福井の海では、季節によって釣れる魚が大きく変わります。
同じ場所、同じ仕掛けでも、
「夏はアジがよく釣れたのに冬はほとんど釣れない」
「春は数が少なくても大きな魚が狙える」
といったことがあります。
私も福井県内の海で実際に釣りをしてきましたが、初心者でも釣果を得やすかったのは、アジなどの回遊魚が増える夏から秋でした。
特にサビキ釣りは仕掛けが比較的シンプルで、釣りを始めたばかりの方や家族で楽しむ場合にも取り組みやすい釣り方です。
この記事では、以下についてを紹介します。
- 春・夏・秋・冬に釣れる魚
- 初心者でも狙いやすい魚
- サビキ・ルアー・投げ釣りなどの釣り方
- 福井で海釣りをするときの注意点
- 立入禁止・釣り禁止場所
最初に確認|福井では防波堤ならどこでも釣れるわけではない
福井県内には多くの漁港がありますが、防波堤なら自由に入って釣りができるわけではありません。
県内の漁港では、立入禁止になっている防波堤や危険区域があります。
特に、
- 立入禁止の看板がある場所
- 柵やゲートの先
- 防波堤の先端
- 消波ブロックの上
- 漁船の出入りが多い場所
- 漁業者が作業している岸壁
には入らないようにしてください。
福井港では、防波堤や護岸などで釣りが禁止されている場所があります。
敦賀港では、釣り場として利用できる護岸がある一方、それ以外の防波堤や岸壁などには立ち入れない場所があります。
釣行前には現地の看板や管理者の最新情報を確認してください。
結論|初心者なら夏〜秋が狙いやすい
福井の海釣りでは、季節によって狙いやすい魚が変わります。
| 季節 | 主に狙える魚 | 特徴 |
|---|---|---|
| 春(3〜6月) | メバル・チヌ・シーバス・アオリイカなど | 水温上昇とともに魚の動きが活発になる |
| 夏(6〜9月) | アジ・サバ・キス・小型青物など | 初心者でも釣果を得やすい |
| 秋(9〜11月) | アジ・アオリイカ・サゴシ・カワハギ・キジハタなど | 魚種が多く釣りを楽しみやすい |
| 冬(12〜2月) | メバル・カサゴ・シーバスなど | 日本海が荒れやすく難易度が高い |
初心者がサビキ釣りから始めるなら、夏から秋が狙いやすい時期です。
ただし、魚は水温、潮、天候、時間帯、場所によって大きく変わります。
「この季節なら必ず釣れる」というものではありません。
春に釣れる魚|3月〜6月

春は冬の低水温から徐々に海水温が上がり、魚の動きが活発になってくる季節です。
3月頃はまだ日本海が荒れる日も多く、初心者にはやや難しい時期。
4〜5月になると釣れる魚の種類も増えてきます。
春に狙える魚

- チヌ(クロダイ)
- メバル
- シーバス(スズキ)
- カサゴ
- サヨリ
- アオリイカ
- キス
- 小型のマダイ
春は、夏や秋ほど数を釣るというより、良型の魚を狙える時期でもあります。
春のアオリイカ
春は大型のアオリイカが狙える時期です。
ただし、秋の小型アオリイカに比べると数が少なく、簡単に釣れるとは限りません。
エギングに慣れてきた方が挑戦するターゲットとして面白いです。
メバルも春のターゲット
春はメバルも狙えます。
夕方から夜に活性が上がることもあり、小型ルアーを使ったメバリングなどを楽しめます。
夜釣りをする場合は、足元が安全で釣りが認められている場所を選んでください。
夏に釣れる魚|6月〜9月

夏は福井の海釣りを始めやすい季節です。
特にアジやサバなどの小型回遊魚が接岸すると、サビキ釣りでも釣果を得やすくなります。
夏に狙える魚

- アジ
- サバ
- イワシ
- キス
- ハゼ
- コチ
- シーバス
- 小型青物
- カワハギ
- ベラ
- スズメダイ
場所や年によって回遊状況は異なります。
初心者ならアジのサビキ釣り

初めて釣りをするなら、アジを狙うサビキ釣りが取り組みやすいです。
群れが入っているタイミングなら、複数の針に同時に魚が掛かることもあります。
私が釣りをした際にも、アジが回遊してくると短時間で何匹も釣れることがありました。
ただし、アジが回っていない時間帯は同じ仕掛けでもほとんど釣れないことがあります。
サンバソウが釣れることもある

