福井県は、自然がとても豊かで、いろいろな動物が身近な所に住んでいます。
最近では、「イノシシ」や「猿」を見かけることが多く、街中まで遠征してくることもあります。
「狐」や「タヌキ」もたまに見かけますが、今回は、久々に会ってはいけない奴に出会ってしまった。
それは「野生のクマ」です。
山の中でクマに出会ったらどうすればいい?
2017年の6月
越前市の山を調子良く登っていると、右方向に何か気配を感じた。
スッーと視線をやると、
そこには黒い物体が・・・
一瞬びくりとした。
その物体をよく見ると黒くて大きい!!!
それはクマ(熊)だ。
距離は、約6メートルほど先。
クマはまだ気づいていない。
体長は1・3メートルほどと、少し小さめ。
私は焦ったが、そのままじわじわと後ずさりをした時、奴は、私の存在に気づいた。
驚いたのか、一瞬止まった。
私はドキッとしたが、すぐに山の方へと走っていった。
「ホッ よかった。」
やはり、クマは恐い。
山の中で、あんな黒い物体が動いているのは恐怖だ。
今回は、逃げていったからいいが、向かってきたらヤバかった。
運が悪ければ、そこで人生はゲームオーバーになってしまうから。
今回は、クマとの遭遇時の動画があります。
↓ ↓ ↓
私がクマに遭遇したのは2度目。
以前のクマはもう少し小さなクマでした。
(場所はここではなく池田町の方)
福井の山にいるクマは、「ツキノワグマ」
体長 120-180センチメートル 体重 40-120キログラムぐらい(成体)
ツキノワグマは、ブナやミズナラなどブナ科の落葉広葉樹林に多いです。
クマと出会った場合はどうするのか?
もし山でクマに出会ってしまったら?
相手が気づいていないなら、今回のように相手の動きを確認して、前を見たままバックしていく。
いきなり、全力で逃げると、
逆に、クマが反応して追いかけてくるかもしれない。
(背中を向けた相手を襲うのは彼らに本能として備わっている)
大声は出さない方がいい。
逆にクマを刺激してしまうから。
まずは、冷静になることが大事。
(でも、これは難しい。)
対策として、私は、山に行くことも多いので、クマとの遭遇も一応イメトレしてシュミレーションしている。
もし向かってきたなら、最終的には、戦うか防御するしかない。
死んだふりは有効ではない。
余裕があれば、そこらの武器を持って戦うか、急所ををやられないようにガードして、接近戦になったら、捨て身で連打をするしかない。
私は、実際に戦っていないが、クマの力は半端ないようだ。
特に爪も鋭いから危険。
以前、近くの山でクマが木に登っていた時、木についた爪跡の動画↓
小さめのクマでも、木にこれぐらいの爪跡は残るので、かなり強烈です。
ちなみに、逃げるときに木の上に登っても、クマも木に登れますので気をつけてください。
効果的なのは、鈴や笛を鳴らして歩くのが良いです。
まずは、「会わないようにすることが大事」
ちなみに、不安なら熊撃退スプレーといったアイテムもあります。
熊撃退スプレーを出してる間に、やられたら意味ないが・・・
山には、クマはいるものなので、なにかの縁があれば出会ってしまうかも知れない。
遭遇率は低めなので、ある意味、遭遇したらラッキーかも知れないが、会いたくない動物。
クマは臆病といわれるので、人を襲うことは少ないですが、山に入る際は注意してください。
今回は、「クマとの出会った話と対策」を紹介しました。
これは、あくまで私自身の対策法なので、役に立つかどうかは分かりません。
山に入る際には十分気をつけてください。
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