「福井県にある「難攻不落の城」を知っていますか?」
美浜町にある難攻不落の城が国吉城。
- 国吉城はどんなお城なの?
- お城はどこにあるの?
- 御城朱印はあるの?
今回は、難攻不落の城と言われた「佐柿国吉城(国吉城)」を調べてみました。
国吉城とは?歴史と難攻不落の理由

国吉城があるのは、福井県美浜町です。
朝倉氏の数々の来襲に対して、籠城で守り抜いた山城が難攻不落の「佐柿国吉城」
織田信長が越前攻めをしたときは、この城を本陣としました。
国吉城があるのは、国道27号線を少し入ったところに、難攻不落の城跡「国吉城」があります。

現在は資料館があり、見学することができます。
国吉城のアクセス方法と駐車場情報
国吉城 | |
住所 | 福井県三方郡美浜町佐柿25−2 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
定休日 | 月曜日 |
入館料 | 大人100円 小人(中学生以下)50円 |
資料館に駐車場があります。
若狭美浜インターチェンジから10分ほど。
目印は、国道27号線の国吉城トンネルで、トンネルの近くの道路沿いには、旗や幕があります。

ここから山の方へ細い道を車で登っていきます。
細めの道を上の方へ行くと、駐車場があります。

駐車場の近くには、国吉城歴史資料館があります。
国吉城歴史資料館の見どころ

国吉城があった山の下には、国吉城歴史資料館があります。
国吉城歴史資料館は入館料が必要です。
館内には展示があり、ビデオでの説明もあります。

館内には、国吉城のジオラマもありました。

このように山の上にあったのが国吉城です。

国吉城には、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らも入城したそう。
そんなお城があったなんて知らんかったわ~
国吉城歴史資料館内には、無料休憩所もありました。

紅葉の時期はキレイな眺めが見れそうです。
御城朱印のもらい方

国吉城歴史資料館には、10年にわたり敵を寄せ付けなかった名城を示す「難攻不落」の朱印があります。
登城の記念にいいかもしれません。
難攻不落という響きもいいです^^
国吉城の登り方と注意点

国吉城の城址に登ることができます。
国吉城歴史資料館脇の小道を進むと、柵があります。

クマ出没とも書かれているので注意してください。
扉をあけて、山道へ入っていきます。

急なグネグネ登りが続きます。
分岐点で右に行くと本丸城址。

分岐を左へ行くと連郭曲輪群。
左の連郭曲輪群に行くと、海が見下ろせます。

城跡では、曲輪跡や石垣などの遺構を見ることができます。
曲輪、土塁、石垣、空堀、堀切、館跡があります。

本丸跡の石碑があり、国道27号線を見下ろせます。
見晴らしがいいので、殿様気分で眺めてください^^
国吉城を訪れてみた感想

国道27号線の看板が気になり、国吉城へ立ち寄ってみました。
お城に詳しくない私は、何の予備知識もなく行ったため、誰のお城かも知らずに行きました。
資料館の休憩所に行った時に、ガイドさんがいらっしゃったので、お話を聞いて、粟屋勝久が戦国時代に築いた山城ということを知りました。
「城跡までは約30分ぐらいだからどうですか?」という言葉につられて、「はい!登ります。」と思わず即答してしまった。
これが大きな間違い。相手は「難攻不落の城」だと言うことを忘れていた。

普通の人が30分で登るなら、登山経験のある僕は10分で登ってやる!と意気揚々と登り始めたが、かなりきつかった・・・
登りが急で、階段状で、ずっとグネグネしている。
クマ注意の看板もあるし、人の雰囲気も感じないので、途中で引き返そうかと思いました。
いきなり続く急な登りで呼吸が乱れつつも、なんとか登りきりましたが、思った以上に手ごわかったです。
さすが、「難攻不落の城」だ。山城をなめていた^^;
お城を造る人は相当大変だっただろうな~と急な登りを歩きながら感じました。
結局、登るのに20分ぐらいかかりましたが、天気も良く、海側の眺めは特にキレイでした。
本丸跡だけでなく、連郭曲輪群側にいくと海がキレイなのでぜひ行って見てください。
※歩きやすい靴で登った方がいいです。
<国吉城>
国吉城の非日常感
まとめ
今回は、「国吉城」をしらべてみました。
国吉城は、福井県美浜町にある「難攻不落」と呼ばれた戦国時代の山城で、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康も訪れた歴史ある場所です。
城跡までは片道約30分の登山道が続き、急な坂や曲がりくねった道が多く、登りごたえは十分。
途中には海や町並みを見下ろせる絶景ポイントもあり、本丸跡や石垣、曲輪跡など山城ならではの遺構を楽しめます。
登城前にはふもとの国吉城歴史資料館に立ち寄り、ジオラマや映像で歴史を学んでから登ると理解が深まり、御城朱印(200円)も記念になります。
アクセスは若狭美浜ICから車で約10分、駐車場も完備。
登山道は急なため、歩きやすい靴と十分な準備で挑戦してください。
<三方周辺の情報はこちら>



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