みんなに伝えたい「おおい町の暦会館」陰陽師 安倍晴明の子孫(土御門家)ゆかりの地

暦会館

福井県のスポットを巡っていた時に、晴明神社など安倍晴明のゆかりの地がいくつかありました。

その安倍晴明と関わりのある地が「暦会館」です。

「暦会館はどんな所で、何があるのか?」

今回は、おおい町にある「暦会館」を調べてみました。

お出かけの参考にしてください。

目次

暦会館

暦会館の外観

暦会館は、福井県おおい町にあり、京都府との県境に近い所にあります。

道の駅おおいのすぐ隣にある施設が「暦会館」
 
国道162号線を小浜市内から京都へ向かうと左側にあります。

山の中にあり、少し変わった建物で、星の形をしたライトが印象的でした。

暦会館

暦会館は、土御門家と暦の資料などを展示した施設です。

入館料:200円(大人) 100円(小・中学生)

暦会館では、土御門家に関することが学べます。

訪れた時は、土御門家のことは全く知りませんでした。
土御門家の読み方も分かりませんでした。読み方は、「つちみかどけ」です。

土御門家は安倍清明の子孫の方です。
 
安倍清明は平安時代の陰陽師で、様々な伝説があります。

当時は、天皇や貴族からの信頼も高かったそう。

名田庄

安倍清明の子孫は、応仁の乱後、京都の混乱から避けるために、この地で住んでいました。

その際に、安倍の姓ではなく、土御門という姓を名乗ったため安倍ではなく、土御門になっています。

中国から伝わった占いを晴明から引き継いで、この地で陰陽道の研究を行なっていたようです。

現在も暦会館の近くに、土御門家(3人)のお墓が残っていました。

暦会館は何があるの?

暦会館
許可をいただき撮影しました。

暦会館という名前にもあるように、館内には暦に関するものが多く展示されています。

暦と土御門家にまつわる展示がされ、貴重な展示物があります。
 

陰陽道の祭文(都状)の文字の色は、朱色で書かれており、印象的でした。

展示物の中には、具注暦と呼ばれる手書きの暦がありました。

陰陽寮で使われていた手書きの暦です。

暦
許可をいただき撮影しました。

木版刷りの暦に使った版木を使用して作られた、小箱なども展示されていました。

館内には、安倍晴明公画像もありました(複製品)

昔、京都の晴明神社に行った際に、安倍晴明公の像を見ましたが、その元になった画です。
夜空の星を見ている姿だったと思います。[

ぜひ訪れた時に見てください。
 

暦会館の館内には様々な日本の古い暦があり、刷り方などの変化も楽しめます。

受付の方が、展示の解説をしてくださったので、分かりやすかったです。
 

土御門家墓所

土御門家墓所

近くにある土御門家墓所へも行ってきました。

土御門家墓所は、福井県指定史跡です。

土御門家墓所は、暦会館から500mほど離れた所にあります。

少し山を登った所にあり、獣除けの柵を開けて200mほど登ったところに土御門家墓所があります。

柵

土御門家墓所への道は、山道になっているので、スニーカーなどの歩きやすい靴で行った方がいいです。
 
墓の手前には薬師堂もあります。

薬師堂

江戸時代初期の建物で茅葺の屋根。

薬師堂は、福井県指定文化財です。
 

近くには、土御門家斎場天壇があります。

天壇

天壇は4つの鳥居があり、それぞれの鳥居の色が違い、神秘的な場所でした。

暦会館に訪れた際に立ち寄ってみてください。

土御門家墓所、天壇に行くときは、大杉の広場の駐車場に止めるといいです。

暦会館を訪れた感想

暦会館の外観

何の予備知識もなく訪れた暦会館。

珍しい暦がたくさん展示されていて、中にはアート作品かと思うようなものもありました。

暦会館では、安倍晴明や土御門家について知ることができました。

 
安倍晴明の子孫は、土御門家は応仁の乱によって、ここの地域に来たそうです。

歴史の授業でも出てくる応仁の乱をもう一度調べるきっかけになり、歴史の学びも深める場所でした。
 
安倍晴明に興味のある方にもオススメの場所です。

土御門(安倍)家ゆかりの土地に訪れてみてはいかがでしょうか?
 

<暦会館>
オススメ度 
非日常度 

暦会館へのアクセス

暦会館
住所福井県大飯郡おおい町名田庄納田終111−7
営業時間9時から16時まで
定休日毎週水曜日・年末年始

 
<車の場合>
小浜ICから30分ほど
 
小浜の観光関連はこちら

道の駅おおい

安倍晴明に関する福井のスポット

今回は、「暦会館」をしらべしました。

機会がありましましたら、足を運んでみてください。

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