三国にある、雄島を知ってますか?
東尋坊の近くにあり、神の島と呼ばれる雄島。
「雄島はどんな所なのでしょう?」
今回は、パワースポットの雄島をしらべてみました。
三国町の雄島
三国には、福井の有名な観光地の「東尋坊」があります。
その東尋坊の北の方に「雄島」があります。
東尋坊から見える赤い橋のかかる島が雄島です。
(東尋坊から雄島までは、車で約5分。徒歩で約30分)
島に向かってまっすぐな赤い橋がかかっています。
この鮮やかな赤い橋の前では、多くの人々が写真を撮り、その美しさをSNSにシェアしています。
雄島には、貴重な自然がたくさんあり、天気がいい日には、青空と青い海、断崖絶壁がキレイな絶景スポット。
赤い橋を渡ると、雄島が広がります。
ここは貴重な自然が豊富で、晴れた日には青空、青い海、断崖絶壁といった息をのむような景色が広がります。
東尋坊とセットで訪れることができる、ひそかに人気の観光スポット。
NHKブラタモリでタモリさんが東尋坊・雄島周辺に来ています。
雄島のアクセス
雄島
住所:福井県坂井市三国町安島
東尋坊の近くで遊歩道があります。
駐車場あり
雄島には、駐車場(無料駐車場)があります。
車が30台ぐらい止めれそうなスペースです。
駐車場にはトイレがあり、バス停もあります。
目の前には、小さな喫茶店があります。
喫茶店では、コーヒーなどが飲め、軽食もあります。お店の前には自販機もありました。
雄島の駐車場の端がバス停になっています。
東尋坊から雄島まで歩くと30分ほどかかります。
雄島はどんな所?
雄島は、神の島とあがめられています。
雄島の周囲は約2kmと小さめの島で、20分ぐらいで1周できます。
島には散策路があり、ファミリー、カップルなどで、ハイキング感覚で島を回る人もいます。
雄島には、自然がたくさん残されていて、非常に珍しい地質構造が見られる場所。
特に、島の反対側の柱状節理の岩の景色がキレイです。
そんな雄島ですが、東尋坊からの死体が流れ着くこともあり、心霊スポットのゆえんになっています。
雄島は、心霊スポットとしても知れ渡っていますが、雄島の怖い話を調べると、キリがないのでやめときましょう。
雄島には何があるの?
海にかかる赤い雄島橋を渡ると、雄島に行けます。
雄島橋の長さは、約220m
橋を渡って雄島に上陸できます。
雄島は、散策路があり一周することが可能。
島の入口には鳥居があり、その脇には雄島マップがあります。
雄島には、いくつかのポイントがあります。
- 大湊神社
- 柱状節理の岩
- 雄島灯台
- 瓜割の水
- 磁石岩
橋を渡り、鳥居を越えると、まず階段がでてきます。
石の階段で、急な登りになります。
階段を登り切ると分岐になり、右と左に分かれます。
<右側方面>
こちらは少し先でさらに分岐があり、雄島の真ん中を通る道と右側のルートがあります。
<左側方面>
左側に行けば、大湊神社の方へ行けます。
いろいろな話がある雄島ですが、基本的には時計周りをした方がいいと言われます。
時計周りをするには、分岐を左側に行くルートになります。(混乱しやすいですが、分岐を左に行くのが島の右回りになります。)
大湊神社を通って1周するルートです。
反時計方向で回っている方は、けっこういますので、もし知らずに回ってしまっても、あまり気にしないでください。僕の周りでも反時計回りで回っている人は何人もいますが、みんな楽しく暮らしています。
釣り人は、右方向から真ん中のルートを通る人が多いです。
敏感な方は、時計方向にまわってください。
ちなみに、雄島は釣り人のスポットです。
雄島での釣りに関してはこちらの記事を参考にしてください。
雄島は、このような散策路になっています。
石畳の遊歩道になっており、場所によっては、茂みの多いところもありますので、歩きやすい靴で行った方がいいです。
