福井から東京へ北陸新幹線で行きたい。
北陸新幹線で東京へ行くにはどうすればいいのだろう・・・
- 東京へ北陸新幹線で行く方法は?
- 東京までの時間や料金はどれぐらいなの?
- 安いキップやお得に行く方法はあるの?
実際に移動した体験をもとに、福井から東京へ北陸新幹線を利用して移動する方法を紹介ます。
eチケットを利用した時の価格比較も記載していますので、安く新幹線に乗るときに参考にしてください。
北陸新幹線で福井駅から東京駅へ行く方法
北陸新幹線が2024年3月に敦賀まで開業し、福井から東京まで乗り換えなしで行くことができ、到着時間も早くなりました。
旅行者やビジネスパーソンにとって時間と労力の節約になり、東京までのスムーズな移動が可能です。
福井と東京を結ぶ北陸新幹線「かがやき」「はくたか」は、1日に14往復の運行。
北陸新幹線の車内は、快適な設備が整い、広々とした座席、フリーWi-Fi、電源コンセントがあり快適な旅を楽しめます。
東京までの料金と時間
北陸新幹線を利用して福井から東京へ行く時の料金と所要時間を紹介します。
福井から東京へ行く新幹線は、「かがやき」と「はくたか」があります。
※かがやきは全車指定席で、停車駅も少ないため早く着きます。
東京までの新幹線の通常料金は以下になります。
- 普通車自由席:15,280円
- 普通車指定席:15,810円
- グリーン車:23,660円
- グランクラス:32,040円
※記載の料金は通常期の金額です。料金は時期によって変わるため、乗車日の料金を確認してください。
特急・新幹線の指定席料金は、最繁忙期は400円増し、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きとなり、変動するため注意してください。
最繁忙期
1月1~6日・4月27日~5月6日・8月10~19日・12月28~31日。
(カレンダーを赤色で塗り「最繁忙期」と記載している日です。)繁忙期
3月21日~4月5日・8月1~9日と、7月・9月・10月・11月の祝日が土・日曜と連続し3連休以上となる場合の当該連休とその連休の前日。
閑散期
1月7日~2月末日・4月21~26日・5月7~10日・6月1日~7月15日・9月1日~10月10日・11月1日~12月27日の期間の月~木曜(ただし、祝日及びその前日と振替休日を除きます)。
通常期
上記の期間以外の日です。
引用:https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/express_tickets/limited_express03.html
また、北陸新幹線のグランクラス、グリーン車は別料金になるため注意してください。
「かがやき」と「はくたか」では、到着時間は異なるため、早く東京に着きたい方は「かがやき」を利用した方がいいです。
福井から東京までの最短時間は、2時間52分です。
福井駅6:32発⇒東京駅9:32着
所要時間:3時間
かかる料金:15,810円〜
※かがやき502号(全席指定席)
グランクラスの料金
北陸新幹線(かがやき)には、最上級クラスのグランクラス18席が用意され軽食、飲料の提供があります。
グランクラスは、専用のアテンダントサービス、ゆったりとした座席、高級感あふれる車内環境などが特徴。
福井駅から東京駅までのグランクラスの参考料金:32,040円(かがやきの通常期)
北陸新幹線のグランクラスを利用するとかかる料金は約2倍です。
※アテンダントサービスが乗車しない「はくたか」や「つるぎ」のグランクラス料金は異なります。
記載している参考料金は区間や時期によって異なるため、事前にJRの公式サイトなどで確認すると良いです。
北陸新幹線と東海道新幹線の比較
福井から東京へは「北陸新幹線」と「東海道新幹線」を利用していく方法があります。
早くて、安く東京へ行けるのは「北陸新幹線」を利用する方法です。
2つの所要時間と料金の比較は以下のようになります(朝一の場合)
- 北陸新幹線:所要時間:3時間、かかる料金:15,810円〜
- 東海道新幹線:所要時間:3時間35分、かかる料金:16,220円〜
福井から東海道新幹線を利用して東京へ行く方法もありますが、北陸新幹線を利用した方が早くて安いです。
【北陸新幹線 福井駅から東京駅】
福井駅6:32発 東京駅9:32着
所要時間:3時間
かかる料金:15,810円〜
福井から東京へ北陸新幹線+特急+東海道新幹線を利用して、朝一で行く場合の参考時間と料金例です。
【東海道新幹線 福井駅から東京駅】
福井駅 6:36発 東京駅10:06着
所要時間:3時間35分(乗換3回)
かかる料金:16,420円〜
※ひかり、のぞみ(名古屋乗り換え)を利用した場合です。
※記載の時間や料金は、電車や出発時刻、切符の購入方法によっても変わりますので、最新の情報を確認してください。
