:所要時間:3時間21分、かかる料金(通常期):1万6,360円〜
- 東海道新幹線+特急:所要時間:3時間1分、かかる料金:14,140円〜
※東海道新幹線は乗り換えが必要です。
※乗車する電車によって、所要時間は変わるため参考時刻です。
北陸新幹線をお得に利用する方法
北陸新幹線を安く利用したい方には、e5489サービスを利用するのがいいです。
駅のみどりの窓口の購入する場合、割引価格はありませんが、e5489サービスを利用すると料金を安くすることができます。
e5489サービスの、eチケット早特1やeチケット早特14を利用すると通常よりも安く行けてお得。
- eチケット早特1は、1日前(1〜7日前)までに予約・購入することで、北陸新幹線の普通車指定席がお得に利用できます。
※乗車の1日前の23時までに予約すると割引価格で利用可能。 - eチケット早特14は、14日前(14日〜1ヶ月前)までに予約・購入することで、お得な料金になります。
e5489サービスの利用は、インターネットで予約し、クレジットカード、氏名・電話番号・メールアドレスなどの入力が必要です。
敦賀から東京へ一番お得に行けるのは、14日前に予約する「eチケット早特14」
事前に旅行や出張の予定が決まっている方は、「eチケット早特14」、「eチケット早特1」を利用すると窓口での切符購入よりも安く東京へ行くことができます。
北陸新幹線の車両
敦賀発の北陸新幹線は3つに分けられ、かがやき、はくたか、つるぎがあります。
北陸新幹線は12両編成で、普通車、グリーン車、グランクラスを連結しています。
より高い快適性を求める方には、グランクラスを選択するといいです。グランクラスは12号車に設定されており、敦賀から乗車する場合、列車の後方車両。
全車グランクラスを連結していますが、はくたか、つるぎはアテンダントが乗車しないため、軽食・ドリンクサービスはありません。
ただし、その分、はくたか、つるぎのグランクラスの料金が安くなります。
かがやき
かがやきは、敦賀から東京を約3時間21分で結びます。
かがやきの敦賀から東京の運行は、1日9往復で全て指定席。
北陸新幹線「かがやき」に乗車する際は、指定席特急券が必要です。かがやきには自由席が設定されていないため、事前に席を確保する必要があります。
※かがやきは、越前たけふ、芦原温泉、加賀温泉、小松に停車する列車もあります。
敦賀から東京間が最速で3時間21分。
はくたか
はくたかは、敦賀から東京を約3時間54分で結びます。
外観はかがやきと同じですが、自由席車両があり、かがやきよりも多くの駅に停車します。
東京への到着時間は「かがやき」に比べて遅いですが、はくたかには自由席が1~4号車に設定されています。
はくたかは、1日に敦賀から東京間を5往復する予定。
はくたかの停車駅は列車によって異なり、かがやきに追い抜かれるための待ち時間が長めの停車駅もあります。
また、はくたかは敦賀駅始発だけでなはく、金沢駅始発もあります。
つるぎ
つるぎは、敦賀から富山を最短1時間6分で結びます。
北陸新幹線つるぎは、各駅停車タイプで東海道新幹線の「こだま」のような存在です。
外観は、かがやき、はくたかと同じで、自由席、指定席、グリーン車、グランクラスがあります。
※つるぎのグランクラスは、アテンダントの乗車はなく、飲料、軽食の提供はありません。
つるぎは、敦賀駅から富山駅、敦賀駅から金沢駅を結ぶ新幹線になり、JR北陸線の特急の代わりになる存在。
敦賀駅では、サンダーバードやしらさぎと連結していて、名古屋、大阪方面へ向かう方に利用されます。
北陸新幹線の車内
北陸新幹線の車内は、薄いブラウンの柄の壁が基調で、落ち着いた雰囲気があります。
北陸新幹線は、車内の揺れも少なく、乗り心地が良く感じました。
東海道新幹線「のぞみ」は285km/h、東北・秋田新幹線の「はやぶさ」「こまち」は最高速度は320km/hのため、他の新幹線と比較するとスピードは遅めです。
新幹線の通常座席は、2席列と3席列の配置で、全ての新幹線にグリーン車とグランクラス車を連結し、グリーン車は11号車、グランクラスは12号車に配置されています。
全席にコンセントが設置
北陸新幹線の座席全席にコンセントがあります。
窓側の方は、足元のコンセントを利用し、他の席の方は、目の前の下部のコンセントを使用できます。
全席にコンセントも装備されていて、テーブルも大きめでPC作業もできる環境です。
大型のテーブル
北陸新幹線W7系のテーブルは大きめです。
収納式の大型テーブルなので、ノートパソコンを置いたり、駅弁を置いたり、使い勝手がいいです。
全ての席にテーブルがついていて、車内の騒音も少ない印象。
足元は広く、シートの背もたれについている枕は上下に動かして調整ができます。
