『柴田神社を知っていますか?』
福井市にある柴田神社は、戦国武将「柴田勝家」にゆかりのある神社です。
福井駅から徒歩圏内に位置し、観光客にとっても訪れやすい場所です。
- 柴田神社はどんな神社なの?
- 女性に人気の理由はモテ祈願?
- 柴田神社の感想はどうだった?
今回は、福井市にある「柴田神社と北の庄城趾」を調べてみました。
柴田神社

福井市にある柴田神社は、戦国武将・柴田勝家を主祭神とし、かつて彼の居城であった北ノ庄城の本丸跡地に建てられています。
柴田神社は戦国武将・柴田勝家が主祭神。
北ノ庄城跡地は、歴史とロマンが息づくスポットとして、多くの訪問者を惹きつけています。

神社の境内には、柴田勝家の妻であるお市や三姉妹を模した銅像があり、戦国時代のドラマを感じることができます
特に、柴田勝家やお市のファンにとっては必見の場所。
御朱印もいただけるため、歴史好きだけでなく、御朱印巡りを楽しむ女性たちにも人気があります。
訪れることで、歴史の重みと美しさを感じられる素敵な場所です。
柴田神社の御朱印

柴田神社の御朱印は「柴田神社」と「三姉妹神社」があります。
※御朱印帳を持っている方は帳面500円
御朱印は、柴田神社の社務所でいただけます。
柴田勝家が描かれたオリジナル御朱印帳(初穂料2000円)もありました。
柴田神社のお守り

柴田神社の社務所には、さまざまなお守りが揃っています。
中でも特に目を引くのが「福石守」。
福井の足羽山一帯で採掘される笏谷石を使用しており、青みがかった石が美しく、持っているだけで特別な気分になれそうです。初穂料は2914円。
また、「お市御守」も人気で、女性らしいデザインが特徴。
初穂料1000円で、魅力や美しさを願う方におすすめです。
さらに、柴田勝家が描かれたオリジナルのお守りや、おみくじも用意されています。
どれも個性的で、柴田神社ならではの魅力を感じられるアイテムばかり。
訪れた際には、ぜひお気に入りのお守りを手に取ってみてください。
福井ならではの思い出の品になること間違いありません。
柴田勝家とお市

柴田勝家(しばた かついえ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将・戦国大名。
生まれは福井ではなく、尾張(現在の愛知県)です。
勝家は織田信長の妹であるお市と結婚し、お市は戦国時代一の美女として知られています。
二人の最期は悲劇的でした。
1583年、豊臣秀吉の攻撃を受けた北ノ庄城で、勝家とお市は自害。
勝家の享年は62歳、お市は37歳だったと伝えられています。25歳の年齢差を超えた絆が、物語を一層ドラマチックなものにしています。
勝家はその勇猛さから「瓶割り柴田」「鬼柴田」と呼ばれ、信長のもとで数々の戦場を駆け抜けました。
武勇と忠誠心は、今も多くの人々に感銘を与えています。

福井市にある柴田神社では、柴田勝家を主祭神とし、妻のお市も祀られています。
境内には市の三人の娘を祀る「三姉妹神社」も鎮座しており、訪れる人々に戦国時代のドラマを感じさせてくれる場所となっています。
柴田神社が女性に人気の理由は?

お市の方が祀られているのが、女性に人気の理由です。
柴田神社は、全国の勝家・お市の方ファンがお詣りに訪れる神社
柴田勝家は、戦国一の美女と言われる、「お市」と結婚した事でも有名。

お市さんを祀る、柴田神社は「モテ」のご利益があるようです。戦国一の美女と賞され、さらに聡明だったとも伝えられています。
柴田神社は、お市の方が祀られ美祈願所もあります。
モテ祈願用紙(初穂料300円)を書いて、用紙をこの水に浮かべます。

