「一乗谷朝倉氏遺跡博物館を知っていますか?」
一乗谷朝倉氏遺跡博物館は、2022年にオープンした博物館です。
- 一乗谷朝倉氏遺跡博物館はどんな所なの?
- 見どころはどこなの?
- 朝倉氏遺跡博物館の感想はどうだった?
今回は、福井市にある「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」を調べてみました。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館は、福井市にある博物館です。
2022年10月1日にオープンしました。
今までは、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館がありましたが、その向かいに新しく博物館ができました。
博物館の展示は、越前朝倉氏の歴史や重要文化財、朝倉氏の城下町跡をリアルに感じることができます。
基本展示観覧料
一乗谷朝倉氏遺跡博物館は、観覧料が必要です。
入口の券売機でチケットを購入します(現金、クレジットカード、電子マネーなどの使用が可能。)
※復原町並へ行く方は、お得な共通観覧券もあります。特別展の観覧料は別途必要になります。
団体の入場もあり、人は多めでしたが、曜日、時間帯によります。(バスのツアーの時間と重なると混雑することがあります)
一乗谷朝倉氏遺跡博物館の場所
一乗谷朝倉氏遺跡博物館は、道の駅 一乗谷あさくら水の駅に近く、朝倉氏遺跡の入口側(北側)にあります。
唐門のある一乗谷朝倉氏遺跡や復原町までは、1キロほどの距離。
博物館の建物は、道路沿いにあり、目立つので分かりやすいです。
博物館には、無料駐車場(140台)もありますので、遺跡に行く前に、立ち寄るといいです。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館の見どころ
博物館は2階建ての構造で、1階には、ミュージアムショップやカフェ、探究ラボ、体験学習スペース、遺構展示室があり、歴史への好奇心を刺激してくれます。
遺構展示室では、実際にこの地で発掘された遺跡の一部を目の前にすることができます。
2階が基本展示室、朝倉館原寸再現、特別展示室。
壮大なスケールと細やかな作りは、訪れる者に驚きを与えれくれます。
ここでは、注目となる見どころを紹介します。
遺構展示室
この場所で見つかった石敷遺構を見学できるのが遺構展示室。
博物館の1階の奥に、本物の遺構がそのまま展示されています。
遺構展示室に足を踏み入れた瞬間、時間の流れが変わったように感じました。歴史の断片が、静かに語りかけてきます。
一乗の入江があり、川を使って物が運ばれたことが分かる遺構は、過去と現在、そして未来をつなぐ架け橋のようでした。
基本展示室
2階の基本展示室は、朝倉氏の歴史と城下町について学べます。
当時の生活がわかる貴重な資料が展示され、手に取ったかのように感じられる出土品も並んでいます。
巨大ジオラマがあり、当時の城下町をリアルに再現。
細部にわたるまで丁寧に作り込まれたジオラマの街並みは、まるで時間を止めたかのように再現していました。
ジオラマをただ見るだけでなく、モニターを使用して、実際に歩いたようなストリートビューで楽しむこともできます。
朝倉館原寸再現
遺跡にある「朝倉義景邸」の一部を原寸で再現したのが朝倉館原寸再現。
靴を脱いで中へ入れ、内部もリアルに再現されていて、豪華な作りを感じることができます。
めちゃくちゃ豪華で、屋根の高さもあり、この建物が戦国時代にあったことに驚きました。
中には、畳の部屋があったり、中庭もあり、写真を撮る方も多い、人気のスポットです。
カラモンカフェ(CARAMON)
一乗谷朝倉氏遺跡博物館の1階にはカラモンカフェ(CARAMON)があります。
カフェの利用が可能で、先に注文・会計を行うセミセルフスタイル。
店内は、テーブル席、カウンター席があり、一人でも利用しやすく、朝倉氏にまつわるメニューもありました。
土日祝日のみ数量限定メニューの朝倉羽釜飯。定期的にメニューが変わり、春は「春の悦び」というメニューになっていました。
他には、福井ならではのおろしそば、ソースカツ丼のメニューもあり、コーヒー、スイーツ、パフェなどもありました。
CARAMON(からもん) | |
住所 | 福井市安波賀中島町8-10 |
開館時間 | 10:00〜16:00 |
休館日 | 毎週月曜日・年末年始 |
越美北線が見れるスポット
博物館2階にある朝倉館原寸再現の奥側からは越美北線を眺めることができます。
越美北線は、本数が少ないため、ここからみられるチャンスは1日8回。
ラッピング電車の「戦国列車」が見れたらラッキーです。
電車通過時は人気のフォトスポットです。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館の感想
春の明るい陽光が差し込む中、私は福井市の新しくオープンした一乗谷朝倉氏遺跡博物館を訪れた。
この博物館は、通称「あさみゅー」と呼ばれ、2022年10月の開館以来、越前朝倉氏の歴史に興味を持つ人々や観光に訪れる方から注目を集めている。
博物館に足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは、実際の遺構をそのまま展示している遺構展示室だった。
一乗の入江があったことを物語る石敷の遺構は、この場所の豊かな歴史を物語っていた。
スマートフォンアプリを使用すれば、ARの最新技術でバーチャル体験ができ、画面内で過去と現在を繋いでいた。
次に向かったのは2階の基本展示室。
ここでは、朝倉氏の栄華と城下町の日常がリアルに再現された巨大ジオラマを通して学ぶことができた。
ジオラマは詳細に作られており、細部にまで目を凝らすことで、当時の人々の生活の様子や文化が目に浮かんでくるようだった。
博物館のハイライトは、朝倉館の一部を原寸大で再現した展示。
豪華な内装の中を歩きながら、戦国時代の権力者がどのような生活を送っていたのかを垣間見ることができた。
その豪華さと壮大さには、訪れる人々が皆、息をのんだ。
訪問の締めくくりに、1階にあるカラモンカフェ(CARAMON)でひと休み。
朝倉氏にちなんだメニューを楽しみながら、博物館の充実した内容を改めて噛みしめた。
特に朝倉羽釜飯は、その日の特別な味わいだった。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館の朝倉館原寸再現をはじめとする展示は、戦国時代の雰囲気を肌で感じさせ、歴史に対する新たな理解をもたらしてくれる場所。
まとめ
今回は、福井市の「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」へ行ってみました。
新しくオープンした一乗谷朝倉氏遺跡博物館は見どころの多い歴史スポット。
博物館の外観は、屋根がいくつか並んだようなデザインをしていて特徴的です。
※建築設計は、福井県年縞博物館も手がけた内藤廣。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館へ行けば、朝倉氏の歴史や城下町の暮らしが分かります。
観光で訪れるのはもちろん、歴史な好きな人、朝倉氏をよく知っている福井県民など、さまざまな人が楽しめる博物館です。
1階には、ミュージアムショップやカフェもあり、ゆっくり楽しめるスポットになっています。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館 | |
住所 | 福井市安波賀中島町8-10 |
開館時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 毎週月曜日・年末年始 |
※年間パスポート「あさみゅーぱす」もあります。
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館は、現在分館になっていて、書庫になっています。
一乗谷朝倉氏遺跡の記事はこちら↓
福井の観光地の記事↓
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ。福井育ち。福井の情報や面白いスポット、美味しいお店など、実際の体験をもとに、わかりやすく提供することを心がけています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し、皆さんと共有できればと思っています。
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