「独楽吟」橘曙覧の福井市橘曙覧記念文学館 へ行ってみました。

橘曙覧記念文学館

「橘 曙覧(たちばな あけみ)を知っていますか?」

福井には、橘曙覧記念文学館があります。

  • 橘 曙覧って誰?
  • 橘曙覧記念文学館はどんなところなの?
  • 文学館には何があるの?

今回は、歌人の橘曙覧の記念文学館を調べてみました。

橘 曙覧って誰?

橘 曙覧(たちばなのあけみ)は、日本の歌人で、越前国(福井県)生まれの人です。

橘 曙覧は、幕末福井の歌人、国学者。文化9年~慶応4年(1812~1868)

橘 曙覧の『独楽吟』(どくらくぎん)が有名で「たのしみは」で始まる一連の和歌があります。

独楽吟は、身近な言葉で日常生活を詠んだ和歌。

独楽吟の特徴は、「たのしみは」で始まり「○○○とき」で終わる所です。

橘 曙覧は、知る人ぞ知る福井の有名人です。

独楽吟で有名な曙覧の歌が、世界的に知れ渡るきっかけがありました。

1994年、今上天皇、皇后がアメリカを訪問した折、ビル・クリントン大統領が歓迎の挨拶の中で、独楽吟の歌の一首「たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時」を引用してスピーチをしたことで、橘 曙覧の名と歌は再び脚光を浴びることになった。

世界的に知れ渡った橘曙覧を知ることができる場所が、福井市の足羽山のふもとにある「橘曙覧記念文学館」です。

橘曙覧記念文学館

橘曙覧

福井市の足羽山のふもとにある「橘曙覧記念文学館」は、橘曙覧を紹介する場所として設けられています。

橘曙覧記念文学館の展示室には、橘曙覧の「独楽吟」全52首がイメージポールで展示してあり、曙覧の住まいを復元した「藁屋」もあります。
 
橘曙覧の作品に触れることで、彼が詠んだ日常の楽しみや風景を感じることができます。

曙覧の「たのしみは」で始まる和歌に触れ、身近なところにある、日常の楽しみを感じてみてください。
 
自分で「たのしみは」で始まる歌を作ってみると、新たな楽しみを見つけることができるかもしれません。

橘曙覧記念文学館

場所:福井県福井市足羽1丁目6−34
 (足羽山のふもとです。)

開館時間:9時00分~17時15分 (入館は16時45分まで)

観覧料:一般:100円

道路沿いには、橘曙覧記念文学館の駐車場(無料)があります。

横の愛宕坂を登っていくと、「橘曙覧記念文学館」があります。

バスで行く場合は、バス停22番・愛宕坂下車 徒歩約1分

どこにあるの?

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横の愛宕坂を登っていくと、「橘曙覧記念文学館」があります

愛宕坂(あたござか)の石段は、笏谷石でつくられ145段あります。
 (石段は全長165m)
 
風情のある愛宕坂の階段を上っていくと石碑があり、横に橘曙覧記念文学館の建物の入口があります。
 
橘曙覧記念文学館を越えて、愛宕坂をさらに登ると上には歌碑があります。

石碑

橘曙覧の歌碑です。

「はるにあけて先みる書も天地のはじめの時と読いづるかな」

橘曙覧の直筆で彫られていますので、時間がある方は見てみてください。

その上には、しだれ桜で有名な足羽神社があります。
 

また、福井市内には「橘曙覧の藁屋跡」があります。

橘曙覧の宅跡(藁屋)

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橘曙覧に興味がある方は、ぜひ訪れてみてください。

橘曙覧記念文学館のアクセス

橘曙覧記念文学館
住所 福井県福井市足羽1丁目6−34
開館時間 9時00分~17時15分
入館料 一般 100円

JR福井駅から徒歩約20分

JR福井駅から車で8分ほど(駐車場あり)
 
道路沿いには、橘曙覧記念文学館の駐車場(無料)があります。

横の愛宕坂を登っていくと、「橘曙覧記念文学館」があります

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バスで行く場合は、バス停22番・愛宕坂下車 徒歩約1分
 

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今回は、「橘曙覧」を調べてみました。

機会がありましたら橘曙覧記念文学館へ訪れてみてはいかがでしょうか?

興味がある方は、橘曙覧記念文学館や関連の場所を訪れてみてください。

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