【小浜の美味しい水】雲城水の場所はどこ？水は飲める？

「小浜の美味しい水を知っていますか？」

若狭の瓜割の滝は有名ですが、小浜にも水があります。

その水は、「雲城水」と呼ばれ、人々に愛されています。
 
今回は、小浜市にある雲城水を調べてきました。

雲城水はどんな場所なの？

雲城水は小浜市にある水場です。

雲城水は「福井のおいしい水」に選ばれている地下水。

この水は、小浜漁港の近くに位置する雲城公園にあります。

豊かな自然環境に囲まれた地域で採取され、その美味しさから、地元では特に評価されています。

福井のおいしい水

小浜の雲城公園にある自噴井戸です。

この水場には「福井のおいしい水」の案内板が掲示されています。

福井のおいしい水の認定地は35か所

「雲城水」とは、このあたりの湧水すべての総称。

実際に、海中でも多くの湧水が観測されていると言われています。

雲城水と呼ばれる水は、地下30ｍから湧き出る地下水で、多くの人々に愛されています。

雲城水の駐車場と注意点

雲城水専用の駐車場は設置されていません。

隣接するのは主要道路なので、そこには駐車することができませんが、海沿いの通路には車を停めるスペースがあります。

訪問時は短時間での利用を心掛け、大通りには駐車しないようにしてください。

また、冬の降雪時は水が出ない場合があるため注意が必要です。（この情報はコメントで提供されました）

ここから15分ほどの場所に瓜割の水があります↓

雲城水と水天宮

雲城水のある一番町は各戸に掘り抜き井戸があるほど、地下水に恵まれています。

その反面、水禍に見舞われることも多かったため、水天宮を祀りました。

毎年7月23日に「水まつり」の神事を行われ、水難除けと水への感謝を祈願しています。

水の恩恵に感謝し、安全と繁栄を祈ることができる場所です。

雲城水の特徴

雲城水は毎日、豊富な水量の水が流れ出ています。

雲城水へは、多くの地元住民が水を汲みに来ています。今回、訪れた時も水を汲んでいる方がいました。

地下30mから湧き出る水は１年を通して13℃前後。

地下水の源泉は、遠敷川（鵜の瀬）の上流の山々。時をかけて自然のフィルターを通り、海の近くにある雲城水に湧き出してきます。

雲城水周辺の家庭では、現在でも井戸水として利用され、名水を飲料水や料理に利用しているそうです。

雲城水の水は軟水で、食材の味を引き出す能力が高いと言われ、緑茶や紅茶など淹れるのにもおすすめです。

雲城水の感想

小浜市の雲城水への訪問は、まるで時間を超えた旅のようでした。

この地下水は、福井の隠れた宝と称され、豊かな自然に囲まれた雲城公園に源を持ちます。

雲城水の場所は驚きの光景で、ほんの数メートル先に広がる海とは対照的に、地下30メートルから湧き出る純粋な水源が存在します。

周囲の家々では、この恵まれた水を生活の一部として大切に使っており、その歴史と共に地域が繁栄してきた物語を感じることができました。

特に印象的だったのは、その水がもたらす恩恵を称え、安全と繁栄を願う「水天宮」でした。

毎年行われる「水まつり」では、この地域固有の文化と水への敬意が表現されています。

祭りは、過去から未来へと水の重要性を伝え、地域社会の結束を強化する役割を果たしています。

雲城水を自らの手で汲み上げた時、その冷たさと清らかさが直接感じられました。

口に含むと、その軟水は口当たりが柔らかく感じました。

驚いたことに、海辺に近いこの地で汲み上げられる水には、塩分は一切感じられず、ただ純粋な甘味と清涼感が口の中を満たします。

地元の人々がこの水を日常的に利用している姿を見て、私はこの場所がただの水場ではなく、コミュニティの生命線であり、文化の源であることを理解しました。

ここで育まれる名水は、地域の料理や伝統的なくずまんじゅうなど、様々な形で文化として受け継がれています。

まとめ

今回は、小浜市にある「雲城水」へ行ってみました。

雲城水は、「福井のおいしい水」に選ばれた地下水で、小浜漁港の近くの雲城公園にあります。

この水は地下30メートルから湧き出ており、豊かな自然環境に恵まれた地域から採取され、その清らかな味わいで地元住民から高く評価。

雲城水のあるエリアは、地下水が豊富でありながら水害の歴史もあり、水天宮が祀られ、毎年水まつりが行われます。

軟水であり、料理やお茶を淹れるのにも適しており、地元住民にとっては日常の水として重宝されています。

雲城水のアクセス

雲城水
住所	福井県小浜市一番町１

車の場合は、小浜ICから車で10分ほど。
JR小浜駅から徒歩で約10分ほど。

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