養浩館庭園はどんな所なの?イベントはあるの?見どころはどこ?

養浩館庭園

「養浩館庭園を知っていますか?」
 
養浩館庭園(ようこうかんていえん)は、福井藩主松平家の別邸。

江戸時代に作られた庭園で、福井市の文化遺産です。

  • 養浩館庭園は、どんな庭園なの?
  • 見どころはどこなの?
  • 駐車場はあるの?

今回は、福井駅から徒歩で行ける観光地の「養浩館庭園」をしらべてみました。

目次

養浩館庭園

庭園の眺め

養浩館庭園は、多くの人が訪れる福井の観光地です。

養浩館庭園は、「御泉水屋敷(おせんすいやしき)」とも呼ばれています。

福井藩主松平家の別邸が養浩館庭園で、市の中心地にあります。

養浩館庭園内を一周することができ、屋敷を見たり庭園を散策できます。

屋敷から庭を眺めることができ、視線の高さは当時と同じように設計してあります。
藩主の気分で庭を眺めることができます。

養浩館庭園の入口

西門

養浩館庭園の入口は、「東門」と「西門」があります。

庭園を見るのは、入場料(220円)が必要です。
 
門の受付で、入場料を払い庭園に入ることができます。

庭園は、細い道や石段もあるので注意してください。 雨の日は滑りやすい所もあります。

ライトアップ時などは西門が閉鎖され、東門のみの入場になることがあります。

※メインになるのは東門の入口です。

数寄屋造りの建物の内部は?

屋敷入口

数寄屋造りの建物の屋敷に入ることができ、内部を見学できます。

屋敷の入口には、下駄箱があり、靴を脱いで入ります(土足厳禁)
 
中に入ると最初にあるのが御台所。

御台所

建物内は無料で入れて、建物内から庭園を眺めるのがおすすめです。

座敷も当時のままに再建され、座敷内から見る庭園の眺めも素晴らしいです。

御座ノ間

御座ノ間からは、池全体を眺めることができ、清廉、七重層塔など目の前に広がる景色を楽しめます。

御座ノ間は、屋敷内にある座敷です。

御座ノ間の隣の櫛形ノ御間からの眺めもいいです。
 

一番端の御月見ノ間(おつきみのま)からの眺め

御月見ノ間

屋敷は、写真撮影のスポットにもなります。

 
蒸風呂を備えた御湯殿(おゆどの)もあります。

御湯殿

昔のお風呂は蒸し風呂だったようです。御湯殿は建物中でも大きな面積を占めています。

庭園には何がある?

清廉

庭園内を散策することができ、清廉(せいれん)があります。

清廉は、屋敷の反対側にあり、すべてケヤキで造られた小亭(しょうてい)です。
 
小砂利の浜や石橋などもあり、昔の景観が残っています。
 

秋になると紅葉がみられて、雪吊りも行われ、日本の四季を感じることができます。

秋の養浩館

紅葉の見頃は11月上旬から下旬です。

養浩館庭園の見どころ

庭園内の屋敷

養浩館庭園の一番の見どころは、数寄屋造りの屋敷です。

福井空襲で建物は焼失しましたが、復原整備が行われました。

建物には、御座ノ間、御月見ノ間、櫛形ノ御間などがあります。

櫛形ノ御間は、池に張り出していて、雨戸の下は池になっています。

池の鯉

屋形船みたいな感じで、池には鯉がいました。

鯉のエサやりは子供が喜びます。身を乗り出して落っこちないように注意してください。

養浩館庭園のイベント

養浩館庭園のイベント

ライトアップイベントが行われることもあります。

庭園がライトアップされて、夜間入れる日もあります。

庭園は、キレイに手入れもされていて、四季に応じていろいろな花が咲きます。

養浩館庭園では、サクラ、ウメ、ボタン、アジサイの花を見ることができます。

春は桜が咲きます。

紅葉イベント

養浩館庭園のライトアップ

養浩館庭園は紅葉でも有名なスポットです。

紅葉の時期は、ヤマモミジやカエデなどが色づきます。

紅葉見頃は、11月中旬~11月下旬頃です。

養浩館庭園では、秋のライトアップが行われます。

令和5年10月6日(金曜日)から令和3年11月26日(日曜日)までの、金曜日、土曜日、日曜日、祝日、祝前日。

時間:17時から20時30分まで。(入園は20時まで)
入園料:220円

東門からの入園のみで、夜間は庭園を1周できません。
 
ライトアップ時は、昼とは違った幻想的な雰囲気を楽しめます。

早朝無料開園

養浩館庭園の早朝

養浩館庭園では、早朝無料開園も行われています。

通常の開園時間前の早朝に園内を散策することができる時期があります。

期間:令和5年4月1日(土曜日)から10月31日(火曜日)まで
時間:5時30分から8時45分まで
料金:無料

早朝無料開園は、庭園のみです。(建物内に立ち入りはできません。)

駅周辺で宿泊した時の早朝散歩にもおすすめです。

養浩館庭園の感想

屋敷

福井駅から近く、徒歩で行ける場所にあるのが、福井松平家の別邸 「養浩館庭園」です。

JR福井駅から歩いて行くことができて、普段は、人も少なく穴場の観光地です。

屋敷は、すぐ下が水面になっていて、屋形船に乗っているかのような不思議な感覚。
 
福井駅周辺で、ゆっくりしたいときは、養浩館庭園に訪れてみるのもいいですよ。

松平家について詳しく知りたい方は、すぐ隣にある、福井市立郷土歴史博物館とあわせて見るのもいいです。

養浩館庭園のアクセス

養浩館庭園

住所:福井県福井市宝永3丁目11−36

開館時間:午前9時~午後7時
(11月7日から2月末日までは午後5時で閉館)

観覧料:220円
郷土歴史博物館平常展示観覧料+養浩館庭園入園料:340円

福井駅から徒歩約15分

駐車場あり:東門入り口の方 10台分

福井城の本丸から北東約400mの位置にあります。JR福井駅から、福井城趾を抜けて養浩館庭園に行ける名所です。
 
■ 養浩館庭園は、無料公開日もあります
家庭の日(毎月第3日曜日)、文化の日(11月3日)、ふるさとの日(2月7日)

郷土歴史博物館へ行く方は、チケットのセット購入がお得です。
平常展示観覧料+養浩館庭園入園料:340円

養浩館庭園の駐車場

養浩館庭園は、福井駅から歩いて行ける距離なので、徒歩で行くのもいいです。

車の方は、養浩館庭園専用の駐車場(2カ所)があります。

養浩館庭園の駐車場

それぞれの門の入口近くに駐車場があります。

駐車場の金額は無料です。(時間外は柵がされます)

駐車場

台数はそれほど止められないので注意してください。

また、周辺の道路は、一歩通行や細い所も多いので気をつけてください。

まとめ

養浩館庭園は、福井藩主松平家の別邸。

江戸時代に作られた庭園で、福井市の文化遺産です。

数寄屋造りの建物の屋敷に入ることができ、その美しい内部を探索できます。

日本の伝統的な建築美と自然の美を同時に楽しむ場所としてもおすすめ。
 
季節に合わせたイベントも行われ、秋は紅葉のスポットとしても人気です。

夜のライトアップが行われる期間があり、幻想的な風景を楽しむことができます。

JR福井駅から徒歩約15分の距離なので、観光時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

<福井駅前の観光地>


 
福井駅周辺でカフェに行きたい方はこちら

今回は、福井市の「養浩館庭園」をしらべてみました。

福井駅前周辺の観光の参考にしてください。

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