「越前市のだるまちゃん広場を知っていますか?」
福井県越前市の武生中央公園にできた「だるまちゃん広場」
越前市に出来た『だるまちゃん広場は、いったい何なのか?』気になったので調べてみました。
目次
だるまちゃん広場
だるまちゃん広場は、2017年8月11日(金)に越前市の武生中央公園にオープンした広場です。
<だるまちゃん広場のオープン時>

だるまちゃん広場は、越前市出身で日本を代表する絵本作家の加古里子(かこさとし)さんの全面的な協力、監修を得て整備された公園です。
加古 里子
1926年生まれ。
今立郡国高村(現/越前市)
絵本作家で600作品以上を発刊している。
本名・中島哲(なかじま・さとし)
福井県越前市生まれ。
1959年に「だむのおじさんたち」で絵本作家デビューし、「だるまちゃんとてんぐちゃん」はミリオンセラーです。
だるまちゃん広場は、加古里子さんが、ふるさとから受けた恩返しとして手掛け、加古さんのたくさんの思いが詰まった広場です。
だるまちゃん広場の基本コンセプト
- 「次世代の人が育つ空間」
- 「絵本の世界を映し出す空間」
- 「地域活性化の核となる空間」
人や絵本、地域といった空間を大事にした広場で子供から大人まで楽しめる公園です。
だるまちゃん広場は何があるの?
だるまちゃん広場は、全国で唯一の『かこさとし氏監修の公園』となっています。
エントランス広場は、かこ先生の絵本「からすのパンやさん」の最初のページに登場する「いずみがもり」をイメージ。
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エントランス広場に設置した紙芝居舞台看板は、3枚の絵を左右に動かし絵本「からすのパンやさん」に登場するたくさんのからすが、まっしぐらに進む場面を表現。
このようなスライド(紙芝居舞台看板)のイラストがあります。

からすたちが目指す先にあるのは、遊具や木陰や感性溢れる様々な仕掛けです。
だるまちゃん公園は、絵本のように3つのエリアに分かれています。
- だるまちゃん広場
- パピプペポー広場
- コウノトリ広場
それぞれにコンセプト・特徴がある広場になっています。
だるまちゃん広場の設備
県内最大級のトランポリンがあります。トランポリンは「ふわふわ雲」と呼ばれます。
<ふわふわ雲>

白いトランポリンです。雨の日は滑るので使用できません。
ふわふわ雲の対象年齢は、3歳から12歳です。5歳以下の幼児には大人が付き添ってください。
<宇宙をテーマとした平面噴水>
地面から水が噴き出す噴水があります。
夏は、子供がびしょぬれで遊んでました。
着替えは必須です。履物にも注意してください。
<公園を流れる人工河川>
川は、笹舟を浮かべたりできます。
自然と調和し、学べる広場です。
<からすのパンやさんのかざぐるま塔>
アスレチック・ワイドスライダー
大人気の遊び場で、いくつかの滑り台があります。
遊具の高さがあるので、小さいお子様は大人が連れ添ってください。
パピプペポー広場
<まめちゃんえん>
園児用遊具(0~6歳児が対象年齢)
あさですよ、よるですよ
絵本の「あさですよ よるですよ」の1日を表現し、時計まわりにめぐると1日が体験できます。
他には、このようなもの園児向けのものもありました。
あかいありの冒険の国(園児用アスレチック)
「あかいありの冒険の国」の対象年齢は、3才から12才。
<あかいありとぼたもちやま>
あかいありとぼたもちやまは、クライミング遊具です。
高さが1mと2mがあります。
1mの部分は3~6才が対象エリア。2mの部分は6~12才が対象のエリアです。
<カラスのパン屋さんエリア>
クラウドファンディングで新しい「パンやさんエリア」ができました。

カラスのパン屋さんエリアは、クロワッサンの形のウッドデッキ、かまどをイメージしたテーブルなどがあります。
紙芝居をウッドデッキに座って見れるような配置です。
2020年5月21日から開放されていますので、新しいパンやさんエリアを楽しんでみて下さい。
コウノトリ広場
コウノトリ広場は、噴水のむこうにあるバイキングなどの乗り物のあるエリアです。
※乗り物は動いていません。
(菊人形の開催期間やイベント時のみ動きます)
はぐもぐ
はぐもぐには、いくつかの飲食店があります。
だるまちゃん広場でご飯を食べたい時は、はぐもぐで食べれます。
(開館時間:9:30~19:00)
はぐもぐの詳細はこちら
スターバックス武生中央公園店
2018年9月にスターバックス武生中央公園店がオープンしました。

だるまちゃん広場の横にあり、大きな店で木や和紙を使った作りです。
店内の公園側はガラス張りで、公園を眺めながらコーヒーを楽しむことができます。
テラス席の利用や、テイクアウトして公園のベンチなどで飲むのもアリです。
冬期間のだるまちゃん公園
冬は公園内の一部の遊具が使えませんので注意してください。
まず、入り口のきくりんは冬眠しています。
(きくりんは菊人形のシーズンになると現れます)

菊人形のシーズンは、人気の写真撮影スポットですが、シーズンオフはきくりんがいません。
トランポリン(ふわふわ雲)は、3月中旬まで使えません。
積雪量によりますが、アスレチック遊具は使用可能でした。
クリスマス時期は、スターバックスコーヒー周辺はイルミネーションがあります。

だるまちゃん広場には、このようなレアな加古さんのだるまちゃんマンホールもあります。

ぜひ、見つけてみてください。
最後に
新しくなった武生中央公園は、いろいろな遊び場があり子供が楽しめる公園です。
(駐車場も無料でお金を使わず遊べる場所です。)
だるまちゃん広場内は、いくつかの注意点があります。
・子供が楽しく安全に遊べるように配慮がありますが、小さいお子様は大人が連れ添い、目を離さないように気をつけてください。
・広場内の自転車の乗り入れ、ペットの連れ込みは禁止です。
・ゴミは持ち帰ってください。
・天気のいい休日には、多くの子供が遊んでいて、人気のからすのパンやさんのかざぐるま塔の滑り台は、順番待ちの行列ができることもあります。
・着替えを持っていった方がいいです。
・夏場は熱中症に注意してください。
夏休みに訪れた時には、水浴びをしたり、多くの子供たちが、思い思いに遊んでいました。

テーマに沿ったユニークな公園なので、機会がありましたら訪れてみてください。
越前市出身の絵本作家、かこさとしさんの作品をモチーフとした遊具は、遊んでいるうちに、いろいろな刺激をあたえてくれるかもしれません。
P.S
近くには「かこさとし ふるさと絵本館」もありますので、時間があれば訪れてみてください。
武生中央公園では、秋には菊人形が開催されます。
だるまちゃん広場のアクセス
だるまちゃん広場の周辺地図
だるまちゃん広場 | |
住所 | 越前市高瀬2丁目7-24 |
福鉄越前武生駅、JR武生駅からだるまちゃん広場まで約1.5km、徒歩で約20分。
武生駅からはバスもあります。
ただし、バスの本数はそれほど多くはありません。
・市民バス(のろっさ) 100円
・路線バス(福鉄) 170円
武生インターから車で約15分
公園には無料駐車場があります。
(乗用車約900台分)
いかがでしたか?
今回は、「越前市のだるまちゃん広場・武生中央公園」を調べてみました。
子供が喜ぶ楽しい公園です。