福井県の文殊山にクマ(熊)はいるのか?いつが危険?

山登りの醍醐味は、大自然との対話を楽しむことです。

しかし、その中でも特に気をつけなければならない存在がいます。

それは、「熊」です。

『福井の文殊山に熊はいるだろうかの?』

今回は、その真実に迫ってみました。

興味津々で調べ始めた私がたどり着いた答えとは・・・

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文殊山

文殊山(もんじゅさん)は、福井市と鯖江市の境にある山。

文殊山の標高は、365メートル

文殊山は、越前五山(白山・越知山・文珠山・吉野ケ岳・日野山)のひとつの山。
 
低山でありながらその美しい景観とアクセスの良さから、多くの人に親しまれています。

山頂からは福井市内の風景が一望できるため、美しい自然と都市の景色を同時に楽しむことができます。

また、文殊山は比較的登りやすい山として知られており、初心者や家族連れにもGOOD!

登山道は整備されており、老若男女を問わず、幅広い方々が気軽に登ることができる山です。

文殊山に熊はいるの?

頂上からの眺め

福井の人気の山、「文殊山には、熊はいるのでしょうか?」
 
その答えは、文殊山にはクマがいます。
 

正確には、「クマがいる時もある」です。

過去に文殊山でクマの目撃情報が多数あります。

 
文殊山は、一つの山で独立しているようにみえるので、「熊はいないだろう?」と思うかもしれません。

でも、文殊山は、裏の鯖江市と福井市の榎坂トンネルの部分で、広野山、城山などとつながっています。
 
足羽山のような独立した山ではなく、山続きなので、もちろんクマはいます!
 
熊は、行動範囲が広く、他の山から移動してくることもあります。

熊は広範囲を移動し、1日の行動範囲は約30km²から100km²以上に及ぶことがあります。

オスの方が行動範囲が広く注意が必要。

熊が文殊山の方へ移動してくることも十分考えられます。

文殊山の登山道にも熊出没注意の看板がたくさんあります。

文殊山では、過去の目撃情報も多数あります。

特に2016年は目撃情報が多く、文殊山をウロウロしていたようです。

年によっても変わりますが、文殊山側に熊がやってくることがあるので、注意してください。

過去に熊の目撃情報がある遭遇率が高そうなルート。
・二上ルート
西袋ルート
・南井ルート
 
でも結局、クマは山を移動しているので、どこでも出会う可能性があります。

念のため、クマ除けの鈴・ラジオなどを持参したほうがよいです(持っていても遭うことはあります)

クマに遭遇しやすい時期

クマが目撃されるのは5~7月が多く、冬は冬眠します。

6月から7月の交尾期には、オスがメスを求めて活発に動き回ります。

熊は、夏期に移動距離が大きいと言われます。

秋も食べ物を探してウロウロしていますので、山に入るときには注意したほうがいいです。

最近は山の中だけでなく、山の近くの民家でも、クマが目撃されることが増えていますので気をつけてください。

 
ちなみに文殊山ではありませんが、権現山(今立方面)ではクマさんに出会いました。

詳しくはこちら
越前市の山の中でクマに遭遇!出会ったらどうすればいい?
 

文殊山では、カモシカさんに会いました。

詳しくはこちら
文殊山でニホンカモシカに出会ったよ!
 
山に動物がいるのは当然のことなので、あまり邪魔をしないように十分気をつけてください。

※マムシなどにも注意してください。

まとめ

今回は、「文殊山にクマはいるのか?」を調べてみました。

文殊山では、熊の目撃情報があり、熊がいることもあります。

特に、5~7月が多く目撃されています。

文殊山にも熊が出没することがあるので、登山の際は十分注意してください。

文殊山の登り方はこちらの記事↓

福井の低山はこちらの記事↓

この記事を書いている人

福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター

福井生まれ、福井育ち。

山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。

山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。

趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください

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