車窓の風景
北陸新幹線の車窓を楽しみたい方は、座る席に注意してください。
かがやきは全車指定席制度が導入されており、席の移動はできないため、事前に席の位置を確認しておくことが大切です。
車窓風景は、富山湾、日本海が見れるA席側と福井ー金沢間で白山連峰、富山で立山連峰を望めるE席側があり、どちらをみたいかによって座る座席は変わります。
敦賀駅から金沢駅の区間
福井駅から金沢駅の区間では白山連峰を見ることができます。(白山は、E席側に見えます)
坂井平野ののどかな風景を楽しむことができ、金沢駅に近づくと高いビルが増えてきます。
敦賀駅周辺では海が見えますが、福井県内の他の区間では、ほぼ海を見ることができません。
福井の大きな川(九頭竜川)を横断しますが、新幹線のスピードは早いためわずかな時間です。
金沢駅から新潟の区間
富山で立山連峰の景色を楽しみたい方はE席側(2列シート)がおすすめ。
立山は雲がかかっていることが多いので、すっきり見れるかどうかは運次第。
また、A席側(3列シート)は、富山〜糸魚川付近で富山湾、日本海を望むことができます。
長野、群馬、埼玉区間
富山から長野間の北陸新幹線はトンネルが多いため、窓外の景色は限られますが、長野から東京までの区間では、長野新幹線として知られる素晴らしい風景が広がります。
長野駅を出発すると、広がる田園風景や晴れた日には遠く日光の山々を望むことができます。
北陸新幹線の車窓からは、四季折々の自然美を楽しむことができます。
北陸新幹線に乗車した感想
私は、金沢から東京へ向かうために北陸新幹線「かがやき」を利用しました。
通常は混雑する東海道新幹線とは異なり、北陸新幹線は車内の空間が広々としており、心地よい乗り心地に驚きました。
特に座席の広さや、静かな車内の雰囲気、各座席に備えられたコンセント設備などは、長時間の移動にも関わらず疲れを感じさせませんでした。
金沢を出発して、富山に差しかかると立山連邦が見えます。
富山から長野までの間にはトンネル区間が多いため、外の景色を楽しむことは少なかったですが、その分、静かで落ち着いた時間を過ごすことができました。
そして、長野から東京へ向かう途中、車窓からは田園風景や、晴れた日には遠くに見える日光の山々が心を和ませてくれました。
北陸新幹線「かがやき」は、大宮でのわずかな停車を経て、東京へとスムーズに到着。
旅の快適さとともに、時間の有効活用もできる北陸新幹線は、私にとって非常に魅力的な移動手段でした。
今回の経験は、新たな旅のスタイルを教えてくれる、忘れがたいものとなりました。
まとめ
今回、福井県の敦賀から東京へ北陸新幹線で行く方法を紹介しました。
北陸新幹線が福井県敦賀まで延伸し、乗り換えなしで東京へ行けて、敦賀駅から東京駅が最短3時間21分で移動可能。
福井から東京へ北陸新幹線を利用していく場合の時間と料金は以下のようになります。
【敦賀駅から東京駅(かがやき)】
敦賀駅6:11発 東京駅9:32着
所要時間:3時間21分
かかる料金:1万6,360円〜
北陸新幹線以外に、敦賀駅から特急しらさぎを利用して、米原、名古屋で東海道新幹線(米原経由)に乗り換て東京へ行くことも可能です。
【東海道新幹線経由 敦賀駅から東京駅】
敦賀駅 7:11発 米原駅7:45着 米原7:57発 東京駅10:12着
所要時間:3時間1分(乗換1回)
かかる料金:14,140円〜
※名古屋でのぞみに乗り換えると東京駅着は10:06になります。
東海道新幹線は乗り換えが必要になり、東京に朝の9時台(東京駅9:32)に着きたい方は北陸新幹線がベストです
※記載の時間や料金は、電車や出発時刻、切符の購入方法によっても変わりますので、最新の情報を確認してください。
旅の予定を立てる際は、事前にJR敦賀駅の発車時刻表を確認し、自分のスケジュールに合わせて列車を選んでください。確実な情報は、利用前にJRの公式サイトや駅の窓口で確認してください。
また、ピーク時や休日前には列車が混雑することがありますので、事前に切符を購入しておくことをおすすめします。
福井から東京へ行きたい方はこちらの記事を参考にしてください↓
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
沖縄以外の46都道府県を訪れた旅行好きです。
この記事では、旅行や移動の体験をもとに、役立つ移動情報をお届けしています。旅行の計画にぜひお役立てください。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し皆さんと共有できればと思っています。
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