モテ用紙を心を込めて書いて、拝殿に参拝して、お市さんに挨拶して、水に浮かべて祈願します。
モテ用紙は、浮かべると溶けていきます。
三姉妹「娘三人の姫」

境内には、3姉妹の銅像が建っています。
市の三人の娘、茶々・初・江(浅井長政との子供)
三姉妹を御祀りしておることから、夫婦・兄妹・家族の絆を御神得とする、「絆の宮」として参拝されています。
柴田勝家は、豊臣秀吉との「賤ヶ岳の合戦」で敗れました。
勝家は、お市の方に娘たちと逃げるように諭しましたが、お市の方は、娘3人を秀吉の陣におくったあと、北の庄城で夫婦で自害しました。
北の庄城趾

柴田神社の隣が、北の庄城趾(柴田公園)になり、周りをビルに囲まれ、街中にある公園です。
北の庄城は、大正3年に柴田勝家公が築城し、9層の天守閣を持つ日本最大級の城だったとの記録が残っています。

柴田公園は、平成19年に『日本の歴史公園100選』にも選ばれました。
境内に残る北ノ庄城の石垣

柴田神社の境内では、北ノ庄城の石垣が考古学調査で発見されました。
露天掘りの状態のまま保存され、訪れる人々を驚かせています。
城自体は現存していませんが、一部の城郭が今もその面影を残しています。
神社の隣には柴田勝家公の像もあり、歴史と文化に触れるこの場所は、地元の人々や観光客に親しまれている神社です。
北の庄城址資料館

柴田公園には、資料館もあります。
北の庄城址資料館
開館時間:午前9時~午後6時
入場:無料
北の庄城址資料館には、トイレもあり、展示資料館と休憩所になっています。
北の庄城址資料館の奥には、小さな庭があります。

館内の奥には小さな庭があり、柴田勝家とお市の方の辞世があります。
歴史に興味のある方は、展示物もチェックしてください。
※奥の庭園は見落としやすいので注意してください。
柴田神社へ参拝した感想

福井駅から歩いて数分の場所にある柴田神社。
駅前の賑わいを抜け、鳥居をくぐると、静かな空間が広がっていて、少しタイムスリップしたような気持ちになりました。
境内に入るとすぐ目に飛び込んでくるのは、お市の方と三姉妹の銅像。
少し奥には、柴田勝家の立派な銅像もあって、この神社が歴史的に重要な場所だということを改めて感じます。
北ノ庄城跡地に建てられていることもあり、当時の情景が思い浮かぶようでした。

社務所では御朱印をいただきました。
手にした御朱印帳には美しい筆文字が並び、神社の歴史と魅力が詰まっているよう。
また、北ノ庄城の御城印もあり、歴史好きにはたまらないポイントだと思います。
特に印象的だったのは「美(モテ)祈願」。絶世の美女と言われるお市の方にちなんだ祈願で、専用の祈願用紙を水に浮かべる儀式があるそうです。

隣の資料館では、歴史的な資料が展示されていて、改めて柴田勝家やお市の方の生きた時代に触れることができました。
中庭の静かな空間も素敵で、ゆったりとした時間を過ごせました。
柴田神社はただ歴史を感じるだけでなく、訪れる人の心を穏やかにしてくれる特別な場所だと思います。
歴史好きの方だけでなく、福井を訪れた際にはぜひ足を運んでみてほしい神社でした。
まとめ

今回は、福井駅前にある「柴田神社」についてしらべました。
福井駅から徒歩圏内にあり、散歩感覚で訪れることができる「柴田神社・北ノ庄城趾」。
街中に位置し規模は大きくないものの、戦国武将・柴田勝家やその妻、お市の方にゆかりの深い歴史的な場所として、多くの人に親しまれています。
特に、お市の方の美徳にあやかりたい方にはおすすめの神社。
「美しくなりたい」と願う女性が、ここで祈願する姿も見られるとか。
戦国時代一の美女と称されたお市の美徳を祈願し、自分に取り入れてみてはいかがでしょうか?
福井の歴史や文化を感じながら、柴田神社で特別なひとときを過ごしてみてください。
柴田神社のアクセス
柴田神社の住所:福井県福井市中央1丁目21−17
柴田神社は、福井駅から徒歩で10分ほどで行くことができます。
(駅正面を出て左のほうにあります。)

車で訪れたい方は、神社から徒歩5分ほどの場所に駐車場があります。

駐車場は、時間外は入れませんので注意してください。
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