『越前市の治左川を知っていますか?』
治左川は、水面に浮かぶように咲く梅花藻(バイガモ)とトミヨで有名な清流です。
- 治左川は、どこにあるの?
- 梅花藻はいつ咲くの?
- 治左川の魅力は何なの?
今回は、梅花藻やトミヨが見られる、越前市の治左川をしらべてみました。
梅花藻の花を見に行く時の参考にしてください。
治左川
治左川(ちさがわ)は、福井県越前市上真柄町にある清流。
この川は、単に水がきれいなだけでなく、珍しい特徴があることで知られています。
治左川は、トミヨやバイガモが見られます。咲く川として注目されています。
この特別な川では、清流を好むトミヨや水面に咲く美しいバイガモを目にすることができます。
静かな流れと自然の美しさが調和した治左川を楽しむことができ、梅花藻の花が咲く時期には、写真好きな方が撮影に来られることも多いです。
治左川の場所は?
治左川は、越前市上真柄町にある清流です。
武生インターチェンジから車で約5〜10分ほどの距離に位置していますが、場所は少し分かりにくいので注意が必要です。
バイガモが咲く川への行き方は、武生インター沿いの県道262号線から東運動公園の方へ進みます。
東運動公園近くの道路脇に、水色の看板が立っています(左側にあります)。
水色の看板を見落とさないように注意してください。
道路脇を流れる川なので、通行の迷惑になる路上駐車は禁止です。
車は、近くの上真柄公民館の駐車場に停めてください。。
治左川の魅力
治左川には、以下の3つの魅力があります。
1.トミヨがいます
水温の低い清水に住む、トゲウオ科の淡水魚「トミヨ」が生息しています。
トミヨは、全長5~6cmほどの小さな魚。
現在、トミヨは、絶滅危惧種、絶滅の恐れのある地域個体群などとして、環境省のレッドリストに指定されています。
トミヨは、横の水槽で育てられていて、水槽をのぞくとトミヨを発見しました。
川では、サワガニを見つけました。
サワガニがいるのは、水がキレイな証拠です。
2.おいしい水が飲めます
治左川井戸は、ふくいのおいしい水にも認定されています。
(ふくいのおいしい水は現在35箇所ありました。)
治左川井戸へ、水汲みに来る方も多いです。
治左川へ水汲みに来られる方もいますし、地域の方が利用しています。
水は日中しか出ていないので注意してください。
3.梅花藻(バイカモ)が咲きます
治左川では、6月下旬~8月末頃には、梅の花に似た梅花藻(バイカモ)の花が咲きます。
バイカモは、冷涼で流れのある清流中に生育し、キレイな花が水面から顔を出します。バイガモは、静水や水槽では生育が困難で生息地は限られます。
開花のタイミングが合えば、水面に咲く白い花を楽しめます。
バイガモは、滋賀県の醒ヶ井が有名ですが、越前市の治左川でもこのように間近で見ることができます。
治左川の川幅は2mほど、バイガモが咲くのは約100mの区間
梅花藻(バイカモ)の花を楽しむなら、7月上旬~8月上頃に訪れるのがいいです。
バイカモは、梅の花に似た小さなかわいい花です。
注意点
川には絶滅危惧種のトミヨが生息しているため、川の中を歩かないでください。
梅花藻(バイカモ)の咲く頃の動画はこちら。
川の水は、長時間手をつけれないくらい冷たい水です。
ぜひ、福井のおいしい水も味わってみてください。
まとめ
今回は、越前市の「治左川」を調べてみました。
バイカモ (梅花藻)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草の水草。花が咲くのは6月下旬~8月末頃です。
また、都道府県別レッドデータブックで、絶滅危惧種に指定されているトミヨが見られる川です。
そんなバイガモやトミヨが生息する「治左川」は自然が豊かな川。
治左川は、熱心な保護活動で、川が守られています。
グリーンの水草にプカプカ浮いているような、キレイな白い花を楽しんでください。
近くには、庚申の水(八兵衛のお清水)もあります。
万葉集にもかかわりが深い、味真野地区にある「万葉の里」では、睡蓮やハスがみれます。越前市の他の観光名所については以下の記事も参考にしてください。
その他の越前市の観光名所はこちら
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福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ。福井育ち。福井の情報や面白いスポット、美味しいお店など、実際の体験をもとに、わかりやすく提供することを心がけています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し、皆さんと共有できればと思っています。
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