永平寺に行くには、どうやって行けばいいのだろう。
- 時間はどれくらいかかるのだろう?
- 料金はいくらぐらいかかるのだろう?
- どの方法で行くのがベストなの?
福井の観光名所「大本山永平寺」の行き方を解説します。
目次
永平寺はどんな所?

曹洞宗大本山 永平寺(そうとうしゅうだいほんざん えいへいじ)
「永平寺」は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の寺院。
永平寺は、福井の有名な観光名所の一つで、多くの観光客や外国人の方も訪れる名所。
年間50万人以上が訪れる、福井県の人気の観光地が『永平寺』です。
2019年7月には、禅の体験ができる親禅の宿 柏樹関(はくじゅかん)が出来ました。

柏樹関は、禅コンシェルジュのいるホテルです。
永平寺の見どころは?
大本山・永平寺は、山深い場所にあり、厳かな雰囲気を持ち、永平寺では多くの修行僧が厳しい修行に励んでいます。
永平寺の観光の見所として外せないのが、「傘松閣(さんしょうかく)」の天井画です。
傘松閣の天井を見ると圧倒され、天井画を見るだけでも価値があります。
永平寺の2階にある「絵天井の大広間」

天井に230枚の花鳥彩色画が施されていて、お気に入りの画を探してみるのも楽しいです。
永平寺の参拝料金や参拝時間はこのようになっています。
<永平寺参拝料金>
(大人個人):500円
(小中学生):200円
<参拝時間>
5月~10月 午前4時~午後5時
11月~3月 午前5時半~午後4時半
見るスピードにもよりますが、1時間ぐらいあれば十分見れます。
独特の雰囲気と不思議な魅力がある永平寺ですが、山深い場所にあり、アクセスはやや不便です。
こちらの記事では、永平寺へ、どのように行けばいいのかを紹介します。
永平寺への行き方
福井から永平寺への行き方は、以下の方法があります。
- バスで行く
- 電車とバスで行く(えちぜん鉄道+京福バス)
- タクシーで行く
- 自家用車で行く
バスで行く方法
バスの場合は、特急永平寺ライナー(京福バス)を使用します。
バス乗り場は「福井駅東口」(駅裏の方です)

福井駅東口 → 永平寺
・福井からの特急バス永平寺ライナーは14:50が最終。
・永平寺から福井への最終は16:20
バスの切符売り場は、えちぜん鉄道福井駅。
福井駅東口(駅裏)のバスチケットセンターで買えます。

以前は、自販機で買えましたが、現在は、窓口購入になってました。
バスの金額は750円です(おとな片道)
※当日限り有効
永平寺までの所要時間は約30分。
(バスにトイレはありません。)
帰りは、永平寺から徒歩5分ほどの所にバス停があります。
(参道を下った所にある永平寺のバス停)
特急バス永平寺ライナーは、永平寺発 16:20 が最終です。
(2020年2月のダイヤです。変更になる場合があります。)
バスは乗り遅れないように注意してくださいね。
えちぜん鉄道+京福バス

電車:えちぜん鉄道 福井駅 <=> えちぜん鉄道 永平寺口駅
バス:永平寺口駅 <=> 大本山永平寺
電車:約25分
バス:約15分
終点下車、徒歩5分。
※電車とバスの乗り換え待ち時間があります。
えちぜん鉄道 永平寺口駅

えちぜん鉄道+京福バス利用の場合、
料金は片道460円(電車)+430円(バス)で、合計890円となります。
永平寺口駅周辺のカフェ
(待ち時間のある方は、このようなカフェにいくのもいいです。)
電車+バスは乗り換えが必要で、待ち時間もあるので、永平寺のみ訪れようと思うなら、福井駅からのバス(永平寺ライナー)の方が便利です。
<自動走行車>
永平寺では、自動走行車が荒谷から永平寺門前口まで運行しています。
距離は、約2キロメートル。所要時間10分。
電車+自動走行車で永平寺に行くという方法もあります。

永平寺町では、自動走行実証実験が行われ、無料で自動運転車に乗ることが可能。

※運行日や時間は変更になる場合があります。冬季間は運休になります(2020年12月26日〜2021年2月末は冬季運休)
運賃:大人100円/中学生以下50円
新しい体験をしてみたい方にオススメです。
タクシーで行く方法
タクシー乗り場は、福井駅前と福井駅東口にあります。

福井駅からタクシーで永平寺まで行くと、これぐらいかかりそうです。
参考タクシー代金:4000円~5000円
あくまで目安の金額ですので、タクシーにより変わります。
自家用車・レンタカーで行く方法
現在、中部縦貫自動車道の永平寺大野道路が開通し、高速道路での永平寺方面へのアクセスが良くなっています。
永平寺大野道路の記事はこちら
⇒ 永平寺大野道路
車の免許があり、1日いろいろなところを移動したい場合は、レンタカーを借りるのもいいかも知れません。
(福井駅周辺にレンタカーのお店がいくつかあります。)
永平寺までは、福井北ICより車で約15分。
永平寺は、駐車料金がかかります。
門前町に並ぶ土産物屋の駐車場は、お土産を買うと無料になる所もありますが、カギを預けなければいけない所もあります。
門前町は、上り坂で両脇にお店が並んでいます。

町営駐車場は、少し離れていますが、400円(普通車)です。

駐車場はいくつかありますが、だいたい400円ぐらいです。
2019年7月には、永平寺駐車場が新しく出来ました。

永平寺駐車場
・1時間まで300円
・以降30分毎に100円
・24時間最大料金:500円
駐車場の金額は高くても500円以内です。
駐車場探しは迷いますが、参道の方へ車で入っていくと、最終的には行き止まりで進入禁止になります。

車の進入はできないため、Uターンして戻らないといけないので注意してください。
<その他の永平寺周辺スポット>
永平寺から福井方面に向かう途中に、胡麻豆腐の里があります。

永平寺御用達「團助ごまどうふ」のお店です。
住所:福井県永平寺町荒谷24−7−1
車で行く場合、永平寺に向かう道沿いには、お蕎麦屋さんが数件あります。
お腹がすいている方は、そばを食べるのもいいかもしれません。
まとめ
永平寺へ行くのに一番ベストなのは、バス 永平寺ライナー(京福バス)で行く方法です。
金額と時間的にもオススメです。
車を持っている方は、車で行くのもいいです。駐車料金は300円~500円。
永平寺の拝観料は500円です。
冬に永平寺に行く場合は、寒くて雪も降るので暖かい服装で行った方がいいです。
また、永平寺は、冬は雪が多いので注意が必要です。

永平寺までの道路は、融雪装置がないところがあり、冬はスタッドレスタイヤは必須です。
車の運転は十分注意してくださいね。
※ページに記載の価格は、変更になる場合がありますので、参考程度にしてください。
年越し、初詣に関して
新年は大本山永平寺で普段は通行することができない「唐門」を開扉し、初詣が可能です。

<唐門開扉>
令和4年12月31日 午後21時~
令和5年1月1日 午前3時
鐘つき体験も可能ですが、2021年は制限があります。年末年始は混み合いますので注意してください。
正月は、福井駅から臨時の路線バスが運行していますので、京福バスなどで確認した方がいいです。
福井県の観光地はこちら
今回は「永平寺への行き方」をしらべてみました。
機会があれば福井の観光地・「永平寺」へ行ってみてはいかがでしょうか?