雨あがりはぬかるむ所もありますので、注意してください。
大湊神社
雄島にある神社が、大湊神社です。
かつての社殿は織田信長の兵によって焼き払われました。
大湊神社は、海の方にも鳥居があり、その鳥居からは東尋坊が正面に見えます。
また、大湊神社の本殿・拝殿は、福井県の文化財になっています。
本殿の脇には、明智光秀の読んだ漢詩の石碑があります。
福井県には、明智光ゆかりの地がいくつかあります。(明智神社、称念寺など)
雄島灯台
雄島には、小型の白い灯台があります。灯台の灯器はLED。
灯台の下まで行くことができます。
夕日が沈む頃には、夕日を浴びて白い灯台も赤みを帯びます。
磁石岩
島の北西側には、磁石岩と呼ばれる岩があります。
周辺の岩は、熱残留磁気が強く、方位磁針の向きがずれるほどの岩が何か所かあります。
方位磁石を置くと針が不思議な動きをします。もしかしたら、スマホのGPSなどにも影響があるかもしれません。
雄島は、東尋坊同様に柱状節理が発達しているほか、板状節理も見ることができます。
1200-1300年前の溶岩が波で削られてきたものです。島の奥で見れるのが「板状節理」です。
「柱状節理」と「板状節理」を見ることができます。
瓜割の水
島の西側には「瓜割の水」があり、水が湧き出ている場所があります。
場所は少し分かりにくいですが、海岸沿いに降りていき岩と岩の間にあります。
特別、目印はないので、少し探さないと分からないかもしれません。
瓜割の水の場所は、小道を降りた先の岩場で、ここの矢印の辺りです。
岩を、チョロチョロと流れる水をたどってください。
この水は真水のようですが、味見はしていいません。
島の西側の目の前には、日本海が広がっています。
夕方には、海に沈む夕日や夕焼け空を楽しめます。
雄島へ訪れた感想
日本海の豊かな自然がある三国には、多くの人を魅了する東尋坊があります。
この壮大な海岸線を北に進むと、ひと際目を引く赤い橋が現れ、その先には雄島が広がっています。
まっすぐ伸びる赤い橋と、その先に広がる青い海と空のコントラストは、まるで別世界への入口のようでした。
雄島への道は、自然との調和を感じさせる美しい散策路が続きます。
青空の下、青い海を眺めながらの散歩は、まさに心洗われる時間。
この島は、神秘的な自然の美しさと、歴史の重みが同居する特別な場所です。
島をぐるりと一周する遊歩道を歩けば、日本海の荘厳な美しさと、雄島独特の神秘的な空気に心打たれます。
特に、島の反対側に見える柱状節理の岩は、自然の造形美。
また、雄島が心霊スポットとしても知られていますが、この島の持つ美しさと静けさは変わりません。
雄島の魅力は、ただ景色が美しいだけではありません。
大湊神社や磁石岩、そして島灯台まで、見所は多岐にわたります。
今回、訪れてみて、雄島はただの観光地ではなく、訪れる人々に様々な思いを抱かせる場所であることを感じました。
雄島は、その美しさと静けさ、そして神秘的な雰囲気がある特別な場所です。
まとめ
今回は、三国町にある「雄島」を調べてみました。
雄島は、自然がいっぱいで、荒荒しい岩肌を見ることができ、磁石岩や瓜割の水もあり、神の島、パワースポットとも呼ばれます。
東尋坊は有名ですが、雄島は、東尋坊ほど知られてはいないので、人は少なめで観光地っぽくないです。その分神秘的な感じがあります。
島の回り方を気にする方も多いですが、無難に時計方向で、大湊神社にお参りして回ってください。
時計方向周りの動画はこちら
神秘的な島を散策してみてはいかがでしょうか?
海が荒れている日は、潮風がすごいので注意してください。
雄島の近くのレストランはこちら↓
東尋坊に関してはこちらの記事↓
三国町に関してはこちら↓
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