福井県大野市は名水の宝庫として知られています。
その中でも特に有名な場所が、無料で飲むことができる「御清水」です。
御清水は、大野市内に存在する特別な場所。
- 御清水はどんな場所なの?
- 御清水には何があるの?
- 駐車場はあるの?
今回は、大野市の御清水を調べてみました。
御清水

御清水 (おしょうず)は、福井県大野市泉町にある湧水。
日本の名水百選に選ばれています(1985年環境庁により名水百選に選定)
大野市は、美味しい水がたくさん湧き出しています。
街中に水が飲める場所があり、中でも有名なのは「御清水(おしょうず)」


名水100選にも選ばれ、江戸時代にはお殿様のご用水として「殿様清水」とも呼ばれます。
江戸時代の殿様の気分で御清水を味わってみてください。
駐車場はあるの?
御清水の前には無料の休憩所があり、その横には駐車場が設置されていますが、駐車場は広くはありません。
ただし、御清水までの道は細くなっており、車で進入する際には注意が必要です。
道幅が狭いため、慎重な運転が求められます。
御清水へのアクセスを考える際には、結ステーションの駐車場を利用することも検討してください。
結ステーションの駐車場はより広いスペースが確保されており、駐車に便利です。
安全な運転と周辺の道路の状況に十分注意しながら、御清水への訪問をお楽しみください。
どんな場所なの?

御清水のある場所は、大野市の街中。
越前大野城の城下町の生活用水として古くから利用されています。
湧きでる水の温度は一定で、夏は冷たく、冬は温かく感じられます。
御清水では、上流から流れてくる水の使われ方がプレートによって区別されており、地元の人々の生活に欠かせない存在です。
人々は御清水を利用しながら日常の生活を送っています。

細長い水場でプレートがついていて、今も共同水場として使われています。
洗濯場があり、ここで野菜を洗っている方もいます。

野菜は上手(上の方)、洗濯物は下手(下の方)。
御清水は大野市の一部として、歴史的な意義や地域の風景を彩る重要な要素となっています。
夏の時期はライトアップがされています。
御清水の水

地下水は、一年中ほぼ15℃前後。
古くから飲み水や生活用水として利用しています。
水は、見た瞬間にキレイさが分かるほど透き通っていて、底の石もはっきりと見えます。

しゃくしがあるので、水を飲んでみました。

ここには、じょうごなどもあり、容器につめて持ち帰ることもできるので、休日は水くみをしている方も多いです。
水質検査のデータもあり、定期的に水質チェックも行われているようです。
水位はどれぐらい?

御清水の水位は変動します。
水場の隣には、水位を示す表示板があります。
地下水の水位を表示する看板が設置され、訪れた日の水位は83センチ。
地下水の水位は降雨の影響などをうけて、日々変化します。
水位を表示する看板は、いたるところに設置されています。
まとめ

大野の水場で有名なのが「御清水」です。
名水百選に選ばれ、大野観光の際に立ち寄る方も多いです。
御清水は、大野の観光時の拠点になる越前おおの結ステーションから近く、歩いていける距離にあるので、散策してみるのいいかもしれません。

大野の名水を楽しんでみてはいかがでしょうか?
御清水以外にも、福井のおいしい水に認定された湧水スポットがいくつもあります。
大野には街中のいろいろな所にある地下水で、のどを潤すことができます。
⇒ 南部酒造場の横にある七間清水
⇒ 大野市の芹川清水
⇒ 本願清水
⇒ 義景清水
⇒ 篠座神社の御霊泉
大野には、観光スポット「越前大野城」もあります。
大野城は、天空の城 越前大野城として一躍、有名になりました。
周辺の観光もあわせて楽しんでください。
御清水の行き方
御清水 | |
住所 | 大野市泉町4-10 |
<交通アクセス>
・JR越前大野駅から徒歩15分
・北陸自動車道福井ICから車で40分
御清水には駐車場があります(10台程度)
<御清水の注意点>
・御清水までの道は細い路地なので注意してください。
・駐車場は10台程度、車をとめられる場所があります。
・結ステーションに車を止めて歩いて行けます。
徒歩5分ぐらいの所には茶屋おがまちがあります。
今回は「御清水」をしらべてみました。
機会がありましたら、御清水&大野市も散策してください。