越前市の紫式部公園へ行ってみた!紅葉や花見も楽しめる場所。

紫式部公園

紫式部公園を知っていますか?
 
紫式部公園は、紫式部が一時期、越前で過ごしたことを記念して造られた公園です。

  • 紫式部公園はどんな公園なの?
  • 公園には、何があるの?
  • 藤の花や紅葉の時期はいつ?

越前市の紫式部公園には、何があるのか調べてみました。

目次

紫式部公園は何があるの?

釣殿

紫式部公園は、日本唯一の寝殿造り庭園。

池のほとりには、ひのき造りの釣殿を再現しています。

紫式部の作品をモチーフにしたミニ庭園が楽しめ、紫式部の歌碑も点在しています。

この公園は、平安時代の雰囲気を再現しており、秋には紅葉が美しく、春には藤の花が咲き誇ります。

また、公園内には金色に輝く紫式部の銅像もあり、訪れる人々の写真スポットとしても人気です。

紫式部公園のアクセス方法

紫式部公園

住所:福井県越前市東千福町 369

入場無料

武生駅から車で約10分、武生ICから車で約10分

駐車場あり(無料)

紫式部公園へは、武生中央公園からかこさとし記念館を通り、散歩コースとして歩いていくことが出来ます。(武生駅から紫式部公園へは徒歩 約30分)

ふるさとを偲ぶ散歩道(約1,200メートルの遊歩道)が、武生中央公園と紫式部公園を結びます。

金色に輝く紫式部の像

紫式部公園

紫式部公園は、平安時代の庭園様式を忠実に再現しています。

武生は、紫式部が若い頃、約1年半過ごした場所でもあり、都を離れて住んだ唯一の地とされています。

公園内には、金色に輝く紫式部の像や彼女の歌碑が点在しており、平安時代風の庭園を散策することができます。

12単衣に身を包んだ金色の紫式部の銅像が立っており、訪れる人々に圧巻の美しさを見せています。

金色の紫式部像

紫式部の銅像は正面ではなく、東の方を向いています。

その目線の先にあるものは、なんでしょう?

・・・

・・

視線の先にあるのは、日野山でした。

越前富士 日野山

越前富士と呼ばれる日野山は標高700mほどの山です。

庭園の池には鯉が泳いでいます。

金色の鯉

紫式部の銅像のような、金色の鯉もいました。
 
公園には、総檜造りの釣殿があり、紫式部の歌碑がいくつかあります。

紫式部の歌碑

紫式部の歌碑

公園内には、紫式部の歌碑があります。

春なれど
しらねのみゆき
おやつもり
とくべきほどの
いつとなきかな

歌碑

身のうさは
心のうちに
したひきて
いま九重に
思いひみだる
 

公園の池には、朱塗りの橋がかっていて散歩しながら歌碑を見ることができます。

朱塗りの橋

紫式部の父が、越前の国守に任じられ紫式部は、この地へやってきました。

紫式部集の和歌にも武生(現・越前市)を歌ったものがあります。

紫式部自身は、早く都に帰りたいと思ったいたそうです。

公園の雰囲気はどんな感じ?

紫式部公園入口

紫式部公園は、観光客は少なめので、落ち着いた雰囲気です。

公園といっても、子供が遊ぶ遊具などはありません(隣に芝生広場があります。)

芝生広場

5月頃には、ふじの花が咲き誇り、ふじまつり 『式部とふじまつり』が開催されます。

約40本の藤があり、4月中旬から5月上旬が見頃です。

公園には、もみじもあり、紅葉も楽しめます。

紅葉

例年、庭園の紅葉の見頃は、11月中旬頃です。
 
公園の近くには、紫ゆかりの館があり、紫式部の展示がされています。

2024年の大河ドラマ「光る君へ」は紫式部の物語なので、今後注目を浴びるかもしれません。

紫式部公園の感想

紫式部公園

私は越前市の曇り空の中、歴史を感じさせる紫式部公園を訪れた。

この公園は、平安時代の雰囲気を色濃く残し、寝殿造り庭園が再現されている。

池の傍らに佇むひのき造りの釣殿は、まるで時が止まったかのような静けさ。

紫式部公園

公園の隅々まで歩きながら、紫式部の歌碑を一つ一つ眺めた。

その石碑は、古き良き時代の物語を静かに語っているよう。

公園の中で金色に輝く紫式部の像は、美しさで私を圧倒した。

紫式部公園

像は東を向いており、その視線の先には越前富士と呼ばれる日野山がそびえ立つ。

この公園は、紫式部が若かりし頃を過ごした地であり、その記憶が色濃く残る場所なのだと改めて感じ入った。

紫式部公園の春は、藤の花が園内を彩り、花々の香りが空気を満たし、秋には紅葉が庭園を美しく染め上げる。

季節ごとに異なる顔を見せるこの公園は、時の流れを感じさせ、訪れる者に平穏をもたらす。

庭園や古い時代からの物語を今に伝える歌碑は、訪れる人々に平安時代の息吹を感じさせ、私たちを古の世界へと誘う。

まとめ

紫式部がライトアップ

今回は「紫式部公園」をしらべてみました。

『源氏物語』の作者である紫式部を偲んで造られた公園が紫式部公園。
 
公園には、黄金の紫式部像や釣殿があり、平安時代にタイムスリップしたような気分になります。

庭園はコンパクト、手入れもされていて、四季に応じて、いろいろな花が咲きます。
 
ゆっくりしたいときは、このような場所に訪れてみるのもいいですよ。

秋には、武生菊人形が開催されます。
そのついでに立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

菊人形はこちらの記事↓

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