文殊山を鯖江の南井コースから登りました。
- 南井コースから山頂まではどれぐらいかかるの?
- 登り口はどこにあるの?
- どんなことに注意すればいいの?
文殊山へ南井コースからの登り方を調べました。
文殊山
文殊山(もんじゅさん)は、福井市と鯖江市の境にある山です。
越前五山(越前五山:白山・越知山・文珠山・吉野ケ岳・日野山)のひとつの山です。
福井の国道8号線からみた文殊山は、2つの頂点が見えます。
左側が大文殊(本堂)です。右側が奥の院になります。
文殊山の登り方
文殊山の登山ルートは、いくつかあります。
大きく分けると6つのコースがあります。
<文殊山へのコース>
・二上コース
・りょうごん寺コース(大村コース)
・大正寺コース
・南井コース
・四方谷コース
・角原コース
今回は、この中の「南井(なおい)コース」から登ってみました。
文殊山の南井コース
南井コースの登山口は、鯖江市の南井町にあります。
砂防ダムのところから登ります。
駐車場もあり、少し離れたところにトイレもあります。
登山道入り口に電気柵があるので、外して登山道に入ります。
南井ルートから登る人は少なめです。
南井コースの注意点
南井コースの注意点をいくつかあげておきます。
まず、このルートはけっこう急な登りがあります。
(その分距離は短いので、体力があれば早く頂上へ登れます)
ジグザグの登りが多いので、初めての方だとメンタル的に疲れるかもしれません。
急なので、特に下りは滑りやすいので注意が必要です。
滑りやすくて、危険な箇所もあるので注意してください。
急な所にはロープもありますので、軍手などをした方がいいかも知れません。
動物に遭う可能性があります。
茂みも多くて、人通り少なめなので気をつけてください。
クマ出没のあるエリアなので、特に注意が必要。
過去に熊が目撃されたこともあり、クマ注意の看板は多いです。
対策として、クマよけの鈴やラジオを携帯した方が良いです。
下山中に、小川をはさんだ向かいからガサガサ音がしました。
逃げるのではなく、私の進む方向と並走するように、動いたり、止まったりしてついてきました。
何の動物かはは確認できませんでしたが、このルートは、動物との遭遇率も高そうです。
個人的には、ここら辺(赤丸部分)は危険な香りがしました。
文殊山のクマの記事
⇒ クマに関してはこちら
ちなみに、登山中に足元で、ガサガサ音がすることがあると思いますが、この場合は、トカゲの可能性が高いです。
時々、ヘビもいるので気をつけてください。
ここまで読むとちょっと登山が怖くなるかも知れませんが、しっかり対策をして、複数人で登ったりした方がいいです。
この南井ルートは途中に岩洞があります。
ここの近くは、道も崩れやすいので注意してください。
南井ルートの雰囲気はこちらの動画で確認してください。
(ノーカット・スピードも実際のスピードです)
登りが急なため、視線が近く、少し見にくい動画になりすみません。
このペースで本堂まで30分でした。
南井コース・四方谷コースの合流から本堂(大文殊)まで
(こちらはスピードを早めてあります)
文殊山は標高はそれほど高くなく、整備もされていますので、登りやすい山です。
ルートもいろいろあり、それぞれの個性がありますので、好きなルートで登るのがよいです。
文殊山の南井ルートの感想
今回、鯖江の南井ルートから、文殊山へ登りました。(一人での山登りです。)
南井ルートの登山道は、二上・りょうごん寺コース(大村コース)に比べると険しいです。
岩洞などもあり、変化がある登山道になっています。
岩洞の中に、動物が潜んでいたらどうしよう・・・?
少し不安な部分もありました。
大文殊の近くまで、誰ともすれ違いませんでした。
南井ルートは、登る人は少なめのルートなので、十分注意してくださいね。
<文殊山の南井ルート>
非日常度
文殊山登山ルートの個別記事はこちらです。
楞厳寺(大村)コースから登る場合
二上コースから登る場合
大正寺コースから登る場合
角原コースから登る場合
今回は「文殊山の南井コース(ルート)」をしらべてみました。
文殊山へ登る時の参考になればと思います。
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ、福井育ち。
山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。
山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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