福井の人気の山といえば文殊山。
初心者でも登りやすいのが「二上コース」です。
- 福井市の二上コースから登り方は?
- 山頂までのかかる時間はどれぐらい?
- 二上コーから登る時の注意点はあるの?
今回は、文殊山の定番登山コースの「二上コース」をしらべてみました。
文殊山
文殊山(もんじゅさん)は、福井市と鯖江市の境にある山です。
越前五山(白山・越知山・文珠山・吉野ケ岳・日野山)のひとつの山。
文殊山は、福井市内からアクセスがよく、気軽に登れるので、自然を楽しみたい方におすすめの場所です。
文殊山の二上コース
文殊山の登山ルートはいくつかあります。
【文殊山の登山コース】
- 二上コース
- りょうごん寺コース(大村コース)
- 南井コース
- 角原コース
- 四方谷コース
- 大正寺コース
選ぶコースによって、異なる自然の景色を味わえるので、ハイカーの好みや体力に応じて選ぶことができます。
中でも、福井市からアクセスしやすく、登山者が多いのが「二上コース」です。
ニ上コース登山口のアクセス
地図
文殊山二上コース駐車場
住所:福井県福井市二上町20
無料駐車場あり
二上コース駐車場付近は、北陸新幹線の工事が行われていますので注意してください。
突き当たりを右にいくと二上コースの駐車場です。
二上コースの駐車場は広めで、駐車場入口にトイレがあります。
駐車場に集合して、複数人で登る方も多いです。
ニ上コースの登山口
登山口には、必要な方が使用できる杖が置かれていました。
その先には、野生動物対策の柵がありますが、手で開けられるので、開いて登山道へ入ります。
登り口には、熊出没注意の看板が掲示されていますので、熊対策もしたほうがいです。
熊の出没が見られる時期もあるため、クマ鈴などで対策をしてください。
ニ上コースは、階段状の登りが多いです。
コースの途中には休憩用のベンチが設置されていました。
休憩を取りながら、ゆっくりと登ってください。
途中には、福井市内の景色を一望できる場所がありました。
景色を楽しみながら一服できます。
ベンチもありますので、休憩しながら景色を眺めるのいいです。
景色が見える場所の近くには、岩から水が流れる水場があります。
福井市内の眺めがいいポイントを過ぎると、大村・楞厳寺コースとの合流点があります。
楞厳寺コースとの合流点
合流点にはベンチが設置されていますので、休憩することができます。
大村・楞厳寺コースの合流点近くには、紅葉絶景地の看板もありました。
案内板の先には、紅葉絶景地やツバキの群生地があります。
登山道脇にはトイレもありました。
トイレは、小文殊の手前にあり、男子用と女子用が分かれています。
(汲み取り式のトイレです)
室堂(小文殊)
室堂は、広場になっていて、休息所があります。
室堂は、聖観音菩薩を祀り、その前には大きな天狗杉があります。
(大正寺コースとはここで合流します。)
室堂を越えて登っていくと分岐点があります。
ここは、角原コースとの合流点です。
合流点の先は、春はカタクリ、秋は紅葉が楽しめます。
11月には紅葉が色づいていました。
登山道の脇には、展望台があります。
展望台に登ると、鯖江方面と福井方面が一望できますので、景色を眺めて一息ついてください。
文殊山の本堂(大文殊)
文殊山の本堂は2017年の台風で壊れましたが、現在は立て直されています。
大文殊からは、福井市内を見ることができます。
交通網眺望スポットがあります。
高速道路を走る車も、山の上から見るとゆっくり走っているように見えます。
自然を満喫してゆっくりした時間を過ごしてください。
北陸新幹線が開業したら、新幹線を上から眺めることができるかもしれません。
天気のいい日には、白山も見ることができます。
天気のいい日に登ったので、多くの人とすれ違いました。
途中まで人数を数えていたのですが、15人を超えたあたりから、曖昧になってしまいました^^;
20人以上はいました。
年配の方も多く、いろいろな方が山登りを楽しんでました。
二上コースの注意点
二上コースを歩く際の注意点はいくつかあります。
- 雨上がりはぬかるみます。
- 熱中症に注意してください。
- 遅い時間からの登山は避けた方がいいです。
- 分岐点を間違えないように注意してください。
- クマ対策をした方がいいです。
- 携帯電話は圏内なので持参することをおすすめします。
文殊山は標高は365メートルの低山ですが、十分気をつけて登って下さい。
山頂(大文殊)までの時間
以下は文殊山の二上コースの参考タイムです。
体力、ペースによって変わりますので、あくまで参考データです。
【今回のコースタイム】
二上登山口 14:05
大村・楞厳寺コースとの合流 14:26
角原コースとの合流 14:37
大文殊 14:45
水や行動食も持って、無理をせずに登ってください。
登り慣れてない方は、複数人で登った方が安全です。
文殊山の二上コースから登った感想
福井市と鯖江市にかけてそびえる文殊山へ、二上コースからの登山を計画しました。
広い駐車場に車を停め、階段状の道をゆっくりとスタート。
途中のベンチでは、色づき始めた紅葉や福井市内の景色を眺めました。
また、展望台からは福井市の景色と鯖江方面を一望し、その壮大な光景を楽しみました。
登山の最後には、新しく建て直された本堂で一息つき、その場から見える福井市内の景色に再び感動。
文殊山からの眺望は、静かで平和な時間を提供してくれました。
この日の登山は、身体だけでなく心にも新たな活力をもたらしてくれました。
まとめ
今回は「文殊山の二上コース」をしらべてみました。
二上の登山コースは、文殊山の登山コースの中では楽な入門ルートです。
階段も整備されていて、所々にベンチもあり、登りやすいです。
二上コースは、初心者の方にオススメのルートです。
階段が苦手な方は、りょうごん寺コース(大村コース)がいいです。
文殊山は標高はそれほど高くなく、整備もされていますので、登りやすいです。
登山ルートもいろいろあり、それぞれの個性がありますので、好きなルートで登って下さい。
文殊山登山コースはやかかる時間はこちら↓
福井の低山はこちらの記事↓
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ、福井育ち。
山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。
山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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