【天筒山の登り方】展望台へ中池見湿地から登ってみた。

天筒山の展望台

「敦賀の有名な中池見湿地や天筒山を知っていますか?」

日本の中でも貴重な湿原で、絶滅危惧種もいる中池見湿地。

中池見湿地と天筒山は、自然の豊かさや美しさを味わえる場所です。

登山やハイキングを楽しむ方が多いです。

  • 天筒山はどうやって登るの?
  • 天筒山の展望台はどこにあるの?
  • 中池見湿地はどんな所なの?

 
今回、中池見湿地を通り天筒山へ登ってみましたので「天筒山の展望台」を紹介します。

目次

天筒山の展望台はどんな所?

天筒山の展望台の景色

天筒山(てづつやま)は敦賀市にある低山です。

天筒山の標高は、171.3m

かつては天筒山城があり、歴史にも関わる場所。(織田信長が越前を侵攻したときの戦の地)
 
現在、お城はありませんが、天筒山山頂には展望台があります。

展望台からは周囲の景色を一望することができ、敦賀市街や中池見湿地の美しい景観を楽しむことができます。

天筒山山頂へは、「金ヶ崎」と「中池見」からのアクセスが可能。

天筒山分岐

登山道は整備されており、比較的アクセスしやすいです。

天筒山の登り方

天筒山は、金ヶ崎と中池見から登るコースがあります。

  • 中池見から約30分-(約1.4km)
  • 金ヶ崎から約30分-

 
※中池見湿地を散策したい場合は、中池見から登るのがいいです。

定番は海側から登る金ヶ崎で、月見御伝を経由して登れます。

中池見から天筒山

今回は、中池見から天筒山に登りました。

中池見から登ると途中にビジターセンター、敦賀の古民家があります。

登山道から足元に通る8号線を見られ、城跡もあり、稜線には眺めのいい場所もあります。

眺めのいいスポット

ハイキングには、ちょうどよい距離で、登山道の整備もされているのでスニーカーで登ることも可能です。
 
天筒山に囲まれた所にあるのが中池見湿地です。

中池見湿地

中池見湿地(なかいけみしっち)は、ラムサール条約にも登録される湿地帯。

中池見湿地は、メダカやゲンゴロウがいて、自然がいっぱい。

ここには絶滅危惧種も多く、ビジターセンター、古民家があり、周辺は木道が整備されています。
 
ビジターセンターまでは、リフトもあります。

ビジターセンターまでのリフト

リフトの利用はインターホンで連絡して、リフトを動かしてもらう必要があります。
 (車いすの方にも対応しています)

ビジターセンターまでは、遊歩道スロープなので、車いすで行くことも可能だと思います。

登山や散策を通じて自然に触れ、ゆっくりとした時間を過ごしてみてください。

中池見から天筒山の展望台の特徴

中池見から登る天筒山の特徴を3つにまとめました。

  • 展望台を楽しめる
  • ビジターセンターがある
  • 古民家を楽しめる

展望台を楽しめる

天筒山の展望台

山頂には黄緑色をした展望台があります。

展望台の中は、らせん階段になっていて、上からパノラマの景色が楽しめます。
 
日本海、中池見湿地を上から眺められ、山頂には広場もあり休憩も可能。

目の前に広がる日本海の青い海や中池見湿地の自然の風景を眺めながら、山頂の広場でくつろいだり、景色を楽しんだりすることができます。
 

ビジターセンターがある

ビジターセンター

湿地の隅にはビジターセンターがあります。

ビジターセンターでは、長靴の貸し出しもあり、周辺の散策が楽しめます。

長靴の貸し出し

また、ビジターセンター内には、水槽展示もあり、生物や植物などの知識を学べ、トイレ、自販機があります。

自然観察会が行われることもあります。

 
<ビジターセンター開館時間>
3月〜10月 9:00-16:30
11月〜2月 9:00-16:00
休館日:月曜日
 

古民家を楽しめる

古民家

敦賀の古民家があり、建物の中に入ることができます。

古民家は、農家のものであり、100年以上の歴史を持っています。

もともとここにあったわけではなく、この地に移築され、茅葺きの建物の中には、いろりがありました。

古民家内部では、農機具の展示も行われ、かつての農業の様子や暮らしの様子を垣間見ることができます。

農機具の展示は、タイムスリップしたような感覚を味わわせてくれます。

天筒山の展望台のコースの特徴

中池見コース

中池見コースからの一番の特徴は、湿地帯の端を通りながら、山頂展望台へ行けることです。

生き物や植物を楽しみながら歩けるルートです。

自然の息吹を感じながらゆったりとした散策ができることでしょう。
 

もう一方の赤レンガ倉庫側にある金ヶ崎コースは、月見御殿を通り展望台に行くことができます。

目の前に広がる敦賀港を楽しみながら登ることができます。(展望台までは約30分)

月見御殿の存在も魅力的で、歴史的な要素も感じられるでしょう。
 
金ヶ崎コースはまた違う景色が見られますので、機会がありましたら違うコースから登るのもいいです。
⇒ 月見御殿へ登ってみた

天筒山の展望台へ行った感想

天筒山の道

天筒山展望台は思ったよりも遠かったです。

今回、天筒山へ中池見から向かいましたが、山頂まで30-40分ほどかかりました。往復1時間以上かかるコースです。
 

展望台までは、もっと近くてすぐにいけそうな印象でしたが、意外と遠かったです。
 
ビジターセンター付近から少し離れた登山道で、グリーンの展望台が見えましたが、山をグルリとまわるので、遠く感じました。

ただ、登山道は、緩やかな道も多く歩きやすかったです。
 
天気もよく、展望台からの眺めはよく、青いキラキラした海が目の前に広がっていました。

平日でしたが、山歩きをしている人も多く、年配の方も多かったです。ハイキング感覚で登れるので、子供と行くのもいいです。
 
山頂近くには、広場、休憩場所、トイレもあり整備されていました。

 
■ 中池見湿地から天筒山の展望台で撮影した動画

中池見湿地のアクセス

中池見湿地
住所福井県敦賀市樫曲79
開館時間9時00分~16時30分

JR敦賀駅から8分ほど
敦賀ICから5分ほど
(駐車場あり)

注意点として、中池見の駐車場は17時でクローズされます。
ゲートが閉まり車の出入りはできなくなるため注意してください。
月曜日はビジターセンターが休みで駐車場もクローズされます。
(月曜日に行く方は、金ヶ崎から登った方がいいです)

中池池周辺では北陸新幹線の工事も行われており、大型車も多いので注意してください。
 
敦賀の観光地はこちら

今回は、「中池見湿地から天筒山の展望台」をしらべてみました。

中池見湿地の自然の美しさや豊かな生態系、天筒山からの絶景は、訪れる人々に心に残る印象を与えてくれます。

機会があれば、ぜひ中池見湿地と天筒山の展望台を訪れてみてください。

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