越前市の味真野に、小さな城跡が残っているのを知っていますか?
- 小丸城はどんな城だったの?
- どこにあるの?
- 今、何が残っているの?
今回は、越前市五分市町にある小丸城跡を実際に歩いてみました。
観光地というより、「地元にひっそり残る戦国の痕跡」という空気の場所です。
小丸城跡とは?

小丸城は、福井県越前市にあった日本の城で、現在は福井県指定史跡になっています。
当時の城の構成は、
- 本丸
- 二の丸
- 三の丸
という造りだったとされています。
城跡には今も、
- 石垣
- 土塁
- 郭(曲輪)
- 堀
が残っており、城好きにはじわっと刺さるスポットです。
派手な展示はありませんが、「地形そのものが城だった」と感じられます。
小丸城跡は誰のお城?

小丸城を築いたのは、織田信長の家臣 佐々成政。
天正13年(1585年)ごろに築城したとされています。
信長は越前府中に家臣を配置し、
- 前田利家:府中城
- 佐々成政:小丸城
- 不破光治:龍門寺城
という布陣を取っていました。
小丸城は、NHK大河ドラマ「利家とまつ」(2002年放送)ゆかりの地でもあります。
佐々成政はその後、越中(富山)へ移り、小丸城はわずか6年ほどで廃城になったと言われています。
短命だからこそ、逆に「跡だけが静かに残った城」です。
小丸城跡には何があるの?

城跡は、小さな丘になっているので、登ってみました。
上に行くには、このような細い道を進んでいきます。
草の多い時期には、ヘビに注意してください。
途中には、古い石垣のような城の一部があります。

小丸城本丸虎口です。
さらに上へ登ると忠霊碑がありました。

上に登ると、お城の規模がイメージできます。
それほど大きなお城ではなく、コンパクトなお城(約45m×50m)です。
1932年(昭和7年)には城跡より、前田利家による一向一揆勢の処刑の様子が記されているという瓦の破片が出土しているそう。
万葉の里の万葉館はこちらの記事を参考にしてください。

小丸城跡の桜

小丸城跡は桜の木が多く、春には静かな花見スポットになります。
車で5分ほどの場所にある味真野小学校の桜と合わせて楽しむのもいいです。
観光客で混み合う場所ではないので、「落ち着いた春」を感じたい人向きです。
毫摂寺まで散策するのも面白い

小丸城跡からは「歴史の道」で毫摂寺(ごうしょうじ)へつながっています。徒歩で約10分ほど。
城跡だけで終わらせず、味真野の歴史散歩として歩くと印象が残ります。
毫摂寺までを散策してみるのも面白いかも知れません。
毫摂寺はこちらの記事 ↓

小丸城址の動画はこちらです。雰囲気をチェックしてみてください。
FAQ|小丸城跡についてよくある質問

Q. 小丸城跡は初心者でも登れますか?
はい。城跡は小さな丘の上にあり、少し登る程度です。
本格的な登山装備は不要ですが、足元は土の道なので歩きやすい靴がおすすめです。
Q. 小丸城跡に展示物や資料館はありますか?
城跡そのものには展示施設はありません。
ただし、出土した瓦片などは近くの万葉館(越前の里の郷土資料館)に展示されています。
Q. 桜の時期は混みますか?
桜の木は多いですが、有名な花見スポットほど混雑する場所ではありません。
静かに春の空気を楽しめる穴場としておすすめです。
まとめ|越前市味真野に残る、静かな戦国の跡
小丸城跡は、佐々成政が築いた県指定史跡です。
派手な観光地ではありませんが、
- 石垣や土塁が残る
- 城の規模が体感できる
- 春は桜がきれい
- 味真野の歴史散歩につながる
という、静かな魅力があります。
もし味真野を歩く機会があれば、「こんな場所に城があったんだな」と戦国の気配を感じてみてください。
小丸城のアクセス
| 小丸城 | |
| 住所 | 〒915-0026 福井県越前市五分市町28 |
武生ICから車で10分
JR武生駅から自転車で30分ほど
味真野地区の周辺情報

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