「越前市にある古い古民家を知っていますか?」
越前市の万葉の里には、旧谷口家住宅という古民家があります。
町の外れにあり、周囲の風景にもマッチしている旧谷口家住宅。
旧谷口家住宅はどんな所なのを調べてみました。
目次
万葉の里 旧谷口家住宅

越前市の万葉の里にある古民家が「旧谷口家住宅」です。
屋根の三角形が印象的な建物が「旧谷口家住宅」
特徴のある昔の建物が、越前市の万葉の里 (味真野苑内)にあります。
開館時は、家の中を見ることができます。
万葉の里 旧谷口家住宅のアクセス

旧谷口家住宅は、万葉の里 味真野苑の東側にあります。
住所:福井県越前市余川町55-1
JR武生駅から車で20分
万葉の里 味真野苑の中 (東側)にあります。
入場無料
月曜日は閉館
谷口家住宅の地図
旧谷口家住宅の特徴は?

旧谷口家住宅は、かやぶきの屋根で形が特徴的な建物です。
遠くから見ても、存在感抜群の建物は江戸時代に作られました。
旧谷口家住宅の近くには茶畑もあります。
味真野地区はお茶も有名で「味真野茶」があります。

旧谷口家住宅は、昔からここにあったわけでなはく、移設されてこの場所に建てられています。
もともとは農家の家で、昔はこのような建物がたくさんあったそうです。
建物の中はどうなっている?

建物の中を見学することができ、引き戸を開けて中に入れます。
中に入ると、畳の間があり、建物内は照明がついています。
中の間や仏壇の間など、部屋がいくつか分かれ、建物の中央には、囲炉裏(いろり)もあります。

中は、囲炉裏をたいて、いぶした香りが漂っていました。
現在でも、かやぶき屋根を害虫から守るために、週に何回かは囲炉裏をたいていぶしています。
夏でしたが、中は意外と涼しかったので、旧谷口家住宅で涼んでいくのもアリです。
映画「おしょりん」のロケ地
映画のロケ地として旧谷口家住宅が使用されています。
「おしょりん」は、福井の眼鏡産業の礎を築いた増永五左衛門らの奮闘を描く映画です。
映画「おしょりん」は23年秋公開予定。
主演:北乃きい
出演:小泉孝太郎、森崎ウィン他
監督:児玉宜久
脚本:関えり香
撮影は2022年4月に行われています。
万葉の里 味真野苑

旧谷口家住宅がある、万葉の里 味真野苑内では、四季によりいろいろな花や木を楽しめます。
春は桜から始まり、水芭蕉、ボタン、スイレン、花はすなどいろいろな花が咲き、睡蓮やハスの池もあります。
花はすの見頃は、7月から8月上旬です。
秋には、公園内で紅葉も楽しめます。

紅葉は、11月中ごろが見頃です。
近くには、万葉館もあります。
万葉館

継体天皇ゆかりの地・味真野は、万葉集とも関わりが深いことでも有名です。
万葉の里 味真野苑資料館 「万葉館」があります(入場無料)
館内には、万葉の歌に関する資料などが展示されています。

料金:無料
<開館時間>
9:00~16:30
<休館日>
毎週月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始

まとめ
今回は、万葉の里 旧谷口家住宅を調べました。
旧谷口家住宅は、かやぶき屋根の特徴的な建物で、時代を感じることができます。
ちょっとした非日常を味わえる場所です。
<旧谷口家住宅>
非日常度

万葉の里の公園内を散策することもできます。
万葉の里の近くには、打刃物で有名な「ナイフビレッジ」がありますので、見学してみるのも楽しいかもしれません。
越前市の観光に関してはこちら
福井県の古民家はこちら
⇒ 旧瓜生家住宅
⇒ おさごえ民家園
⇒ 丸岡町竹田の千古の家
⇒ 池田町にある堀口家住宅
いかがでしたか?
今回は、万葉の里 旧谷口家住宅をしらべしました。
お出かけの参考になればと思います。