「行司ヶ岳城址を知っていますか?」
花匡公園の薄墨桜の先には、行司ヶ岳城址(粟田部城跡)があります。
- 行司ヶ岳城址には、何があるの?
- どうやって行けばいいの?
今回は、越前市の行司ヶ岳城址を調べてみました。
行司ヶ岳城址(粟田部城跡)
行司ヶ岳城は現在は存在していませんが、かつてこの地に城があったとされています。
朝倉出雲守景盛の城で、一乗館へ至る要所の役目を果たしていたそう。
行司ヶ岳城は、粟田部城とも呼ばれており、案内看板が設置され、広場が整備されています。
行司ヶ岳城は、行司岳と薄墨桜の合流する尾根の途中にあります。
この城址は朝倉氏の時代における重要な拠点であり、右手には今立方面、左手には河田方面が一望できます。
行司ヶ岳城址の行き方
行司ヶ岳城址へ行くには、3つの方法があります。
- 花筐公園
- 逢坂山公園
- 三里山経由
今回は、花筐公園の薄墨桜側から登りました。
薄墨桜の分岐点には、行司ヶ岳城址の看板があり薄墨桜を通って上に登れます。
このような山道を登って行きます。
薄墨桜の先は急な坂道となり、細くクネクネした道になります。
その途中には木製のベンチが設置されており、そこからは粟田部(今立)の景色を一望することができます。
ベンチの場所では、木で遮られていた目の前がひらけて、眺めがいいです。
さらに登ると分岐点があり、そこには看板がありました。
分岐点には、案内看板が設置されており、登山ルートや周辺の名所、歴史的な情報などが詳細に記載されています。
これらの看板は、登山者が正しい道を選ぶための重要な役割を果たしています。
立て看板の中には、「福井里山トレイル」の看板もありました。
ここは、「福井平野周遊戦国ロマンコース」となっています。
福井平野周遊 戦国ロマンコース(延長61km)
⇒ https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/moridukurika/fukuisatoyama_trail.html
今回は、行司ヶ岳城址の方へ向かいますので右へいきますが、反対側に行くと「三里山山頂」です。
三里山から来るとここで合流します。
合流点からさらに山道を登りを進むこと6分ほどで、行司ヶ岳城址に到着。
行司ヶ岳城址の部分だけ平地になっており、ベンチがあります。
白い立て看板があるので、すぐに分かります。
行司ヶ岳城を守るため、前と後には堀切があり、その跡が残っていました。
行司ヶ岳城址を越えていくと行司岳へと続きます。
行司岳の山頂は眺めがいいの、足を運んでみるといいです。
まとめ
行司岳には、行司ヶ岳城址があります。
この城址は、一乗館へ至る要所として機能していた場所であり、朝倉時代の歴史を想像するのに興味深いスポット。
薄墨桜を訪れた際に、少し足を延ばして行司ヶ岳城址を訪れることで、かつての時代を思い描きながら散策することができます。
そこで歴史の一端を感じることができるかもしれません。
行司ヶ岳城址の先も山道は続いていて、進んでいくと行司岳の山頂を通り、逢坂山公園へと続いていきます。
さらに楽しむなら、「福井里山トレイル」を歩いてみるのもいいかもしれません。
三里山に関してはこちら
朝倉氏のお城に関してはこちらの記事
今回は、「行司ヶ岳城」をしらべしました。
機会がありましましたら、山の上の行司ヶ岳城に足を運んでみてください。
山頂から眺める景色や城址の雰囲気は、歴史の息吹を感じることができるでしょう。
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ、福井育ち。
山登りが好きで、時々登っています。高校時代には登山競技でインターハイ準優勝を果たしました。現在は、県内の低山を中心に、気分転換として楽しんでいます。
山登りを通じて得た知識や経験を活かし、登山やアウトドアの計画に役立つ情報を発信しています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力をたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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