鯖江から北三里山へ登る方法。おすすめのコースはどこ?かかる時間は?

三里山の登り方

『三里山を知っていますか?』

鯖江市側から三里山へ登ってみました。

  • 北三里山へ登る方法は?
  • おすすめのコースはどこ?
  • 山頂までのかかる時間は?

今回は、三里山の登り方を紹介します。

目次

三里山

三里山

三里山は、越前市と鯖江市にまたがる山。

周囲が三里あることから三里山と呼ばれています。

三里山は、南三里山と北三里山があります。

三里山(北三里山)の標高:346m

越前市側には、南三里山展望台があります。

南三里山と北三里山

北三里山

三里山は2つのピークがあり、「三里山山頂」と「南三里山山頂」があります。 

  • 北三里山山頂:346.0m
  • 南三里山山頂:334.2m

 
少し紛らわしいですが、三里山頂上は346.0mです。

三里山山頂は、標高が高い北三里山山頂:346.0mのことを言います。

南三里山展望台は別記事を参考にしてください。

三里山の登り方

三里山の登り方

三里山は、越前市と鯖江市にまたがっているため越前市と鯖江市から登れます。

ここでは、鯖江側から三里山(北三里山)へ登る方法を紹介します。
 
鯖江側からの登り方

  • 原コース
  • 出口コース
  • 川島町

 
鯖江側からは3つの登り口があります。
 
山頂までの距離が短いのは、原コースです。

景色を眺めながら登れるコースは出口コースです。

今回は、原コースを使用して登りました。

原コース

原コース

原コースの登り口は、鯖江市の原町にあり、北陸新幹線のトンネルの横です。

入り口には鎖のロープが張ってあります。

その上には、金網の扉があり、林道になっています。

金網の扉

鎖は外すことができ、扉も開けることができます。

周辺に駐車場はありませんが、扉を開けて入ったところのスペースに車を止めることはできそうです。

林道を進むと、登山道の案内板があり、いくつかのコースがあります。

  • 鳥居
  • 砂防ダム
  • ハゲ山経由

ハゲ山経由で山頂へ行くコースもありますが、荒れています。

砂防ダム

砂防ダム

林道をそのまま道を進むと、大きな砂防ダムが出てきます。

砂防ダムに登山道があります。

今回は、一度ダムを横断して、砂防ダム側から登りました。

登山道を進むと、滝の案内板が出てきます。

三里山の滝

岩を落ちる滝があります。

落ち込みがないので、滝行ができそうな感じでした。

登山道沿いにあるわけではないので、一旦、滝を見て、分岐へ戻ります。

その後は、ジグザグ登りが続き、隠田跡があります。

水芭蕉湿地

水芭蕉湿地

水芭蕉が咲く、水芭蕉湿地があります。

水芭蕉は4月の終わり頃から咲き始めます。

水芭蕉湿地で、山頂(出口コース合流)に向かう道と雨降神社跡へ分かれます。

ここから山頂へは600m。雨降神社は150mです。

雨降神社跡

雨降神社跡

雨降神社の跡地で石碑があります。

昔は、雨乞いが行われてたと言われれる社です。

現在は、広場になっていて、雨降神社跡から山頂は500mです。

ここから先は、少し登山道が荒れているところもあるので注意してください。

山頂側へ進むと、ハゲ山(とつ)の分岐があり、出口コースとも合流し山頂につながります。

山頂

三里山の山頂

三里山の山頂は、小さな広場になっています。

山頂は、木々に囲まれ眺めは良くありません。

ベンチが2つあり、標高が記載されています。

三里山(北三里山)の標高:346m

ここから南側の登山道を進むと、三里山展望台へつながります。

景色を楽しみたい方は、三里山展望台へ行くといいです。

距離は1500mぐらいあると思います。

原コースのコースレコード

原コースから登った時の参考タイムです。

  • 登山口 10:20
  • 最初の分岐 10:28
  • ダム 10:33
  • 滝分岐 10:42
  • 隠田跡、水芭蕉湿地 10:50
  • 雨降神社跡 10:59
  • 出口コースとの分岐 11:10
  • 山頂 11:15

