福井の人気の山といえば文殊山。
初心者でも登りやすいのが「二上コース」です。
- 福井市の二上コースから登り方は?
- 山頂までのかかる時間はどれぐらい?
- 二上コーから登る時の注意点はあるの?
今回は、文殊山の定番登山コースの「二上コース」をしらべてみました。
文殊山
![文殊山を福井から見た姿](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/12/IMG_666501.jpg)
文殊山(もんじゅさん)は、福井市と鯖江市の境にある山です。
越前五山(白山・越知山・文珠山・吉野ケ岳・日野山)のひとつの山。
文殊山は、福井市内からアクセスがよく、気軽に登れるので、自然を楽しみたい方におすすめの場所です。
文殊山の二上コース
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2017/06/IMG_4155.jpg)
文殊山の登山ルートはいくつかあります。
【文殊山の登山コース】
- 二上コース
- りょうごん寺コース(大村コース)
- 南井コース
- 角原コース
- 四方谷コース
- 大正寺コース
選ぶコースによって、異なる自然の景色を味わえるので、ハイカーの好みや体力に応じて選ぶことができます。
中でも、福井市からアクセスしやすく、登山者が多いのが「二上コース」です。
ニ上コース登山口のアクセス
地図
文殊山二上コース駐車場
住所:福井県福井市二上町20
無料駐車場あり
二上コース駐車場付近は、北陸新幹線の工事が行われていますので注意してください。
突き当たりを右にいくと二上コースの駐車場です。
![文殊山二上コース駐車場](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0379801.jpg)
二上コースの駐車場は広めで、駐車場入口にトイレがあります。
駐車場に集合して、複数人で登る方も多いです。
ニ上コースの登山口
![登山口の入口](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0379201.jpg)
登山口には、必要な方が使用できる杖が置かれていました。
その先には、野生動物対策の柵がありますが、手で開けられるので、開いて登山道へ入ります。
登り口には、熊出没注意の看板が掲示されていますので、熊対策もしたほうがいです。
![登り口の看板](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0379001.jpg)
熊の出没が見られる時期もあるため、クマ鈴などで対策をしてください。
ニ上コースは、階段状の登りが多いです。
コースの途中には休憩用のベンチが設置されていました。
![休憩できるベンチ](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0378301.jpg)
休憩を取りながら、ゆっくりと登ってください。
途中には、福井市内の景色を一望できる場所がありました。
![福井市内の景色](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0377901.jpg)
景色を楽しみながら一服できます。
ベンチもありますので、休憩しながら景色を眺めるのいいです。
![景色の見れるベンチ](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0378001.jpg)
景色が見える場所の近くには、岩から水が流れる水場があります。
福井市内の眺めがいいポイントを過ぎると、大村・楞厳寺コースとの合流点があります。
楞厳寺コースとの合流点
![ニ上コースとの合流点](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0372501.jpg)
合流点にはベンチが設置されていますので、休憩することができます。
大村・楞厳寺コースの合流点近くには、紅葉絶景地の看板もありました。
![カタクリ、モミジ群生地](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0372101.jpg)
案内板の先には、紅葉絶景地やツバキの群生地があります。
登山道脇にはトイレもありました。
![トイレ](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0371501.jpg)
トイレは、小文殊の手前にあり、男子用と女子用が分かれています。
(汲み取り式のトイレです)
室堂(小文殊)
![室堂](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0371301.jpg)
室堂は、広場になっていて、休息所があります。
室堂は、聖観音菩薩を祀り、その前には大きな天狗杉があります。
(大正寺コースとはここで合流します。)
室堂を越えて登っていくと分岐点があります。
![角原コース合流](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0370201.jpg)
ここは、角原コースとの合流点です。
合流点の先は、春はカタクリ、秋は紅葉が楽しめます。
![紅葉](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0372001.jpg)
11月には紅葉が色づいていました。
登山道の脇には、展望台があります。
![文珠山展望台](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0369901.jpg)
展望台に登ると、鯖江方面と福井方面が一望できますので、景色を眺めて一息ついてください。
文殊山の本堂(大文殊)
![福井市内の景色](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0367901.jpg)
文殊山の本堂は2017年の台風で壊れましたが、現在は立て直されています。
大文殊からは、福井市内を見ることができます。
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2023/12/3ffc16aba8d2b18a03dec4936e9e2243-1-300x300.jpg)
交通網眺望スポットがあります。
高速道路を走る車も、山の上から見るとゆっくり走っているように見えます。
自然を満喫してゆっくりした時間を過ごしてください。
北陸新幹線が開業したら、新幹線を上から眺めることができるかもしれません。
![文殊山から見る白山](https://azimano.info/wp-content/uploads/2023/01/IMG_8042.jpg)
天気のいい日には、白山も見ることができます。
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2023/12/3ffc16aba8d2b18a03dec4936e9e2243-1-300x300.jpg)
天気のいい日に登ったので、多くの人とすれ違いました。
途中まで人数を数えていたのですが、15人を超えたあたりから、曖昧になってしまいました^^;
20人以上はいました。
年配の方も多く、いろいろな方が山登りを楽しんでました。
二上コースの注意点
![階段状の登り](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0378401.jpg)
二上コースを歩く際の注意点はいくつかあります。
- 雨上がりはぬかるみます。
- 熱中症に注意してください。
- 遅い時間からの登山は避けた方がいいです。
- 分岐点を間違えないように注意してください。
- クマ対策をした方がいいです。
- 携帯電話は圏内なので持参することをおすすめします。
文殊山は標高は365メートルの低山ですが、十分気をつけて登って下さい。
山頂(大文殊)までの時間
以下は文殊山の二上コースの参考タイムです。
体力、ペースによって変わりますので、あくまで参考データです。
【今回のコースタイム】
二上登山口 14:05
大村・楞厳寺コースとの合流 14:26
角原コースとの合流 14:37
大文殊 14:45
水や行動食も持って、無理をせずに登ってください。
登り慣れてない方は、複数人で登った方が安全です。
文殊山の二上コースから登った感想
![トイレ](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0377001.jpg)
福井市と鯖江市にかけてそびえる文殊山へ、二上コースからの登山を計画しました。
広い駐車場に車を停め、階段状の道をゆっくりとスタート。
途中のベンチでは、色づき始めた紅葉や福井市内の景色を眺めました。
![福井市内の景色](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0377901.jpg)
また、展望台からは福井市の景色と鯖江方面を一望し、その壮大な光景を楽しみました。
登山の最後には、新しく建て直された本堂で一息つき、その場から見える福井市内の景色に再び感動。
文殊山からの眺望は、静かで平和な時間を提供してくれました。
この日の登山は、身体だけでなく心にも新たな活力をもたらしてくれました。
まとめ
今回は「文殊山の二上コース」をしらべてみました。
二上の登山コースは、文殊山の登山コースの中では楽な入門ルートです。
階段も整備されていて、所々にベンチもあり、登りやすいです。
二上コースは、初心者の方にオススメのルートです。
階段が苦手な方は、りょうごん寺コース(大村コース)がいいです。
文殊山は標高はそれほど高くなく、整備もされていますので、登りやすいです。
登山ルートもいろいろあり、それぞれの個性がありますので、好きなルートで登って下さい。
文殊山登山コースはやかかる時間はこちら↓
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2022/09/Accessories-2022-09-14T154340.791-300x169.jpg)
福井の低山はこちらの記事↓
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2020/03/Accessories-2020-04-02T130946.968-300x169.jpg)
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2024/05/ecb636aaddd40094efa5d8ecefe3828a.png)
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ、福井育ち。
山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。
山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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