『金ヶ崎にある月見御殿を知っていますか？』
月見御殿は、敦賀港が見れる絶景スポットです。
- 月見御殿はどんなところなの？
- 金ヶ崎の退き口はどこ？
- どんな景色が見えるの？
今回は、金ヶ崎城跡と月見御殿を調べてみました。
月見御殿の場所は？
月見御殿は、金崎宮の上にあります。
金ヶ崎山の中腹にある金崎宮（かねがさきぐう）は、桜の名所として有名な場所です。
金崎宮は、難関突破、恋の宮といわれる神社です。
金崎宮は、こちらの記事を参考にしてください。
月見御殿の行き方
月見御殿は、金崎宮から花換の小道を通り、遊歩道を500mほど登ったところにあります。
金崎宮の横の花換の小道から月見御殿を目指します。
途中には、急な長い階段もあります。
金崎宮からは500mぐらいですが、大部分が階段状なので注意してください。
月見御殿へ行く途中に尊良新王御墓所見込地と書かれた案内板がありました。
江戸時代に経塚が見つかり、尊良新王御墓所見込地となっています。
途中で分岐があり、天筒山展望台へ行くことも可能です。
金ヶ崎は山になっていて、天筒山展望台、中池見へとつながっています。
周辺は、遊歩道が整備され、月見御殿、天筒山展望台へ続いています。
金崎宮から北側の方へ登ったところにあるのが「月見御殿」です。
月見御殿は何があるの？
月見御殿は山の上にあり、目の前の視界が開けています。
海抜８６メートル。下を見ると結構怖いです。
月見御殿は、月見崎とも呼ばれます。
金ヶ崎の最高地（海抜86ｍ）の月見御殿からの眺め
月見御殿からは、敦賀湾の北側を一望できます。
特に晴れた日には、気持ちの良い場所です。
金ヶ崎古戦場と書かれた石碑があります。
ベンチなども用意されているので、散策の途中で休憩することもできます。
月見御殿は、金ヶ崎宮からは１０分～１５分ほどかかります。
雨上がりは滑りやすいので注意してください。
金ヶ崎城跡
金崎宮は麓にある神社で、その山にあったのが金ヶ崎城です。
現在は、敦賀湾を一望する小さい山が『金ヶ崎城跡』となっています。
金ヶ崎城跡は、歴史好きには必須の定番スポット。
金ヶ崎城は、新田義貞が足利軍と戦った城跡。
織田信長の撤退戦である「金ヶ崎の戦い」の舞台となった城で、窮地に陥った織田信長を豊臣秀吉が救った場所。
金ヶ崎は、海に囲まれた山にあり、東側には天筒山城へと続く立地のお城です。
現在は、埋め立てられ、城跡として残っています。
金ヶ崎城は、歴史的にも非常に重要でした。
南北朝時代に金ヶ崎城争奪戦が行われ、足利尊氏の幕府軍と新田義貞が戦った場所。
それから200年以上後の戦国時代には、織田信長と朝倉の戦いが行われています。
同じ場所で歴史を動かすような戦いが２度も行われています。
現在は、「金ヶ崎の退き口」と呼ばれる信長の撤退戦のイメージが強いです。
金ヶ崎の退き口以外に、「金ヶ崎の戦い」、「金ヶ崎崩れ」とも言われます。
歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか？
福井の丸岡にある称念寺には、新田義貞公墓所もあります。
まとめ
金崎宮は、春の桜の時期は多くの人が訪れる花見スポットになっています。
恋愛成就や難関突破に御利益のある神社です。
金崎宮は、敦賀で有名な花見のスポット！
春には、千本桜が咲き乱れます。
金ヶ崎宮で行われる、花換まつりは有名な春のイベントです。
金ヶ崎城跡は、歴史に深い係わりのある場所です。
現在は、城跡として、散策することができるので、ハイキングがてらに月見御殿へ行ってみるのも楽しいかもしれません。
天筒山展望台まで行くと敦賀湾を一望できるパノラマ眺望を楽しめます。
月見御殿の非日常度
月見御殿のアクセス
金ヶ崎宮
住所：福井県敦賀市泉
駐車場：あり 金ヶ崎宮の駐車場
＜交通アクセス＞
北陸自動車道・敦賀ICより 車で約10分
JR敦賀駅より 車で約10分
バス
R敦賀駅より コミュニティバス「海岸線」で約6分「金崎宮口」停留所下車、徒歩約5分
JR敦賀駅より 「ぐるっと敦賀周遊バス」で約8分 「金崎宮」停留所下車
金ヶ崎周辺には、このような観光名所があります。
金ヶ崎緑地は、潮風を感じながら、散策できる公園なので散歩に向いています。
釣り好きな方には、その少し先のフェリー乗り場近くに釣り公園がありますので、敦賀新港に行くのも良いです。
今回は「敦賀にある月見御殿」をしらべてみました。
機会がありましたら、訪れてみてください。
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