山登りの醍醐味は、大自然との対話を楽しむことです。
しかし、その中でも特に気をつけなければならない存在がいます。
それは、「熊」です。
『福井の文殊山に熊はいるだろうかの?』
今回は、その真実に迫ってみました。
興味津々で調べ始めた私がたどり着いた答えとは・・・
文殊山
文殊山(もんじゅさん)は、福井市と鯖江市の境にある山。
文殊山は、越前五山(白山・越知山・文珠山・吉野ケ岳・日野山)のひとつの山。
低山でありながらその美しい景観とアクセスの良さから、多くの人に親しまれています。
山頂からは福井市内の風景が一望できるため、美しい自然と都市の景色を同時に楽しむことができます。
また、文殊山は比較的登りやすい山として知られており、初心者や家族連れにもGOOD!
登山道は整備されており、老若男女を問わず、幅広い方々が気軽に登ることができる山です。
文殊山に熊はいるの?
福井の人気の山、「文殊山には、熊はいるのでしょうか?」
その答えは、文殊山にはクマがいます。
正確には、「クマがいる時もある」です。
過去に文殊山でクマの目撃情報が多数あります。
文殊山は、一つの山で独立しているようにみえるので、「熊はいないだろう?」と思うかもしれません。
でも、文殊山は、裏の鯖江市と福井市の榎坂トンネルの部分で、広野山、城山などとつながっています。
足羽山のような独立した山ではなく、山続きなので、もちろんクマはいます!
熊は、行動範囲が広く、他の山から移動してくることもあります。
熊は広範囲を移動し、1日の行動範囲は約30km²から100km²以上に及ぶことがあります。
オスの方が行動範囲が広く注意が必要。
熊が文殊山の方へ移動してくることも十分考えられます。
文殊山の登山道にも熊出没注意の看板がたくさんあります。
文殊山では、過去の目撃情報も多数あります。
年によっても変わりますが、文殊山側に熊がやってくることがあるので、注意してください。
過去に熊の目撃情報がある遭遇率が高そうなルート。
・二上ルート
・西袋ルート
・南井ルート
でも結局、クマは山を移動しているので、どこでも出会う可能性があります。
念のため、クマ除けの鈴・ラジオなどを持参したほうがよいです(持っていても遭うことはあります)
クマに遭遇しやすい時期
クマが目撃されるのは5~7月が多く、冬は冬眠します。
6月から7月の交尾期には、オスがメスを求めて活発に動き回ります。
秋も食べ物を探してウロウロしていますので、山に入るときには注意したほうがいいです。
最近は山の中だけでなく、山の近くの民家でも、クマが目撃されることが増えていますので気をつけてください。
ちなみに文殊山ではありませんが、権現山(今立方面)ではクマさんに出会いました。
詳しくはこちら
⇒ 越前市の山の中でクマに遭遇!出会ったらどうすればいい?
文殊山では、カモシカさんに会いました。
詳しくはこちら
⇒ 文殊山でニホンカモシカに出会ったよ!
山に動物がいるのは当然のことなので、あまり邪魔をしないように十分気をつけてください。
※マムシなどにも注意してください。
まとめ
今回は、「文殊山にクマはいるのか?」を調べてみました。
文殊山では、熊の目撃情報があり、熊がいることもあります。
特に、5~7月が多く目撃されています。
文殊山にも熊が出没することがあるので、登山の際は十分注意してください。
文殊山の登り方はこちらの記事↓
福井の低山はこちらの記事↓
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ、福井育ち。
山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。
山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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