文殊山登山の登山ルートの「西袋コース」を知っていますか?
西袋コースは、文珠山登山の中でもマイナーな登り口です。
今回は、文殊山へ西袋コースから登ってみました。
文殊山登山 西袋コース
文殊山(もんじゅさん)は、福井県福井市と鯖江市の境にある標高は365メートルの山。
越前五山のひとつの山です。
(越前五山:白山・越知山・文珠山・吉野ケ岳・日野山)
![文殊山を福井から見た姿](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/12/IMG_666501.jpg)
福井市からもアクセスがよく、気軽に登れる人気の文殊山。
天気のいい休日には、多くの人が山登りを楽しんでいます。
文殊山の登山ルートはいくつかあります。
<文殊山への登山コース>
・二上コース
・りょうごん寺コース(大村コース)
・南井コース
・角原コース
・四方谷コース
・大正寺コース
今回は、この中の「西袋コース」から登ってみました。
![榎坂トンネル](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_976001.jpg)
※西袋コースは、福井市から登るルートです。
(榎坂トンネルを越えた福井市側)
西袋コース登山口のアクセス
西袋コース登山口の地図
文殊山 西袋コース登り口
住所:福井県福井市西袋町
駐車場は道路脇を使用。
西袋コースは、道路脇(208号線沿い)から登ります。
駐車場はなく、道路脇の広場があったので、広場に車を止めました。
![道路脇の広場](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_980701.jpg)
広い道路の駐車禁止でない所に止めるしかないです。
(トイレはありません)
西袋コースの登山口
![袋井の登山口](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_976101.jpg)
登山口には柵がしてあります。
(イノシシなどの獣対策の柵です)
柵を開いて登山道へ入ります。
![柵を開く](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_980401.jpg)
西袋コースの登山道
![広めの登山道](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_976301.jpg)
最初は広めの、車が通れそうな道幅の道を歩いていきます。
次第に急になってきます。
そのあと細めのジグザグの登山道になりますが、倒木が多いです。
![倒木](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_976701.jpg)
倒木をかわしながら登っていきます。
西袋コースは、最初から急です。
![倒木が多い](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_977101.jpg)
所々、カットしてあり、通りやすいようになっています。
倒木がないとスムーズに登れそうですが、所々、大きな木があります。
さらに進むと、御題目岩の分岐があります。
![岩題目の分岐](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_977301.jpg)
このような、看板があり、2つに分かれます。
岩題目の案内板があります。
岩題目
![岩題目](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0387101.jpg)
案内板は、大正寺コースの途中にあります。
岩題目への道は、行く人が少ないのか、草が茂ってました。
岩題目は、大きな岩があり、岩石に題目を刻んであるようですが、よく分かりませんでした。
![岩題目](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_979501.jpg)
岩題目から来た道を戻り、分岐を文珠山の方へ向かいます。
岩題目の分岐点から山頂
![登山道](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_977901.jpg)
ジグザクののぼりになります。
途中で振り返ると、奥に白山が見えました。
![白山](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_979001.jpg)
その後進むと、文珠山の看板があります。
![看板](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_978001.jpg)
看板の先が、大正寺コースとの合流です。
大正寺コースの分岐
![大正寺コースとの合流](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_978501.jpg)
室堂まで870M
展望台まで1270M
大文殊まで1500M
登山口からここまで約15分ぐらいでした。
分岐点からは、大正寺ルートと同じになり、しばらく急な階段状の登りがあります。
細かい階段の登りが一番急ですが、それほど長くはありません。
![階段状の登り](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0386401.jpg)
階段を登り切ると、鉄塔が出てきます。
![大正寺コースの鉄塔](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0386201.jpg)
見晴らしのいい場所で、左側に鯖江方面が見えます。
![鯖江方面の眺め](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0385701.jpg)
ベンチもあるので、ここで休憩できるので、景色を眺めて一服するのもアリです。
その先は、室堂付近まではモミジが多いので、秋は紅葉を楽します。
![モミジ](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0384601.jpg)
稜線でなだらかな道になります。
モミジの多いエリアを通ると、室堂(小文殊)につながり、他のルートと合流します。
室堂(小文殊)
![室堂](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0371301.jpg)
室堂は、広場になっていて、休息所があります。
室堂(聖観音菩薩を祀る)の前には、大きな天狗杉があります。
(二上・大村コースとはここで合流します。)
室堂を越えて登っていくと、角原コースの分岐点があります。
![角原コース合流](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0370201.jpg)
角原コースとの合流点です。
合流点の先は、春はカタクリ、秋は紅葉が楽しめます。
展望台
![文珠山展望台](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0369901.jpg)
展望台に登ると、鯖江方面と福井方面が一望できますので、景色を眺めて一息ついてください。
小文殊~展望台は 約5分
展望台~大文殊は 約10分
本堂(大文殊)
![文珠山本堂](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0368901.jpg)
本堂は、2017年の台風で半壊し、今は新しくなっています。
大文殊からは、福井市内を見ることができます。
![福井市内の景色](https://azimano.info/wp-content/uploads/2018/11/DSC0367901.jpg)
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2023/12/3ffc16aba8d2b18a03dec4936e9e2243-1-300x300.jpg)
交通網眺望スポット!
高速道路を走る車も、山の上から見るとゆっくり走っているように見えます。
自然を満喫してゆっくりした時間をお過ごしください。
天気のいい日には、白山も見ることができます。
西袋コースの注意点
・木をかわしながら登る必要があります。
・携帯はつながりますので、持っていた方がいいです。
・クマ対策をした方がいいです。
・分岐点を間違えないように注意してください。
・雨の日の後はぬかるみますので気をつけてください。
・倒木に注意が必要です。
・専用駐車場はありません。
かかる時間:登り60分 下り40分ぐらい
(本堂(大文殊)まで)
まとめ
西袋の登山コースは、倒木が多かったです。
倒れた木をかわしながら、進む必要がありますが、通れるようにはなっているので登山が可能です。
![倒木](https://azimano.info/wp-content/uploads/2019/05/IMG_977001.jpg)
※登ったのは2019年5月なので、今後倒木はなくなるかもしれません。
西袋コースから登る人は少なめの印象で、大正寺コースに合流するまで誰とも会いませんでした。
西袋コースは、文珠山登山の中でもマイナーなコースです。
文珠山は登山ルートもいろいろあり、それぞれの個性がありますので、好きなルートで登るのがいいです。
階段が苦手な方は、りょうごん寺コース(大村コース)がいいです。
多くの人が登る定番ルートは、二上コースです。
文殊山は標高はそれほど高くなく、整備もされていますので、登りやすい山。
家族で楽しむこともできます。
文殊山登山コースはやかかる時間はこちら
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2022/09/Accessories-2022-09-14T154340.791-300x169.jpg)
今回は「文殊山の西袋コース」をしらべてみました。
文殊山登山の際の参考になればと思います。
![](https://azimano.info/wp-content/uploads/2024/05/ecb636aaddd40094efa5d8ecefe3828a.png)
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ、福井育ち。
山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。
山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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