防波堤周辺では、イシダイの幼魚「サンバソウ」が釣れることがあります。
縞模様が特徴的な魚です。
カワハギ
カワハギは口が小さく、エサだけを取ることも多いため、初心者には少し難しい魚です。
アタリを見ながら合わせる楽しさがあります。
ウマヅラハギはカワハギとは別の魚

写真のようなウマヅラハギが釣れることもあります。
ウマヅラハギとカワハギは似ていますが、別の魚です。
秋に釣れる魚|9月〜11月

秋は福井の海釣りで多くの魚種を狙いやすい季節です。
夏から水温が大きく下がりきっておらず、アジなどの回遊魚に加えて、アオリイカや青物なども狙えます。
9〜10月は気候的にも釣りをしやすく、初心者にも向いています。
秋に狙える魚

- アオリイカ
- アジ
- サバ
- カワハギ
- キス
- グレ
- チヌ
- サヨリ
- サゴシ
- キジハタ
- カサゴ
- 小型青物
秋はサビキ、エギング、ルアーなど、さまざまな釣り方を楽しめます。
秋のアオリイカ
秋は小型から中型のアオリイカが狙いやすく、エギングを始める人にも人気の季節です。
春の大型アオリイカよりサイズは小さめですが、数を狙いやすい傾向があります。
キジハタ

キジハタは福井では「アコウ」と呼ばれることもある根魚です。
岩礁帯などで狙え、掛かると底へ潜ろうとする強い引きを楽しめます。
安全に釣りができる岸壁や護岸から狙い、消波ブロックへ降りるのは避けてください。
アイゴが釣れたら注意

アイゴが釣れることもあります。
アイゴのヒレには毒があるため、素手で不用意に触らないようにしてください。
魚の種類が分からない場合も、むやみに素手で触らない方が安心です。
冬に釣れる魚|12月〜2月

冬の福井は日本海が荒れやすく、海釣りの難易度が上がります。
強風や高波の日も多いため、釣果よりも安全を優先してください。
冬に狙える魚
- メバル
- カサゴ
- シーバス
- アイナメ
- ヒラメ
などが候補になります。

カサゴなどの根魚は冬にも狙えます。
ただし、消波ブロックへ乗ったり、防波堤の立入禁止区域へ入ったりして釣りをするのは避けてください。
安全に利用できる護岸や岸壁から狙いましょう。
福井で釣れやすい時間帯

魚の動きが活発になりやすい時間帯として知られているのが、朝まずめ・夕まずめです。
日の出や日没の前後は、
- アジ
- サバ
- シーバス
- 青物
などが動きやすくなることがあります。
ただし、潮の動きや水温、魚の回遊状況によって変わるため、朝夕なら必ず釣れるわけではありません。
初心者ならサビキ釣りから始めやすい

