福の井発見!福井城址を観光。御廊下橋や天守台跡を訪れた感想

福井城址

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福井駅周辺で歩いて行ける観光地は?

福井駅近くの観光スポットを探している方は「福井城址」があります。

  • 福井城址には何があるのか?
  • 福の井は何なの?
  • 福井城址を訪れた感想は?

今回は、福井市にある「福井城址」を調べてきました。

タップできる目次

福井城址

福井城は、かつて福井市に位置していた日本の城郭で、歴史上、柴田勝家により築城されました。

福井城は、続日本100名城に選ばれています。

※続日本100名城は、日本の城の中で、財団法人日本城郭協会が2017年に定めた名城です。

江戸時代を通じ、越前松平家が福井藩の藩主としてこの城を居城としていました。

現在、福井城自体は存在していませんが、城郭の一部は今も現存し、その遺構は訪れる人々に過去の歴史を今に伝えています。

福井城址のアクセス

福井城址
住所福井県福井市大手3-17-1
入場料無料

福井城址は、福井駅から徒歩で8分ほどの距離です。

専用の駐車場はないため、駅周辺のコインパーキングなどを利用します。

福井駅の周辺情報はこちらの記事↓

福井城址ってどんな所?

福井城

福井城は徳川家康の次男、結城秀康によって1606年に築城された、歴史ある城跡です。

福井城は、徳川家康の二男・初代福井藩主・結城秀康が慶長11年(1606年)に築城。

約270年に渡り越前松平家の繁栄の舞台となり、現在は城址の一部が残っています。

初代福井藩主・結城秀康の像も設置され、歴史的価値を物語っています。

福井城の築城当時は高さは37m。

四層五重の雄大な天守閣と三重の堀をもっていたと言われますが大火で焼失。

現在では、石垣と堀の一部だけが残されています。

天守台跡の石垣など、見応えのある石垣が残っています。
 
城址には、福井県庁や警察本部があります。


福井城址には福井県庁や警察本部などの現代的なコンクリート建造物が立地しています。

この状況はネットでもいろいろな意見があります。

確かに、歴史的な城址に現代の建物があるというコントラストは、いくらか残念な印象を与えるかもしれません。

訪れた人は、一般的な観光地とは異なる特殊な雰囲気を感じることがあります。
 
福井国体時には、県庁にプロジェクションマッピングが投影されていました。

プロジェクションマッピング

県庁舎と警察署のある区画から奥へと進むと、福井城の天守台跡にたどり着きます。

天守台跡には、木造風の階段が設けられており、その階段を使って天守台跡まで登ることができます。

階段を上ると、福井の名の起こりとなったという「福の井」と呼ばれる井戸跡があります。

井戸の見学を楽しむことができます。

福の井

「福の井」という名の井戸跡は、現代になって新しく再構築されました。

この井戸が、「福井」という地名の由来となったという説があります。
  ※事実かどうかは不明です。

現在は、配管を通じて「福の井」に水を導き、井戸の底に水が常に溜まるような形で、かつての水の風景を復元しています。

福の井」と呼ばれるこの井戸は、深さが5.7メートルあり、水深は約1.9メートルです。

井戸蓋には地元福井県産のヒノキが使用されており、その品質の高さを感じさせます。

訪れる人は井戸を上から覗き込むことができますが、その深さから少し怖さを感じるかもしれません。

井戸を上から覗くことができますが、ちょっとこわかったです。 

福井城山里口御門(御廊下橋)

福井城山里口御門

福井城の本丸西側にある山里口御門は、城と福井市中央公園をつなぐ御廊下橋によって結ばれています。

歴史ある門は、お堀にかかる美しい景観を提供し、城址と公園の間の重要な接点です。

御廊下橋(おろうかばし)は、福井藩主が登城する際の専用橋として使われていました。

2008年(平成20年)に復元され、無料で通行できます。

御廊下橋を渡った先には資料館が設けられており、現存しないお城の天守台や石垣、内堀がその歴史を今に伝えています。

電車を待つ間や散歩の途中で、「福井」という地名の由来になったとされる「福の井」を訪れてみるのも良いでしょう。

桜スポット

福井城

福井城址は、春の訪れとともに桜の名所として名高い場所。

お堀の周囲を彩る桜の木々が、訪れる人々に春の喜びを与えてくれます。

城の石垣の上に位置する瓦御門跡からは、お堀越しの桜並木を一望でき、桜の美しさを存分に楽しむことができる場所です。

瓦御門跡は、階段を上って行くことができ、高台からの眺望はお堀を囲む桜と御本城橋の景色を一体として眺めて、福井城の春を感じることができます。

福井城址を訪れた感想

福井市の歴史の息吹を感じさせる福井城址。

明るい陽光のもと、福井駅から歩いてわずか8分。そこに広がるのは、かつて権勢を誇った城の遺構。

敷石がゆったりと時間を刻み、風に揺れる木々が今にも語りかけてくるよう。

福井城山里口御門

城址は今も昔の面影を色濃く残し、訪れる人々に過去への思いを馳せさせる。

お堀を渡ると、結城秀康公の威厳ある像に出会う。かつてこの地で繰り広げられた歴史の重みを物語っている。

周囲には石垣が広がり、かつての城の規模の大きさを偲ばせる。

福井城址を散策する中で、ひときわ目を引くのが「福の井」

かつて城の人々が使ったと言われるこの井戸は、まさに福井の名の由来。

福井城址はただの遺構ではなく、現代の福井市民の生活と密接に結びついた場所。

ここには、福井県庁や警察本部が立地しており、日々の営みの中に古の歴史が息づいている。

過去と現在が交差するこの地で、福井の街がどのように発展してきたのかを感じ取ることができる。

古の歴史と現代の営みが融合するこの地で、福井の過去と現在、そして未来に思いを馳せた。

まとめ

福井城址

今回は福井市にある、福井城址を調べてみました。

柴田勝家によって築城された歴史ある城跡では、今も天守台跡や石垣、内堀が残されています。

城址には「福の井」という名前の由来となった井戸跡もあり、訪れる人々に福井市の歴史を物語っています。

春にはお堀の周辺で美しい桜を楽しむことができる魅力的なスポット。
 
福井城址は福井駅から徒歩で行ける距離なので、時間があるときは散歩感覚で行くことができます。

さらに詳しいことを学びたい方は、福井城の再現模型のある福井市立郷土歴史博物館へ行くといいです。(福井城址から徒歩5分ほどの距離)

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記事を書いている人

福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター

福井生まれ。福井育ち。福井の情報や面白いスポット、美味しいお店など、実際の体験をもとに、わかりやすく提供することを心がけています。

趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し、皆さんと共有できればと思っています。

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