特急料金は、最繁忙期は400円増し、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きになり、料金が変動します。
福井から東京へ行く時は、福井駅からは北陸新幹線を利用した方が早くて安いです。乗り換えなしで東京へ行けます。
※記載の時刻や所要時間、料金などは変更になることがあるため、お出かけの際は最新の情報を確認して下さい。
料金が安いeチケットがおすすめ
北陸新幹線を安く利用したい方は、新幹線eチケットサービス、e5489サービスを利用するのがいいです。
eチケットサービスは、紙の切符を使用せずに、交通系ICカードで新幹線に乗れます。
駅のみどりの窓口の購入する場合、割引価格はありませんが、eチケット早特1やeチケット早特14を利用すると通常よりもかなりお得。
福井から東京までのeチケットの料金
eチケットの割引後の料金は以下の金額になります。(自由席は割引がありません)
普通車自由席 | 普通車指定席 | グリーン車 | グランクラス | |
正規料金 | 15,280円 | 15,810円 | 23,660円 | 32,040円 |
新幹線eチケット | 15,280円 | 15,610円 | 23,460円 | 31,840円 |
eチケット早特1 | なし | 14,040円 | なし | なし |
eチケット早特14 | なし | 10,920円 | なし | なし |
eチケット早特1は、1日前(1〜7日前)までに予約・購入することで、北陸新幹線の普通車指定席がお得に利用できます。※乗車の1日前の23時までに予約すると割引価格で利用可能。
eチケット早特14は、14日前(14日〜1ヶ月前)までに予約・購入することで、お得な料金になります。
事前に旅行や出張の予定が決まっている方は、「eチケット早特14」、「eチケット早特1」を利用するとみどりの窓口で切符を購入するよりも安く東京へ行けます。
eチケットの注意点
eチケットには注意点があり、インターネット申し込みのみです。
新幹線eチケットに紐づけた交通系ICカードを登録することで、きっぷを受取ることなく新幹線に乗車できます。
ただし、eチケット早特は、席数限定になっているため、14日前でも座席が埋まっていると購入することはできません。
大型連休、年末年始など適用されない期間もありますので注意してください。
北陸新幹線の車両
北陸新幹線の車両はE7系とW7系があり、E7系はJR東日本、W7系はJR西日本の新幹線。
新幹線は3つに分けられ、「かがやき」、「はくたか」、「つるぎ」があります。
北陸新幹線は12両編成で、普通車、グリーン車、グランクラスを連結しています。
より高い快適性を求める方には、グランクラスを選択するといいです。グランクラスは12号車に設定され、福井から乗車する場合は列車の後方車両。
全車グランクラスを連結していますが、はくたかはアテンダントが乗車しないため、軽食・ドリンクサービスはありません。
アテンダントが乗車しない「はくたか」のグランクラスの方が料金が安くなります。
かがやきの特徴
かがやきは、福井から東京を2時間52分程度(最速)で結びます。
かがやきの運行は1日10往復で全て指定席。
乗車には、指定席特急券が必要です。(かがやきは自由席がありません)
※一部のかがやきは、芦原温泉駅、加賀温泉駅、小松駅に停車します。
福井から東京間が約2時間52分(かがやき514号の場合)
かがやきでも停車駅は異なるため、東京までの所要時間は違います。
福井駅から東京駅を結ぶ北陸新幹線は「はくたか」もあり、はくたかの方が停車駅が多く時間がかかります。
はくたかの特徴
「はくたか」と「かがやき」の外観は同じですが、「はくたか」には自由席車両があります。
また、はくたかは停車駅が多いため、東京への到着時間は遅くなります。
はくたかの停車駅は列車によって異なり、かがやきに追い抜かれるための待ち時間が長めの停車駅もあります。
はくたかで福井から東京までの所要時間:3時間32分〜(はくたか560号の場合)
※かがやきの所要時間は3時間(かがやき502号の場合)
列車によって停車駅が変わるため、所要時間は列車によって異なります。
つるぎの特徴
北陸新幹線の「つるぎ」は、敦賀から富山までの区間を最速約50分で結ぶ列車。
つるぎは各駅に停車するタイプで、従来のJR特急列車(サンダーバード、しらさぎ)と同様の役割を担っています。
外観は「かがやき」や「はくたか」と同じで、自由席、指定席、グリーン車、グランクラスを備えていますが、グランクラスにアテンダントの乗車はなく、飲料や軽食の提供はありません。
また、敦賀駅では「サンダーバード」や「しらさぎ」と接続しており、名古屋、大阪方面への便利な乗り継ぎを提供しています。
北陸新幹線の車内
北陸新幹線の車内は、薄いブラウンの柄の壁が基調になっていて、落ち着いた感じです。
車内の指定席座席は2列シートと3列シートで、かがやきもはくたかも同じです。
グリーン車、グランクラスを連結し、かがやきは全て指定席です。