福井の海釣りで何から始めるか迷うなら、サビキ釣りが比較的取り組みやすいです。
① サビキ釣り
サビキ仕掛けには複数の小さな針が付いています。
アミエビなどを使って魚を寄せ、
- アジ
- サバ
- イワシ
などを狙います。
夏から秋に小型回遊魚が岸近くまで入っていると、初心者でも釣果を得られる可能性があります。
ただし、場所によってはまき餌に関する制限がある場合もあります。
釣行する場所のルールを事前に確認してください。
② ウキ釣り・フカセ釣り
サビキに慣れたら、チヌやグレを狙うウキ釣りもあります。
ウキの変化を見ながら魚のアタリを取るため、サビキとは違った楽しさがあります。
③ ルアー釣り
ルアーでは、
- シーバス
- サゴシ
- 青物
- 根魚
などを狙えます。
魚が回遊している場所を探しながら釣るゲーム性の高い釣り方です。
周囲に人がいる場所では、後方を確認してからキャストしてください。
④ 投げ釣り
砂地がある場所ではキスを狙った投げ釣りがあります。
主なエサはイソメ類です。
キスは夏を中心に狙いやすく、食べてもおいしい魚です。
防波堤だけでなく、安全に釣りができる砂浜などでも楽しめます。
タコなどを持ち帰るときは漁業権に注意
以前の記事では夏に狙えるものとしてタコを掲載していましたが、2026年版では一覧から外しています。
福井県沿岸には共同漁業権が設定されている場所があり、場所や対象となる生き物によっては、一般の人が採捕できないことがあります。
タコのほか、
- アワビ
- サザエ
- ナマコ
- 海藻類
なども、場所によって採捕に制限があります。
魚以外の生き物を採る場合は、その場所の漁業権や採捕ルールを確認してください。
「釣れたから持って帰って大丈夫」とは限りません。
福井の海釣りで守りたい安全ルール
海釣りでは、釣果よりも安全を優先してください。
最低限、次の点は確認しておきましょう。
- ライフジャケットを着用する
- 天気・風・波を確認する
- 立入禁止区域に入らない
- 防波堤の柵を越えない
- 消波ブロックへ降りない
- 漁船や漁業作業の邪魔をしない
- 駐車禁止場所へ停めない
- 釣り糸・針・エサなどのゴミを持ち帰る
- 夜釣りではライトを用意する
- できるだけ単独行動を避ける
特に日本海側は天候が急変することがあります。
風が強くなったり、波が高くなったりした場合は、無理をせず早めに釣りを中止してください。
漁港は漁業者の仕事場
釣り人にとっては釣り場でも、漁港は漁業者が仕事をする場所です。
- 漁船の前に荷物を置く
- 係留ロープをまたぐ
- 作業スペースで釣りをする
- 漁業関係者の駐車スペースに車を停める
といった行為は避けましょう。
釣り人のマナーが悪化すると、これまで利用できた場所が立入禁止になる可能性もあります。
ゴミは必ず持ち帰り、現地のルールを守って利用してください。
「以前釣れた場所」でも現在の状況を確認
ここは福井で釣りをするときに重要なポイントです。
釣り場の状況は変わります。
以前自由に入れた場所でも、
- 立入禁止
- 工事
- 漁業活動による制限
- 安全上の閉鎖
- 駐車禁止
などになることがあります。
ブログやSNSで数年前の釣果を見つけても、現在も同じ場所に入れるとは限りません。
現地の看板と管理者の最新情報を優先してください。
福井の釣り場関連記事

福井県内の海釣りについては、こちらの記事も参考にしてください。
各記事の写真や釣果は訪問時のものです。
現在の立入規制や釣り禁止区域が当時と異なる可能性があるため、実際に訪れる際は最新情報を確認してください。
よくある質問

福井で初心者が一番釣りやすい時期は?
夏から秋が比較的釣りを始めやすい時期です。
アジやサバなどの回遊魚が入ってくると、サビキ釣りで釣果を得られることがあります。
福井の防波堤では何が釣れる?
季節や場所によって異なりますが、
- アジ
- サバ
- キス
- チヌ
- メバル
- カサゴ
- シーバス
- アオリイカ
- サゴシ
- キジハタ
などが狙えます。
初心者におすすめの釣り方は?
アジやサバなどを狙うサビキ釣りが比較的簡単です。
仕掛けも分かりやすく、魚の群れが入っていれば数釣りを楽しめることがあります。
冬でも釣れる?
冬でもメバルやカサゴ、シーバスなどを狙えます。
ただし、福井の冬の日本海は荒れやすいため、初心者は無理をしない方がよいです。
防波堤なら自由に釣りをしていい?
いいえ。
福井県内には立入禁止の防波堤や、釣りが禁止されている区域があります。
現地の看板や管理者の最新情報を確認してください。
テトラの上で釣ってもいい?
安全面からおすすめできません。
消波ブロックは滑りやすく、隙間への転落や海への転落につながる危険があります。
安全な岸壁や護岸、釣り施設を利用してください。
まとめ|福井の海釣りは季節と安全な釣り場選びが重要

福井の海では季節によって狙える魚が変わります。
目安として、
- 春:メバル・シーバス・チヌ・アオリイカ
- 夏:アジ・サバ・キスなど
- 秋:アジ・アオリイカ・サゴシ・キジハタなど
- 冬:メバル・カサゴ・シーバスなど
が候補になります。
初心者なら、夏から秋にアジなどを狙うサビキ釣りから始めると取り組みやすいです。
ただし、現在の福井県では「防波堤だから釣っていい」とは限りません。
立入禁止の防波堤や消波ブロックには入らず、釣りが認められている安全な岸壁・護岸・釣り施設を利用してください。
また、魚以外の生き物を採る場合は漁業権にも注意が必要です。
釣果よりも、安全と地元のルールを優先することが、これからも福井の海で釣りを楽しむために大切です。
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