「三方石観世音を知っていますか?」
手足の病に御利益があるといわれるのが若狭町三方の「三方石観世音」
「三方石観世音は何があるの?」
「どんなご利益があるの?」
今回は、三方石観世音を調べました。
三方石観世音
三方石観世音(三方石観音)は、曹洞宗の観音堂です。
山号は大悲山。北陸観音霊場第7番札所。若狭観音霊場特番札所。
片手観音像で有名な三方石観音。
本尊は花崗岩の表面に彫られた磨崖仏の聖観世音菩薩。
弘法大使が旅の途中で訪れ、大きな岩に観音菩薩を彫られたそうです。
弘法大使が彫った観音菩薩は、右ひじから下を彫り残して下山したため片手観音と呼ばれています。
(右ひじから下を彫り残した片手観音)
片手観音を拝みたいと思うかもしれませんが、片手観音は通常公開されていませんので注意してください。
(観世音菩薩様は秘仏です)
本堂でお参りすることができます。
三方石観音の霊水
本堂前には、観音霊水があり、龍の口からきれいな水が流れでています。
三方石観音の霊水を汲みに来られる方もいるようで、ペットボトルや柄杓がありました。
三方石観音の霊水は、過去に「ふくいのおいしい水」に入っていました。
お手足堂
本堂の横には「お手足堂」があります。
手形足型を借り受け「南無大慈大悲石観世音菩薩」と唱えながらさすります。
・手と足型があり、お手足形を借りて回復を祈願します。
(参拝者が御手足型とよばれる、木で作られた手や足を借られます。右、左があります)
・病が治ったら返納します。
お手足堂の前にあるのはお手足形です。
治癒した後は返納し奉納された木製の御手足型が、たくさん積まれています。
手足を使うスポーツ選手などにいいかも知れません。
御手足型は寺務所にあります。
参拝方法については、ここで聞くといいです。
寺務所には、お札などもあります。
(北陸観音霊場第7番札所。若狭観音霊場特番札所)
お札:300円
三方石観世音では、毎月17日と月末にはご祈祷が行われます。
妙法石(鶏鳴石)
境内には、目を引く鶏の石があります。
妙法石(鶏鳴石)の由来は、元旦に参詣する村人が鶏鳴を発するのを聞いたことからきているそう。
妙法石の奥には、妙法の滝もあります。
三方石観世音は、春は桜、秋には紅葉が楽しめ、四季の変化を味わえるスポットです。
三方石観世音の注意点など
三方石観世音の境内は広いです。境内が広いため駐車場から歩く必要があります。
階段も、上り坂も多いので注意してください。
拝殿まで徒歩200m
奥の院駐車場まで600m
駐車場(無料)は、さらに下の方にあります。
本殿の先は、奥之院、展望台もあり、ハイキングコースになっています。
上の展望台は、三方五湖や海が見えるようですが、今回は行っていません。標高786mの雲谷山(くもたにやま)へ続くようです。
三方石観世音のアクセス
三方石観世音 | |
住所 | 福井県三方上中郡若狭町三方22−1 |
拝観時間 | 9時00分~17時00分 |
拝観料 | 無料 |
三方石観世音は、駐車場があります。
JR三方駅から徒歩約20分
三方の観光スポット
福井県のおいしい水
今回は、「三方石観世音」へ行ってみました。
機会がありましたら訪れてみてください。
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ。福井育ち。福井の情報や面白いスポット、美味しいお店など、実際の体験をもとに、わかりやすく提供することを心がけています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し、皆さんと共有できればと思っています。
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