全席にコンセントが設置
北陸新幹線の座席全席にコンセントがあります。
窓側の方は、足元のコンセントを利用し、他の席の方は、目の前の下部のコンセントを使用できます。
通常の形状のコンセントでUSB充電はありません。
大型のテーブル
北陸新幹線W7系のテーブルは大きめです。
収納式の大型テーブルなので、ノートパソコンを置いたり、駅弁を置いたり、使い勝手がいいです。
2列席、3列席全ての席にテーブルがついていました。
車窓の風景
北陸新幹線からの車窓を楽しみたい方は、座る席に注意が必要です。
特に、景色を楽しみたい方は切符を購入するときに座席を慎重に選んでください。
「かがやき」は全席指定のため、席の移動はできません。事前に席の位置を確認しておくことが大切です。
車窓風景は、富山湾、日本海が見れるでA席側と富山で立山連峰を望めるE席側があり、どちらをみたいかによって座る座席は変わります。
福井駅から金沢駅区間の車窓
福井駅から金沢駅の区間では白山連峰を見られます。(白山は、E席側に見えます)
坂井平野の田園風景を楽しめ、金沢駅に近づくと高いビルが増えてきます。
敦賀駅周辺では海が見えますが、福井県内の他の区間では、ほぼ海を見ることができません。
福井の大きな川(九頭竜川)を横断しますが、新幹線のスピードは早いためわずかな時間です。
金沢駅から新潟区間の車窓
立山連峰を楽しみたい方はE席側(2列シート)がおすすめ。
立山は雲がかかっている日が多いので、すっきり見れるかどうかは運次第。
また、A席側(3列シート)は、富山〜糸魚川付近で富山湾、日本海を望めます。
長野、群馬、埼玉区間の車窓
富山から長野間はトンネルが多く、車窓風景はあまり見えません。
長野から東京区間は昔からあり、長野新幹線で親しまれていました。
長野駅を出ると田園風景が増え、天気がいいと奥に日光の山々も見られます。
かがやきは、長野を出ると大宮に停車し、東京へ到着します。
北陸新幹線に乗車した感想
北陸新幹線の金沢〜東京の区間を利用してみましたが、とても快適でした。
東京へ行く時は東海道新幹線を利用しますが、混んでいることが多く、車内も狭い印象を受けます。北陸新幹線の方が座席が広くて快適でした。
北陸新幹線は、車内の揺れも少なく、乗り心地が良く感じました。
北陸新幹線はゆったりしていて、車内の騒音も少ないです。
全席にコンセントも装備されていて、テーブルも大きめでPC作業もできる環境。
足元は広く、シートの背もたれについている枕は上下に動かして調整ができます。
東海道新幹線「のぞみ」は285km/h、東北・秋田新幹線の「はやぶさ」「こまち」は最高速度は320km/h
他の新幹線と比較するとスピードは遅めですが、車内は快適で、福井から東京への移動が快適になりました。
福井駅で車を駐車したい方はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
今回、福井から東京へ北陸新幹線で行く方法を紹介しました。
2024年3月16日に北陸新幹線が福井県敦賀まで延伸し、東京へ乗り換えなしで行けます。
福井から東京までの所要時間が3時間を切り、かなり早くなりました。
- 福井駅6:32発 東京駅9:32着
- 所要時間:3時間
- かかる料金:15,810円〜
※かがやき502号(全席指定席)
※特急料金は、最繁忙期は400円増し、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きとなります。
eチケット早特1やeチケット早特14を利用すると通常よりも安く行けてお得です。
ただし、eチケット早特は販売数が決められているため、期間内でも購入できない場合がありますので注意してください。
東海道新幹線を利用して東京へ行く方法もありますが、福井駅からは北陸新幹線を利用した方が早くて安いです。
もし、機会がありましたら北陸新幹線で東京までの移動を楽しんでみてはいかがでしょうか?
福井県の敦賀から東京へ行く方は、北陸新幹線ではなく、東海道新幹線で行く方法もあります↓
北陸新幹線以外の方法で東京へ行きたい方はこちらの記事を参考にしてください。
東京から福井はこちらの記事を参考にしてください↓
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
沖縄以外の46都道府県を訪れた旅行好きです。
この記事では、旅行や移動の体験をもとに、役立つ移動情報をお届けしています。旅行の計画にぜひお役立てください。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し皆さんと共有できればと思っています。
福井の魅力もたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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