越前市の観光に迷ったら和紙の里!卯立の工芸館や紙漉き体験がおすすめ。

卯立の工芸館

越前和紙ってよく聞くけれど、どんな和紙なのだろう。

そんな時は「越前和紙の里 卯立の工芸館」へ行くのがいいです。

  • 卯立の工芸館は何があるの?
  • 紙すき体験はできるの?
  • 感想はどうなの?

越前市の「越前和紙の里 卯立の工芸館」を調べてみました。

目次

卯立の工芸館

卯立の工芸館の外観

越前市今立町は、和紙で有名です。

越前和紙の始まりは、1500年前に始まったと言われて、長い歴史を持っている場所。

今立地区には、越前和紙の里があり、卯立の工芸館では、和紙のことが学べます。

卯立の工芸館へ行けば、和紙が作られる一連の工程を見ることができます。

和紙の里

卯立の工芸館は、和紙の里にある有料の施設です。

【卯立の工芸館の入館料】
大人:200円
高校生以下:無料

特別展開催時は大人300円です。

訪れた時は、館内を案内してくださる方がいて、和紙作りの一連の流れの説明と、実際に紙をすくところを見せてもらえました。

卯立の工芸館の建物

卯立の工芸館の入り口

卯立の工芸館の外観が特徴的で、玄関には表札がついていました。

歴史のある建物は、西野平右衛門家を移築・改修したもの。

創建は江戸中期(1748年)と伝えられています。

建物を正面から見ると、迫力があり、壁のような外観でした。
正面からの見た目がワイドに感じるのは「妻入り卯立」を持っているからだと思います。

卯立の工芸館は何があるの?

越前和紙

館内に入ると、和紙作りの工程を解説してもらえました。

卯立の工芸館は、和紙作りに必要な素材を見せてもらったり、紙すきの道具や屋内の見学が可能。

和紙の材料の一つの、みつまたも見せてもらいました。

みつまた

どの枝も3つ又になっていたのが印象的でした。

館内では、和紙作りの工程を順番に教えてもらえます。
 
実際に紙をすくところも見ることができました。

紙漉き

作業自体は簡単にできそうに見えますが、色々な技術が積み重ねられています。

均等な厚みの紙をすくのは、熟練が必要で、紙漉きには体力も重要。

卯立の工芸館では、紙漉きの工程と越前和紙の歴史を教えてもらえました。

卯立の工芸館の入場券は、紙の文化博物館と共通になっています。

紙の文化博物館では、和紙のサンプル展示もされていますので、一緒に見てまわるといいです。
 

また、卯立の工芸館では、予約をすれば本格紙漉き体験も可能です。
⇒ 本格紙漉き体験

卯立の工芸館を訪れた感想

今立地区は、越前和紙で有名な場所です。
 
紙の工場もたくさんあり、紙の神様を祀る神社もあります。
 
普段は、なかなか、和紙をすくところや工程を見る機会は少ないので、このようなところで見て見ると面白いです。

展示は、色々な工夫がされていて、和紙作りの歴史を知ることができます。

卯立の工芸館の中

館内の奥のツルツルの床は、夏涼しくて現在の冷房のような効果があったそう。

天井の梁をはじめ、昔の建物の作りをみれ、歴史が詰まっている建物でした。

 
中でも、お札の透かしの話は興味深かったです。

現在のお札に使われている、透かしの技術はここで生まれたそう。

お札に使われている黒透かしは越前和紙の技法でできたそうで、この地域は「お札のふるさと」とも呼ばれているそうです。

透かしの技術に越前和紙が関わっていることを全く知りませんでした。

卯立の工芸館は、新しい発見のある場所でした。

パピルス館

和紙の里 紙漉き体験施設パピルス館では、手軽に紙すき体験もできるので、体験してみるのもいいかもしれません。

漉いた和紙は、その日に持ち帰るので、記念やお土産としてもいいです。
 

<卯立の工芸館>
オススメ度 
非日常度 

卯立の工芸館へのアクセス

卯立の工芸館
住所福井県越前市新在家町9−21−2
入館料200円
営業時間9時30分から17時まで
定休日火曜日

 
■ 車でアクセスする場合
武生ICから10分ほど

■ バスでアクセスする場合
JR武生駅から約30分
 
武生駅にはレンタサイクルもありますので、体力がある方は自転車でもいけます。

 
製紙の神を祀る大滝神社・岡太神社についてはこちら

越前市の観光関連はこちら

今回は、「越前和紙の里 卯立の工芸館」をしらべしました。

機会がありましましたら、足を運んでみてください。

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