「越前市の森六を知っていますか？」
森六は、福井の蕎麦を味わうことができるお店です。
- 森六のお店の雰囲気や特徴は？
- どのようなメニューが提供されているの？
- そばの味や感想はどうだったのか？
今回は、越前市にある「森六」を調べてみました。
森六
森六（もりろく）は、越前市にある蕎麦屋さんです。
創業は明治4年(1871年)と歴史があります。
100%福井県産のそば粉を使用した十割そばはもちろん、毎日手打ちしたそばを提供するお店。
福井のグルメとして有名なおろしそばを堪能でき、そば好きな方が通う人気店です。
お店の壁には、有名人のサインもたくさん飾られていました。
※ミシュランプレート掲載（ミシュラン福井2021）
営業時間
森六の営業時間は昼のみで、夜の営業はないため注意してください。
※そばがなくなり次第終了
お店は広くないため、満席になることも多いので注意が必要です。
土曜日の開店前 10時50分ぐらいで、すでに行列ができていました。
定休日は月曜日と第3火曜日。
お店の近くには専用駐車場が完備されており、車でアクセスしやすいです。
店内はテーブル席
森六の店内は、テーブル席が用意されています。
庭が見える小上がりのテーブル席と丸テーブルがあります。
店内は10名ほど入れる広さで、混雑時は基本相席になり、満席になることも多いので注意してください。
丸テーブルは仕切られ、カウンター席のような感覚です。
シンプルなメニュー表があり、席で店員さんにオーダーする昔ながらの方式。
支払い方法は現金です。
越前おろしそば
森六は、蕎麦メニューのみです。
越前おろしそば、越前せいろそば、スペシャルせいろそば、鴨汁もりそば、十割おろしそば（限定）がありました。
定番は越前おろしそばで、価格は680円（並盛）
量は、それほど多くはないため、ガッツリ食べたい人は大盛りがいいです。
おろし汁は、そばにかけた状態で出てくる、ぶっかけそばで、蕎麦湯もついていました。
大根おろしにもこだわり、おろしをミックスさせていて、辛味も独特。
定番はおろしそばですが、十割そばのスペシャルせいろそばは細麺で、また違った感覚を味わうことができます。
※冬になると温かいメニューのかけそばがあります。
そば以外のメニュー
森六は、そばメニューのみです。
天ぷらそばなどはなく、鴨汁が少し異なったメニューになっていて、冷たいもりそばを温かい鴨汁につけて食べるスタイル。
他に、飲み物メニューがありますが、瓶ビールと地酒のみです。
※記載したメニューは一部でメニューや価格が変更されることがあるため、最新情報を確認してください。
十割おろしそばを注文
今回は、数量限定の十割おろしそばを注文しました。
森六は、福井県産のそば粉が十割のそばです。
コシのあるそばで、そばの味わいを楽しむことができます。
辛味のあるおろしとの相性もいいので、そば好きの人は是非食べてください。
辛みが苦手な方は注意が必要ですが、「辛味のおろし」と「かつおぶし」と「コシのあるそば」を存分に楽しめます。
十割おろしそばは並盛が780円（大盛り：1280円）
※価格は2023年10月時点のもので、今後変更になることがあります。
森六の感想
平日の朝、時計の針が11時30分を示すころ、私は小さな蕎麦屋「森六」の引き戸を静かに開けた。
店内はすでに8割ほどの席が埋まっており、その人気ぶりに少し驚いた。
土曜日には開店前から行列ができると聞いていたが、平日でもこの賑わいだ。
蕎麦がなくなり次第閉店するというこの店、訪れるタイミングは慎重に選ばなければならない。
店内はこじんまりとしていて、木の温もりを感じる内装は、どこか懐かしさを誘う。
注文したのは、好奇心をくすぐられた限定の十割おろしそば。
おろしそばは、独特の辛味とさっぱりとした味わいが、これからの一日に清々しさをもたらしてくれた。
麺は、噛むほどに広がるそばの香りと風味が印象的だった。
森六のそばは、しっかりとしたコシがありながらも、喉越しは滑らかで、一口食べるごとに、そば粉の新鮮な味わいが舌を通して心に届く。
それは、単にお腹を満たすだけでなく、地元の味を堪能し、その土地の文化や伝統に触れることにつながる。
帰り際、店の外に目を向ければ、次の客が待っていた。
この小さな蕎麦屋が提供するのは、単なるそばではなく、一つの物語だ。
機会があれば、またこの店を訪れて、新たな物語を紡ぎたい。
まとめ
今回は越前市の蕎麦屋さん「森六」へ行ってみました。
森六は、ミシュランガイド福井2021年に掲載されています。
安定感抜群の美味しいお蕎麦が食べれる人気店。
お店の座席は少なめで、混んでいることも多いので余裕を持って行った方がいいです。
福井県産のそば粉を使用したそばを楽しめるお店なので、機会がありましたら行ってみてください。
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