「すりばちやいとを知っていますか?』
すりばちやいとは、年にたった2日しか行われない、珍しい伝統行事です。
- すりばちやいとは、いつ行こなわれるの?
- 場所はどこ?
- 注意点はあるの?
今回は、すりばちやいとを調べてみました。
すりばちやいと
すりばちやいとが行われるのは鯖江市の「天台宗中道院」
鯖江の8号線の「みつわ」から、旧8号線、循環線につながる道路沿いのお寺。(鯖江市長泉寺町)
中道院は、ちょうどカーブの近くにあり、この道を通ったことがある方なら、きっと知っているのではないかと思います。
中道院は、「すりばちやいと」で有名です。
すりばちやいとは、伝統行事で、すり鉢の形をした護摩炉(ごまろ)を頭にかぶり、無病息災・学業成就を願います。
すりばちやいとは、このような感じで頭にやいとを被って行われます。一人一人行うので行列ができます。
すりばちやいとは、厄除け・疫病よけとして行われています。
頭痛など諸病の効果を求め、また頭がよくなると受験生も多く参拝に訪れます。
すりばちやいとが行われる日は?

すりばちやいとは、いつでも行われていないので注意が必要です。
すりばちやいとが、行われるのは、年に2回。
毎年2月20日と3月2日の2日間のみ
時間は、午前7時30分~午後5時。
すりばちやいとは、この2日しか行われていませんので注意してください。
年にたった2日しか行われない、非常に珍しい行事です。
中道院はどんなお寺

中道院は、泰澄大師が建立し、比叡山延暦寺の座主元三大師が再建したお寺。
入口には、中道院と書かれていて、道路からでも見えます。
その隣には、長泉寺山の出土品が置かれていました。

出土品は、朝倉の頃の物で、丸型の石と四角の石です。
となりの階段を上ると、本殿に行けます。

手すり付きの長めの階段があります。
階段を登った本堂には、木造阿弥陀如来像があります。

木造阿弥陀如来像は、鯖江市の指定文化財となっています。
中道院の境内はこのような感じです。

「すりばちやいと」の頃には、行列ができますが、訪れたのは普段の日だったこともあり、誰もいなくてシーンとしていました。
すりばちやいとの注意点

毎年2月20日と3月2日に中道院で行われる「すりばちやいと」は、頭痛など諸病の効果を求め、また頭がよくなると受験生も多く参拝に訪れます。
「すりばちやいと」は、頭がよくなりたい方にいいかもしれません。
すりばちやいとの日は、入口に出店もあり、臨時の駐車場があります。

すりばちやいと仮駐車場。市役所前の通りから入る駐車場もあります。
駐車場は、それほど大きくないので、すりばちやいとの日に行くなら、公共交通機関を利用した方がいいかもしれません。
すりばちやいと当日は、渋滞も発生する可能性があるので注意してください。
中道院のアクセス
住所:福井県鯖江市長泉寺町2丁目7-7
鯖江インターから車で6分
JR鯖江駅から徒歩20分
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今回は、鯖江市で行われる「すりばちやいと」をしらべてみました。
「すりばちやいと」は、年に2回の非常に珍しい行事なので、機会がありましたら参加してみてはいかがでしょうか?