紫式部公園を知っていますか?
紫式部公園は、紫式部が一時期、越前で過ごしたことを記念して造られた公園です。
- 紫式部公園はどんな公園なの?
- 何があるの?
- 公園の藤の花はいつ頃咲くの?
越前市の紫式部公園には、何があるのか調べてみました。
紫式部公園は何があるの?

紫式部公園は、日本唯一の寝殿造り庭園です。
紫式部の作品をモチーフにしたミニ庭園が楽しめ、紫式部の歌碑もあります。

公園には、金色の紫式部の銅像があり、撮影スポットの一つです。
紫式部公園のアクセス方法
住所:福井県越前市東千福町 369
入場無料
武生駅からクルマで10分ほど
駐車場あり(無料)

ふるさとを偲ぶ散歩道(約1,200メートルの遊歩道)が、武生中央公園と紫式部公園を結びます。
紫式部公園の庭園

紫式部公園は、平安の庭園様式を再現しています。
紫式部は、若き日の約1年半を武生で過ごしています。
紫式部が唯一、都を離れ移り住んだ地。

平安時代風の庭園の散歩が出来ます。
公園内には、12単衣をまとった金色に輝く紫式部像があります。

銅像は正面ではなく、東の方を向いています。
その目線の先にあるものは、なんでしょう?
・・・
・・
・
視線の先にあるのは、日野山でした。

越前富士と呼ばれる日野山は標高700mほどの山です。
庭園の池には鯉が泳いでいます。

紫式部の銅像のような、金色の鯉もいました。
公園には、総檜造りの釣殿があり、紫式部の歌碑がいくつかあります。
紫式部の歌碑

公園内には、紫式部の歌碑があります。
春なれど
しらねのみゆき
おやつもり
とくべきほどの
いつとなきかな

身のうさは
心のうちに
したひきて
いま九重に
思いひみだる
公園の池には、朱塗りの橋がかっていて散歩しながら歌碑を見ることができます。

紫式部の父が、越前の国守に任じられ紫式部は、この地へやってきました。
紫式部集の和歌にも武生(現・越前市)を歌ったものがあります。
紫式部自身は、早く都に帰りたいと思ったいたそうです。
公園の雰囲気はどんな感じ?

観光客は少ないので、落ち着いた雰囲気です。
公園といっても、子供が遊ぶ遊具などはありません(隣に芝生広場があります。)

5月頃には、ふじの花が咲き誇り、ふじまつり 『式部とふじまつり』が開催されます。
公園には、もみじもあるため、紅葉も楽しめます。

例年、紅葉見頃は、11月中旬頃です。
近くには、紫ゆかりの館があり、紫式部の展示がされています。
まとめ

『源氏物語』の作者である紫式部を偲んで造られた公園が紫式部公園です。
公園には、黄金の紫式部像や釣殿があり、平安時代にタイムスリップしたような気分になります。

庭園は大きくはないですが、手入れもされていて、四季に応じて、いろいろな花が咲きます。
ゆっくりしたいときは、このような場所に訪れてみるのもいいですよ。

そのついでに立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
菊人形に関してはこちら
<その他の越前市の観光地>
今回は「紫式部公園」をしらべてみました。
越前市の観光の参考になればと思います。
秋には、紅葉が楽しめ、春は藤の花が楽しめます。