「永平寺の鐘つき」を知っていますか?
SNSで見かけることはあっても、どこでつけるのか・何時からなのか・どんな流れで参加できるのかまでは、意外と知られていません。
永平寺は大みそかの夜〜年明けにかけてだけしか味わえない特別な体験があります。
この記事では、永平寺の「鐘つき」体験と唐門の開閉を紹介します。
永平寺の鐘つき

1244年、道元禅師が開いた曹洞宗の大本山。
伽藍は山に囲まれ、空気はいつもひんやり静か。
「映える」よりも、手を合わせるだけで気持ちが整う場所です。
観光地としても有名ですが、私の中ではずっと“生活圏から少しだけ山側にある大きなお寺”という存在。
大晦日の夜だけは、昼間の厳かな姿とは違う穏やかな賑わいと光が混ざる時間になります。
大みそかには、普段は開かない唐門を通ることができ、除夜の鐘つきも行われます。
鐘つき体験は「寂光苑の鐘」

ここ、重要です。
永平寺には立派な鐘楼の大梵鐘(約5トン)がありますが、大梵鐘は雲水さんが撞く鐘。
音を聞くだけでも背筋が伸びますが、一般参拝者はつけません。
私たちが体験できるのは、境内から徒歩5〜10分ほど川沿いに進んだ先の公園エリアにある「寂光苑の鐘(寂照の鐘)」です。
- 2025年12月31日 20時〜翌2時頃まで開放(無料)
- 列に並べば誰でも参加OK
- 108回という回数に縛られず、来た人が順番に撞くスタイル
私はこういう自由な感じ、嫌いじゃないです。
並んでいる間も、気持ちが焦らない。寒いけど、鐘をつく目的だけで成立する時間です。
寂光苑の行き方
寂光苑(じゃっこうえん)は、道元禅師の生誕800年を記念して整備された公園。(見学は自由です)
境内の少し離れた所にあるので、あまり知らない方も多いかも知れません。
寂光苑に行くには、永平寺の参道の横の川沿いを山の方へいきます。

道沿いには、トイレが新しくできました。

下にもトイレがありますが、こちらは新しくできました。
さらに進むと、寂光苑の案内板があります。

途中には滝もあります。

道元禅師の銅像もありました。 (少年期の道元)

寂光苑には、歴代永平寺の住職のお墓もあります。
寂光苑の鐘

中央にあるのが、寂照の鐘
永平寺では大晦日に、「永平寺除夜の鐘イベント」が行われ、12月31日21時頃から元旦の3時頃まで、寂光苑にて一般参拝者も除夜の鐘をつくことができます。
除夜の鐘をついている所をSNSなどで見かけることも多いです。
ちなみに、寂光苑の鐘は大晦日以外でも撞くことができます。
服装と足元に注意
夜の永平寺は本当に冷えます。
- ダウンか厚手コート
- 手袋・首元の防寒
- 靴はスニーカー or 滑りにくい冬靴
- 積雪や路面凍結の可能性あり
- 門前町からそこそこ歩きます
ここだけは妥協しない方がいいです。
寒さ対策は万全にして、特に雪がある時は慎重に安全に。
年越しで通れる「唐門」

永平寺の正面にある、普段は閉じられている門。
唐門は大晦日の夜だけ開きます。
- 開扉時間の目安:12月31日 23時〜翌3時頃
- 混雑はしますが、観光地のような騒がしさではなく年越しの列
- この門をくぐって鐘へ向かうだけで、ちゃんと年末が終わる気がする
体験の価値は“扉が開いている事実”だけでも十分。
まとめ
今回は、永平寺の鐘つきを調べてみました。
永平寺は、曹洞宗の大本山では、多くの雲水さんが修行に励んでいます。
普段は静寂に包まれていますが、年越しには多くの人が訪れます。
大みそかは、年越しの鐘つきや唐門の開扉といった、貴重な体験ができますので足を運んでみるのもいいかもしれません。
<唐門の開扉時間>
令和5年12月31日午後23時~ 令和6年1月1日 午前3時
寂光苑の鐘つきは、大みそかでなくても鐘つきをすることができます。
永平寺へのアクセス
永平寺のマップ
永平寺
住所:福井県吉田郡永平寺町志比5−15
<参拝時間>
5月~10月 8時~17時30分
11月~4月 8時30分~17時
<バスの場合>
特急永平寺ライナーで福井駅から30分
<車の場合>
福井北ICより約15分
永平寺への詳しい行き方はこちら
⇒ 永平寺の行き方は?駐車場や金額は?
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