福井の人気の低山といえば「文殊山」
文殊山は、いくつかの登山コースがあり、どのコースから登ればいいのか迷うことがあるかもしれません。
- 文殊山の登山コースは?
- 山頂までの時間は?
- おすすめのコースは?
今回は、福井の文殊山の登り方を調べてみました。
文殊山
文殊山(もんじゅさん)は、福井県福井市と鯖江市の境に位置しており、標高は365メートル。
高さがそれほど高くないため、ハイキング感覚で楽しめる人気の山です。
文殊山は、越前五山(白山・越知山・文珠山・吉野ケ岳・日野山)のひとつ。
福井の国道8号線側から見た文殊山↓
文殊山には二つの主要な頂点があります。
左側にあるのが大文殊(本堂)で、山の信仰の中心地。
一方、右側にあるのが奥の院で、静寂に包まれた聖域として知られています。
文殊山登山の登山コース
文殊山へ登るコースは大きく分けて6つあります。
- 二上コース
- りょうごん寺コース(大村コース)
- 大正寺コース
- 南井コース
- 四方谷コース
- 角原コース
大文殊への最短ルートは「角原コース」です。大文殊(本堂)まで、早い方で30~40分です。
登りやすいとされるのは「楞厳寺(りょうごんじ)ルート」、別名「大村ルート」
このルートは、比較的なだらかで、初心者や家族連れでも歩きやすいと評価されています。
福井市の二上コースは、登る人が多い人気コースです。
初心者の方は、「楞厳寺コース(大村コース)」や「二上コース」がおすすめです。
鯖江から登る四方谷コースは一番時間がかかります。
文殊山登山に必要なもの
文殊山の標高は、365メートルと低めの山なので軽装で登れます。
ジーンズにスニーカーなどでも問題はありませんが、コースによっては、草などが多いところもあります。
また、雨の日のあとは、ぬかるんでいたり、滑りやすいので注意が必要。
リュックに水やおやつ、タオルなどを持っていくといいです。
文殊山は、携帯電話がつながります。
過去にはクマの目撃もあるため、クマよけの鈴などがあるといいかもしれません。
詳しくはこちらの記事
⇒ 文殊山にクマはいるのかをしらべてみた
文殊山の登山動画
文殊山の登山道の雰囲気は、こちらの動画を参考にしてください。
大正寺コースから登山
大正寺コーストから登山し大文殊へ向かいました。
大文殊から奥の院(大文殊 ⇒ 奥の院)へつながり、途中に胎内くぐりがあります。
南井ルートから・四方谷ルート・本堂への合流地点までの動画はこちら
⇒ 南井登山口 ⇒ 四方谷ルート・本堂合流の動画
(ノーカット・ノーマルスピードです)
文殊山の登山時間
<文殊山登山の参考時間>
(本堂までの時間です)
- 二上コース:約50分~
- りょうごん寺コース(大村コース):約1時間~
- 大正寺コース:約50分~
- 南井コース:約40分~
- 四方谷コース:約1時間30分~
- 角原コース:約40分~
※登山時間には個人差があります。
(普段、運動をする人のペースでこれくらいです)
室堂(小文殊)から大文殊までは約15分
室堂(小文殊)
室堂には「天狗杉」と呼ばれる大きな杉があります。
また、室堂(小文殊)と本堂(大文殊)の間には展望台が設置されており、ここからは絶景を望むことができます。
文珠山の展望台からは、鯖江方面と福井方面が見渡せます。
鯖江側には、三里山や日野山も見えました。
本堂(大文殊)
文殊山の本堂は、2017年の台風で半壊してしまい、現在は新しくなっています。
大文殊からは、福井市が見渡せます。
山頂(大文殊)には、幹線交通網眺望スポットがあり、8号線や北陸自動車道、北陸新幹線を上から眺めることができます。
眺めのいい休憩ポイントで、天気のいい日は気持ちがいいです。
大文殊からは、奥の院へ行くことができ、途中には胎内くぐりもあります。
大文殊から奥の院までかかる時間は、約20分です。
下から奥の院まで行こうと思うと、早くても1時間はかかります。
<文殊山のイベント>
文殊祭:4月25日
(前夜には「文」の文字が山に浮かびます。児の火)
かたかみ春たんぼ祭り:4月29日
かたかみ春たんぼ祭り:4月29日には多くの人が文殊山に登ります。
春はカタクリが有名で、多くの人が花を見に登ります。
秋は紅葉が見られ、紅葉の多いポイントもあります。
まとめ
今回は、文殊山の登山コースを調べてみました。
文殊山はいくつかの登り口があり、それぞれのコースに特徴があります。
【文殊山本堂までの参考時間】
- 二上コース:約50分~
- りょうごん寺コース(大村コース):約1時間~
- 大正寺コース:約50分~
- 南井コース:約40分~
- 四方谷コース:約1時間30分~
- 角原コース:約40分~
※登山時間には個人差があります。 (普段から運動をしている人のペースです)
福井市内からアクセスしやすく、登りやすいのは「二上コース」です。
二上コースは、登る人も多めなので、安心できるコースです。
気軽に楽しめる山ですが、登山の際は十分気をつけてください。
コースによって景色が違うので、いろいろなコースを楽しんでみるのもいいかもしれません。
文殊山登山ルートの個別記事はこちらです。
楞厳寺(大村)コース↓
二上コース↓
大正寺コース↓
角原コース↓
南井コース↓
四方谷コース↓
福井県にある500m以下の低山はこちらの記事を参考にしてください。
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ、福井育ち。
山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。
山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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