「越前町の大かつらを知っていますか?」
越前町の大かつらは、ふくいの巨木にも選ばれる大きな木です。
国道沿いにある大きな木の「越前町の大かつら」を調べてきました。
大かつら
大かつらは、越前町の指定天然記念物です。
大かつらのある場所は、越前市と越前町梅浦を結ぶ国道365号沿い。
八田と呼ばれる地域の道路脇に大カツラが立っています。
道路脇にある、大きな木なので、道路を通りかかった時に気になることがあるかもしれません。
道路からは木の部分しか見えないので、根元はどのようになっているのか?チェックしてみました。
木の根の部分は、道路よりも下側にあります。
道路から下に降りていくと、木の根元の部分に行けます。
道路から降りて根元の方へ行くと、辺りはグリーンで苔が生えています。
木の根元は、日陰でしっとりした感じです。
小さな祠のようなものがあり、案内板も立っています。
越前町の大かつら
- 幹回り:9.7m
- 根周り:10.7m
- 樹齢:600年
祠が螢ヶ宮の社殿ではなく、カツラの木そのものが神。
もとは根元に蛍を封印した祠があったが、現在までに、幹の中に飲み込まれてしまったそう。
かつらの木の根元をみてみましたが、石祠のようなものは分かりませんでした。
かつらの木の幹には、大きなフジが巻き上がっていています。
春には青紫色の花を見事に咲かせます。
螢ケ宮という名前にもあるように、周辺では梅雨時期には蛍が飛ぶそう。
周りは田んぼも多く、昔はたくさん蛍がいたのだと思います。
木の上部は、いくつかに枝分かれしています。
木の何本かは折れたり、切ったりしているため、上部のボリュームはそれほど感じませんが、幹は太く、歴史を感じます。
大かつらの感想
大かつらは、国道365号を越前町の方へ向かうと、カーブの手前にある大きな木です。
道路脇にあるかつらの木は、とても大きいので、存在感があります。
冬になると、落葉して木全体がはっきりと見えます。
「越前町の大かつらの大きさはどれくらいなのか?」
日本の巨樹のランキングを調べてみました。
福井県内の木で日本のトップ50に入っていたのは、「白山神社のカツラ」でした。
福井県大野市の白山神社のカツラ。
幹回り:13.90m
白山神社のカツラは、県の天然記念物
越前町の大かつらは、日本のトップ50にはランクインしていませんが、福井県内では上位の巨樹だと思います。
越前町の大かつらの幹回りは約10mです。
機会があリましたら、みてみてください。
大かつら(蛍ヶ宮)のアクセス
大かつら(蛍ヶ宮) | |
住所 | 福井県丹生郡越前町八田 |
専用の駐車場はありません。
織田町についてはこちら
越前陶芸村はこちら
大野市の宝慶寺の近くにも巨木(モミの木)がありました
今回は、越前町にある「大かつら(蛍ヶ宮)」へ行ってみました。
木や自然が好きな方は、訪れてみるといいかもしれません。
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
福井生まれ。福井育ち。福井の情報や面白いスポット、美味しいお店など、実際の体験をもとに、わかりやすく提供することを心がけています。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し、皆さんと共有できればと思っています。
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