「福井の名所、足羽神社にあるしだれ桜ってどんな桜?」
足羽神社は、福井市内に位置し、毎年春になるとしだれ桜が見事に咲き誇ることで有名。
しだれ桜の美しさは訪れる人々を魅了し、地域の春の風物詩となっています。
ここでは、足羽神社のしだれ桜の開花時期や見どころを詳しくご紹介します。
この記事でわかること
✔ 足羽神社のしだれ桜の見頃
✔ 足羽神社へのアクセス方法
✔ しだれ桜を楽しむおすすめポイント
春の訪れとともに咲き誇るしだれ桜の下で、心癒されるひとときを過ごしてみませんか?
足羽神社
足羽神社は、福井市の足羽山中腹に位置する由緒ある神社です。
歴史は古く、継体天皇がまだ男大迹王皇子として越前に在住していた時、大宮地の霊を祀ったことが始まりとされています。
足羽神社の御祭神:継体天皇、大宮地之霊
参拝の作法は「二拝二拍手一拝」
足羽神社では、特別なお守り「小柴お守り」を授かることができます。

足羽山のしだれ桜

足羽山にある足羽神社は、「足羽さんのしだれさくら」で知られる福井の桜の名所。
福井市の中心にそびえ立つ足羽山は、標高116mの自然豊かな山であり、特に桜の季節には花見客で賑わいます。
「足羽神社のしだれ桜」は、美しさから福井市の天然記念物にも指定されており、春の訪れと共に、地元民と観光客の目を楽しませています。
足羽神社のしだれ桜の特徴

足羽神社の本殿の前にある「足羽神社のシダレザクラ」は、見る者を圧倒する迫力で知られています。
木の根本には歴史を語る案内板があります。
- 樹 齢:約370年
- 天然記念物
樹齢が370年以上ある大木の豊かな枝ぶりは、迫力満点です。

足羽神社の境内にあるしだれ桜は、約12メートルの高さから地面近くまで美しいピンクの花をたっぷりと垂らしています。
樹齢約370年の天然記念物は、春の訪れと共に訪れる人々に壮大な美しさを披露します。
足羽神社のしだれ桜の開花時期

2025年の東京での桜開花は3月24日(月)。
福井の開花予定日は2025年4月1日以降になっています。
2024年4月6日に訪れた時は見頃でした。夜にはライトアップも行われました。
福井の桜の開花は2023年3月22日でした。昨年より1週間以上早い開花で2023年3月29日ごろに満開を迎えました。

例年、花見の期間中はライトアップも行われます。(ライトアップの詳細は別途記載しています。)
過去の開花状況(2018年~2022年)


2022年、福井県にある足羽神社の桜は3月31日に開花し、桜は4月6日ごろに満開の美しさを見せていました。
桜の開花は、年によってバラツキはありますが、3月20日〜4月5日頃に開花が始まり、1週間ほど見頃が続きます。
過去の開花状況は下記の▼をクリックして確認できますので、参考にしてください。
2021年の開花状況


2021年は3月22日頃から開花が始まり、3月25日で7分咲きぐらいでした。
2021年4月2日満開で少し散り出してきています。
2020年の開花状況


2020年は、3月28日頃が見頃になり、例年より少し早めでした。
2019年の開花状況


※2019年春の足羽山のしだれ桜の花見の時期は4/8で終了しました。
2018年の開花状況


2018年の開花は3月29日頃でした。
ライトアップも行われ、多くの人で賑わっていました。
しだれ桜のライトアップ時期と時間
夜はライトアップが行われるので、夜の鑑賞もおすすめです。
ライトアップ時の桜はコントラストが出て、浮き上がって見えます。
参考ライトアップ日程(2022年)
・期間:4月1日~4月17日
・点灯時間:午後18時~午後23時
※ライトアップ期間、時間はその年によって変わるため注意してください。
夜は、灯の回廊もライトアップされます。


期間限定で愛宕坂にあかりがつきます。
散歩しながら夜桜も楽しむのもいいかもしれません。
足羽山のしだれ桜の注意点


自動車で登ることも可能ですが、一方通行の道があるため注意が必要です。
足羽神社前の駐車スペースは約3台分しかなく、より広い下部の駐車場も桜シーズンには満車になることが多いです。


花見の時期は通行規制が行われ進入禁止の区間もあります。
※3月下旬~4月上旬、足羽山は交通規制がかかります。
災害に負けないしだれ桜


足羽山神社のサクラは、桜は永い歴史の中で何度となく災害にあっています。
明治33年(1900年)の橋南の大火や、昭和20年の福井空襲で戦火に遭い、雪害・風害などでも一時樹勢も衰えました。
現在は回復して毎年訪れる人々を楽しませています。
足羽山の桜の品種は?


しだれ桜は、桜の品種を表す言葉ではなく、枝が垂れている桜の総称。
そのしだれ桜の中でも、いくつかの種類がありますが、足羽山神社の桜は、「イトシダレサクラ」です。
糸枝垂(イトシダレ)
花色 : 淡紅から白
エドヒガンの枝垂(エドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)の変種)
イトシダレサクラは、薄桃色の八重咲きが特徴的なしだれ桜で繊細なサクラです。
足羽神社の春の御朱印


足羽神社には御朱印があり、春バージョンもありました。
足羽神社の御朱印 初穂料:500円
足羽神社の御朱印帳(継体天皇バージョン)もあります↓


桜カード


桜カードは、福井の桜スポットのカードで、足羽神社のしだれ桜のカードもあります。
2020年に福井では桜カードの配布も行われてました。
その後の配布は未定のため、最新の情報を確認してください。


アクセス方法


歩いて行く場合、愛宕坂を上るのが一般的なルートです。
愛宕坂を登り切ると、足羽神社があります。
こちらが足羽神社の参道入り口になります。


参道は愛宕坂から足羽神社へと続いており、徒歩で約10から15分の距離です。
正面参道の石段の真ん中にあるのは、「タカオモミジ」


足羽神社の「タカオモミジ」も天然記念物です。(11月中頃が見ごろ)
桜だけでなく、紅葉の時期にも楽しめます。
春の桜に続き、秋には美しい紅葉も楽しめるので、是非訪れてみてください。
足羽山の登り方はこちらの記事↓


まとめ


今回は、福井市にある「足羽神社のしだれ桜」をしらべてみました。
福井の桜の開花は2023年3月22日で、昨年より1週間以上早い開花で、見頃を迎えました。
桜の開花は、年によってバラツキはありますが、3月20日-4月5日頃に開花が始まり、1週間ほど見頃が続きます。
サクラの花言葉は、「精神の美」「優美な女性」と言われますが、しだれ桜にも花言葉があります。


しだれ桜の花言葉は、「優美」「ごまかし」といった意味があります。
「優美」は見た目そのものですが、「ごまかし」に関しては、しだれ桜の枝が何かを隠すかのように垂れているというような見方もでき、垂れる枝に隠れて姿をごまかすというような諸説もあるようです。
きっと、美しくて幻想的すぎるのでしょう。
足羽山へ桜の時期に訪れてみてはいかがでしょうか?
福井の桜情報はこちらの記事を参考にしてください↓
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