「天空の城と言われる「越前大野城」を知っていますか?」
亀山の上にあり、遠くからでも目立つ越前大野城。
大野の観光名所、天空の城としてもおなじみのお城です。
- 「越前大野城へ行くにはどうしたらいいの?」
- 「どこから登ればいいの?」
- 「早く登れるのはどのコース?」
今回は、越前大野城への登り方を調べました。
目次
越前大野城

越前大野城は、大野盆地にある標高約249mの亀山に築かれた平山城です。
現在の天守は、昭和43年に絵図や同時代の城を参考に再建されたもので、内部には歴代城主の遺品が展示されています。

越前大野城の天守閣は1968年に再建し、石垣は当時の姿のまま残っています。
夜には越前大野城がライトアップされ、幻想的な姿を見せてくれます。
ライトアップは22:00まで行われており、大野のシンボルとしても愛されています。
越前大野城の入館料

山頂にある越前大野城は中に入ることができます。
入館チケットが登城証明書になっていました。
降雪地域で冬は閉館するため注意してください。
越前大野城からの景色

越前大野城は山の山頂にあり、大野市内はもちろん、白山連峰も見えます。
越前大野城のある亀山は、散歩・ウォーキングコースとしても人気があり、毎日、登っている方もいます。
亀山公園には、金森長近公、土井利忠公の像があります。
- 初代城主 金森長近
- 藩の政治や経済の立て直した君主 土井利忠
二人の銅像があります。

※初代城主 金森長近の像
銅像を見ながら大野城へ行くことができ、散歩コースとしても人気です。
越前大野城の登り方

越前大野城は亀山山頂にあり、歩いて登る必要があります。
車でのアクセスはできませんので、お城には徒歩で向かう必要があります(徒歩約20分の距離です)
大野城の登り口は4つあります。
- 北口
- 二の丸(百間坂)
- 南口
- 西口


大野城までは、どのコースでも20分ほどみた方がいいです。
駐車場は、登り口近くや結ステーションがあります。
北口

北口から登ると、西国33ヶ所石仏(亀山観音)を見ることができます。
北口には駐車場はないので、結ステーションに車を止めて歩いて登り口へ行きます。

北口ルートを選ぶことで、越前大野城と亀山観音を巡ることができます。
二の丸(百間坂)

柳廼社は、土井利忠を祀っています。
藩の政治や経済の立て直しを行ったのが土井利忠。
二の丸からは、「百間坂」と「南口」の二つの道に分かれます。
百間坂(ひゃっけんざか)は、江戸時代に城の本丸へ行く時に通っていた道です。

百間坂は整備されていますが、階段が多いので注意してください。
この坂道を登ることで、歴史の重みを感じながら城内へと進むことができます。
南口

南口は、なだらかな登りが続きます。
ぐねぐねして、距離はありますが、登りやすいコースです。
西口の階段コースと合流して、土居利忠の像、お福池を通り、越前大野城へ行くコースです。

西口

西口の特徴は、急で長い階段が続きます。

西口の階段コースは最速で大野城へ登れるコース。
途中に土居利忠の像があり、その先には「お福池」があります。

土居利忠の像のところで南口コースとつながります。
西口の階段コースは、階段を休憩せずに登れる方なら、大野城まで約10分。
階段ではないルートを通ると、約20分ほどです。
西口から、階段を避けたコースを通り、帰りは階段で降りてくるのもいいです。

大野城からは大野市が一望でき、特に天気がいい日は気持ちがいいです。
大野城の御城印

越前大野城では、「御城印」を入手することができます。
御城印は、訪れた証としての記念品としても人気があり、大野城を訪れた方の思い出にもなります。
越前大野城は、天空の城としても有名です!天空の城の撮影に関してはこちらの記事。
大野城へのアクセス・行き方
越前大野城 | |
住所 | 福井県大野市城町3−109 |
開館時期 | 4月~9月:午前9時~午後5時 10月~11月:午前6時~午後4時 |
入館料 | 大人:300円 小人:無料 (中学生以下) |
※閉館30分前までに入館してください。2020年5月から入館料が変わっています。
大野の観光に関してはこちら
今回は、「大野城の登り方」をしらべしました。
大野城はその立地や風格から多くの人々に愛されており、歴史的な価値と美しい景観が魅力です。
ぜひ機会がありましたら、「結の故郷 越前おおの」へ足を運んでみてください。
西口は急で長い階段ですが、体力がある方なら最短で登れます(約10分)
ただし、途中で体力が尽きると最短(10分)ではなくなりますので注意してください。