福井の鉄道の聖地「新疋田駅」を知っていますか?
新疋田駅は、敦賀市の駅でその先には、鳩原ループがあります。
鳩原ループと聞いて、ピン!ときた方は、鉄道マニアかもしれません。
- JR新疋田駅はどんな駅なの?
- 鳩原ループって何なの?
- 車内からはどんな風に見えるの?
今回は、敦賀市にある新疋田駅と鳩原ループを調べてみました。
JR北陸線「新疋田駅」
新疋田は、列車を狙う好撮影地として、全国の鉄道ファンが集って来る聖地とも呼べる場所です。
新疋田駅の駅舎は、ログハウス風で、駅の中には、たくさんの電車の写真が飾られています。
駅舎には、グッズや写真が壁一面に飾られて、鉄道の聖地っぽい感じです。
JR北陸線で、福井県最初の駅が新疋田駅。
<駅番号>
北陸本線がJR-A02
湖西線がJR-B09
新疋田駅の1つ前の駅は、近江塩津駅(滋賀県)
福井方面の次の駅は、敦賀駅(福井県)です。
鳩原ループ線
※鳩原(はつはら)と読みます。
鳩原ループは、山を1周するループ線です。
ループ線は珍しく、鳩原ループは日本でも有名なループ線の一つです。
勾配があるため、地図の線路のように山を一周していきます。
ループは、山の中を通るため、大部分がトンネルになっています。
電車内から見るループ線
電車は、敦賀を越えて山を回りこみ始めます。
上の画像で見えている線路は下り線です。 (下り線を交差します)
ここからトンネルに入り回り込んでいきます。
(あきらかに大きく回り込んでくるので、注意してみていると分かります。)
トンネルを出ると、一度越えたはずの敦賀が見えてきます。
さらに進むと回り込みながら、下り線と並走します。
このような形で山を1周します。
車窓を見ていると、越えたはずの敦賀が、もう一度見渡せるという、不思議な感覚を体験できます
ループを越えたあとの駅は「新疋田駅」です。
新疋田駅のホーム
新疋田駅のホームは、線路のカーブが絶妙で、車両全体を収めやすいです。
上の画像は、近江塩津方面を下り線ホームから撮影。
深坂トンネルが2つ口をあけています。
ホームから動画を撮ってみました。
(しらさぎのすれ違いを動画撮影)
深坂トンネルで、しらさぎ同士のすれ違い動画です。
JR新疋田駅へのアクセス
JR新疋田駅
福井県敦賀市疋田70-8
<交通アクセス>
<車の場合>
北陸自動車道敦賀ICから車で15分
国道161号沿い
新疋田駅を訪れた感想
新疋田駅は、電車が来る時間以外はとても静かな駅です。
訪れた時も電車が来る時間ではないため、誰もいなくてひっそりしていました。
電車が来るまでは、駅にある鉄道写真などを見ていました。
鉄道の名所のJR新疋田駅は、住民の方が「愛発(あらち)駅」に改名を求めています。
(もしかしたら、今後名前が変わるかもことがあるかもしれません。)
また、上り線の「鳩原ループ線」は非常に珍しく、電車が山を一周するという不思議なことが起きます。
鳩原ループ線に関しては、敦賀の赤レンガ倉庫にあるジオラマ館に行くと理解しやすいです。
鳩原ループもジオラマで再現されていますし、鉄道も楽しめます。
機会がありましたら、ジオラマ館も訪れてみてください。
鳩原ループは、ループ線を俯瞰する撮影ポイントもありますが、山に登る必要があります。
鉄塔の下が撮影ポイントですが、ここに行くのは、なかなか大変です。
<新疋田駅>
非日常度
まとめ
鉄道が好きな方に有名な、福井県の鉄道の聖地「新疋田駅」
新疋田駅を訪れる鉄道ファンも多く、珍しい列車が走る時はにぎわいます。
鉄道が好きな方にオススメです。
敦賀には他にも鉄道関連の場所がありますので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか?
新疋田駅の近くには、D51のサイズが決められたと言われるトンネルがあります。
<その他の鉄道関連スポット>
赤レンガ倉庫では、キハ28も展示しています。
敦賀鉄道資料館
ランプ小屋
もしJRの電車の上り線で、敦賀を越えることがありましたら、ループ線を意識してみてください。
不自然な感覚に気づくかもしれません。
今回は、JR北陸線の新疋田駅と鳩原ループをしらべしました。
機会がありましましたら、足を運んでみてください。
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ。福井育ち。福井の情報や面白いスポット、美味しいお店など、実際の体験をもとに、わかりやすく提供することを心がけています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し、皆さんと共有できればと思っています。
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