 
登山経験あり。軽く普段からウォーキングをしています。

コースタイムは、あくまで参考程度にしてください。

案内板では山頂まで60分となっていました。

出口コース

出口コース

出口コースはメジャーなコースです。

おとっさま広場があり、車を止めることができます。

出口コースは、山頂までの距離が長めで、途中に三ッ岩古墳、鉄塔、松山城跡、雨降山があります。

入り口にはゲートがあり、開けて入ります。

出口コースの入口

まっすぐ進むと登山道になり、登りが始まります。

登りの途中になんだ坂と書かれた案内板があり、ここから急な登りになります。

なんだ坂

なんだ坂

なんだ坂は、ロープもあります。

急なので、滑らないように十分注意してください。

特に、下りは注意してください。

なんだ坂を登り切ると、三ッ岩の案内板があります。

三ッ岩

三ッ岩

三ッ岩へ行くには、登山道から別の方向に進みます。

岩になっていて、視界が開けますが、木々があるので、それほど視界はよくありません、

三ッ岩の眺め

岩になっていて、足元は崖なので、滑落しないように注意してください。

鉄塔

鉄塔

三里山には鉄塔があります。

関西電力の鉄塔です。

鉄塔部分は視界が開けており、展望が楽しめます。

鉄塔からの眺め

出口コースでは、鉄塔が一番みはらしのいいポイントです。

サンドーム福井が目立っていました。

松山城跡と雨降山の三角点

松山城跡

松山城跡の案内板があります。

ここには、室町時代に松山城がありました。

すぐ先に三角点があります。

三角点

雨降山の三角点です。

雨降山の標高:293m

登山道の脇に三角点があります。

雨降山の三角点

三角点にタッチ。

水芭蕉湿地の分岐

水芭蕉湿地の分岐

水芭蕉湿地の分岐を下ると水芭蕉湿地へ行くことができます。

そこから雨降神社跡を経由して山頂に向かうことも可能です。

今回は、分岐を降りずにそのまま進みました。

次に、下新庄分岐との合流ポイントがあります。

下新庄分岐

越前市の下新庄(東山)へつながります。

登山道は、少し荒れています。

急な階段状の登りを登ると稜線にぶつかった所が、ハゲ山(とつ)の分岐です。

ハゲ山の分岐

ここの分岐で、原コース、川島コースと合流します。

ハゲ山(とつ)の分岐を越えて少し上ると、山頂です。

出口コースのコースレコード

今回の登山時のコースタイムです。

  • 登山口 9:13
  • なんだ坂 9:22
  • 三ツ岩 9:31
  • 鉄塔 9:41
  • 雨降山の三角点 9:48
  • 水芭蕉湿地の分岐 9:54
  • 下新庄分岐 9:57
  • ハゲ山(とつ)の分岐10:00
  • 山頂 10:02

 
登山経験あり。軽く普段からウォーキングをしています。

コースタイムは、人により異なるので、あくまで参考程度にしてください。

案内板では山頂まで2時間となっていました。

まとめ

三里山

鯖江側から三里山に登りました。

鯖江側からのメジャーなコースは3つです。

  • 原コース
  • 出口コース
  • 川島町

 
川島町から登るコースもありますが、熊の出没も多く、登山道も荒れているので、あまりおすすめではありません。

最短で登るなら原コース。

景色を楽しみながら登りたいなら出口コース。

水芭蕉のシーズンなら水芭蕉湿地を通っていくのがいいです。

出口コースから登って、原コースへ降りてくる方法もあります(原コースから出口コースまでは、徒歩15分程かかります。)
 
両方の山を行き来するなら、中間地点の中新庄から登る方法もあります。

三里山周辺では、時々、クマの目撃情報がありますので、クマ対策をして登ってください。

福井の低山はこちら

今回は、三里山の登り方を紹介しました。

もし機会がありました、登ってみてください。

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