【文殊山の西袋コースからの登り方】岩題目を見て山頂へ。注意点やかかる時間は?

文殊山の西袋コース

文殊山登山の登山ルートの「西袋コース」を知っていますか?

西袋コースは、文珠山登山の中でもマイナーな登り口です。

今回は、文殊山へ西袋コースから登ってみました。

目次

文殊山登山 西袋コース

文殊山(もんじゅさん)は、福井県福井市と鯖江市の境にある標高は365メートルの山。

越前五山のひとつの山です。
(越前五山:白山・越知山・文珠山・吉野ケ岳・日野山)

文殊山を福井から見た姿

福井市からもアクセスがよく、気軽に登れる人気の文殊山。

天気のいい休日には、多くの人が山登りを楽しんでいます。
 
文殊山の登山ルートはいくつかあります。


 
<文殊山への登山コース>
二上コース
りょうごん寺コース(大村コース)
南井コース
角原コース
四方谷コース
大正寺コース
 
今回は、この中の「西袋コース」から登ってみました。

榎坂トンネル

※西袋コースは、福井市から登るルートです。
 (榎坂トンネルを越えた福井市側)

西袋コース登山口のアクセス

西袋コース登山口の地図

文殊山 西袋コース登り口

住所:福井県福井市西袋町

駐車場は道路脇を使用。

西袋コースは、道路脇(208号線沿い)から登ります。

駐車場はなく、道路脇の広場があったので、広場に車を止めました。

道路脇の広場

広い道路の駐車禁止でない所に止めるしかないです。
(トイレはありません)

西袋コースの登山口

袋井の登山口

登山口には柵がしてあります。
(イノシシなどの獣対策の柵です)
 
柵を開いて登山道へ入ります。

柵を開く

西袋コースの登山道

広めの登山道

最初は広めの、車が通れそうな道幅の道を歩いていきます。

次第に急になってきます。

そのあと細めのジグザグの登山道になりますが、倒木が多いです。

倒木

倒木をかわしながら登っていきます。

西袋コースは、最初から急です。

倒木が多い

所々、カットしてあり、通りやすいようになっています。

倒木がないとスムーズに登れそうですが、所々、大きな木があります。

さらに進むと、御題目岩の分岐があります。

岩題目の分岐

このような、看板があり、2つに分かれます。
 
岩題目の案内板があります。

岩題目

岩題目

案内板は、大正寺コースの途中にあります。

岩題目には、案内板はありませんでした。

岩題目への道は、行く人が少ないのか、草が茂ってました。
 
岩題目は、大きな岩があり、岩石に題目を刻んであるようですが、よく分かりませんでした。

岩題目

岩題目から来た道を戻り、分岐を文珠山の方へ向かいます。

岩題目の分岐点から山頂

登山道

ジグザクののぼりになります。

途中で振り返ると、奥に白山が見えました。

白山

その後進むと、文珠山の看板があります。

看板

看板の先が、大正寺コースとの合流です。
 
大正寺コースの分岐

大正寺コースとの合流

室堂まで870M
展望台まで1270M
大文殊まで1500M

登山口からここまで約15分ぐらいでした。
 
分岐点からは、大正寺ルートと同じになり、しばらく急な階段状の登りがあります。

細かい階段の登りが一番急ですが、それほど長くはありません。

階段状の登り

階段を登り切ると、鉄塔が出てきます。

大正寺コースの鉄塔

見晴らしのいい場所で、左側に鯖江方面が見えます。

鯖江方面の眺め

ベンチもあるので、ここで休憩できるので、景色を眺めて一服するのもアリです。
 
その先は、室堂付近まではモミジが多いので、秋は紅葉を楽します。

モミジ

稜線でなだらかな道になります。
 
モミジの多いエリアを通ると、室堂(小文殊)につながり、他のルートと合流します。
 
室堂(小文殊)

室堂

室堂は、広場になっていて、休息所があります。

室堂(聖観音菩薩を祀る)の前には、大きな天狗杉があります。
(二上・大村コースとはここで合流します。)
 

室堂を越えて登っていくと、角原コースの分岐点があります。

角原コース合流

角原コースとの合流点です。

合流点の先は、春はカタクリ、秋は紅葉が楽しめます。
 
展望台

文珠山展望台

展望台に登ると、鯖江方面と福井方面が一望できますので、景色を眺めて一息ついてください。

小文殊~展望台は 約5分
展望台~大文殊は 約10分
 
本堂(大文殊)

文珠山本堂

本堂は、2017年の台風で半壊し、今は新しくなっています。

大文殊からは、福井市内を見ることができます。

福井市内の景色

交通網眺望スポット!
高速道路を走る車も、山の上から見るとゆっくり走っているように見えます。
自然を満喫してゆっくりした時間をお過ごしください。

天気のいい日には、白山も見ることができます。

西袋コースの注意点

・木をかわしながら登る必要があります。
・携帯はつながりますので、持っていた方がいいです。
・クマ対策をした方がいいです。
・分岐点を間違えないように注意してください。
・雨の日の後はぬかるみますので気をつけてください。
・倒木に注意が必要です。
・専用駐車場はありません。

かかる時間:登り60分 下り40分ぐらい
 (本堂(大文殊)まで)
 

まとめ

西袋の登山コースは、倒木が多かったです。

倒れた木をかわしながら、進む必要がありますが、通れるようにはなっているので登山が可能です。

倒木

※登ったのは2019年5月なので、今後倒木はなくなるかもしれません。
 
西袋コースから登る人は少なめの印象で、大正寺コースに合流するまで誰とも会いませんでした。

西袋コースは、文珠山登山の中でもマイナーなコースです。
 
文珠山は登山ルートもいろいろあり、それぞれの個性がありますので、好きなルートで登るのがいいです。

 
階段が苦手な方は、りょうごん寺コース(大村コース)がいいです。
 
多くの人が登る定番ルートは、二上コースです。
 
文殊山は標高はそれほど高くなく、整備もされていますので、登りやすい山。

家族で楽しむこともできます。

 
文殊山登山コースはやかかる時間はこちら

今回は「文殊山の西袋コース」をしらべてみました。

文殊山登山の際の参考になればと思います。

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