福井鉄道の「フクラム」の乗り方や注意点は?

フクラムのオレンジ

フクラムを知っていますか?
 
福井鉄道(ふくてつ)の低床車両が「FUKURAM」(フクラム)です。

  • フクラムは、どこを走っているの?
  • フクラムは、どうやって乗るの?
  • 注意点はあるの?

 
今回は、福井鉄道のフクラムを調べてみました。

目次

フクラム

フクラムのカラー

フクラムは、カラフルな電車でカラーのバリエーションがあるのが特徴です。

フクラムのカラーは4色あり、オレンジ、ブルー、ピンク、グリーンがあります。

明るくカラフルな電車は、街中を走っていても目立つ、子供にも人気の電車です。

「FUKURAM」は、福井とトラムを組みあわせてできた名前で、福井っぽさのある名前です。

フクラム:F1000形

フクラムは、3編成の低床構造の低床電車

フクラムは、バリアフリーに配慮された電車です。

フクラムはどこで見れるの?

フクラムの走行

フクラムは、福井鉄道の福武線を走行しています。

フクラムは福井鉄道の車両ですが、相互乗り入れをしている「えちぜん鉄道」の路線でも見ることができます。

福井鉄道路線では、急行停車駅として北府駅、神明駅を含むいくつかの駅があります。

【福井鉄道路線の急行停車駅】
北府駅
・家久駅
・西鯖江駅
・水落駅
神明駅
・浅水駅
・ベル前駅
・赤十字前駅
・商工会議所前
・足羽山公園口
・福井城址大名町
・仁愛女子高
・田原町
 
【えちぜん鉄道路線】
・福大前
・西福井日華化学前
・八ツ島
・新田塚
・鷲塚針原

福井鉄道とえちぜん鉄道は、相互乗り入れを行っているため、フクラムがえちぜん鉄道路線を走る光景も見られます。

異なる鉄道会社と、路面電車が互いに乗り入れるのは全国初です。

フクラムの側面

鷲塚針原-越前武生間は、福鉄の低床車両FUKURAM(フクラム)と、えち鉄のキーボを中心に運行しています。

鷲塚針原-越前武生間でフクラムを見れます。
 
フクラムは、急行として運行されており、越前武生~鷲塚針原間を走行しています。
(福鉄路線の田原町からたけふ新駅がメインです)
 

相互乗り入れの電車は、ヒゲ線を経由しない「急行」で運行。

  • 福鉄の路線は、越前武生~田原町 福井駅
  • えちぜん鉄道(えち鉄)路線は、三国芦原線・田原町~鷲塚針原(わしづかはりばら)

 
フクラムの路線図(停車駅)

キーボの路線

フクラムは、福鉄の線路沿いで見ることができます。

福井鉄道は単線が多いので、大きめの駅ではすれ違いが見られることもあります。

終点のたけふ新駅には長めの時間停車しています。

フクラムのカラー

フクラムのカラーは4色あります。

  • F1001:オレンジ
  • F1002:ブルー
  • F1003:グリーン
  • F1004:さくら(ピンク)

 フクラムは、F1001~F1004まであり、車両側面に型が書かれています。

フクラムの側面

F1004は、さくらです。

※F1004-3は、3両編成の3両目です。F1004-2は、2両目です。

フクラムは、常にすべての車両が運行しているわけではありませんので、お気に入りのカラーの電車が見られるかどうかは運もあります。

越前武生駅の窓口には、フクラムとキーボの運行時間が毎日表示されています。
 
※日によって変わる場合があります。
 運転時刻は、車両運用の都合上、予告なく変更する場合があります。(車両メンテナンスなどのため)

 
フクラムの運行情報は、福鉄のツイッターを見るのがいいです。

運行情報ツイッターへのリンク ↓
⇒ https://twitter.com/fukutetsu_info

フクラムライナー

フクラムライナー

2023年3月から新型車両のフクラムライナーが登場しています。

フクラムF1000形がモデルチェンジした新型車両F2000形(愛称 FUKURAM LINER)

カラーは一色のみで、角ばったデザインが未来的です。

同じ福鉄路線を走っているので、見かけたらラッキーです。

フクラムの乗り方と降り方

フクラムの先頭

フクラムはワンマン電車です(バスと同じような乗り方です。)
 
フクラムの走る路線は、有人駅以外に無人駅もあるため、乗り方には注意が必要です。

有人駅から乗る時は、切符を購入して乗れば問題ないですが、無人駅の場合は整理券をとって乗ります。

整理券

無人駅から乗る時は、車両の中央のドアから乗ります。

乗車口の脇に整理券が出るボックスがありますので、整理券をとって乗ります。
 
料金は、電車内の料金板に表示されています。

キーボの料金板

電車内のボードで料金を確認できます。

鷲塚針原から越前武生まで630円 かかる時間は約1時間(急行)

<フクラムの降り方>
 
フクラムを無人駅で降りる時は、一番前の出口から降ります。
 
運転席の後ろの運賃箱にお金を入れます。
 (有人駅は駅の改札で渡します。)

運賃箱

小銭がない場合は、両替ができます。

スイカや、電子マネーなどは使用できません。現金のみです。

フクラムの車内

フクラムの車内

フクラムの車内シートは、青をベースにしています。

2人のシート、横並びのシートがあります。

フクラムの運転席

フクラムの運転席

普通列車の車両とは違い、フクラムの運転席はハイテクな感じです。

スピードメーターは80キロまであり、70キロぐらいで走行しています。
 
急行に関しては、日中は1時間に、1~2本走行しています。
 (えちぜん鉄道の車両のキーボも走っています。)

ki-boの鷲塚針原~越前武生間の動画

同じ路線を「キーボ」と「フクラム」が走ります。

キーボとフクラムがすれ違うシーンも、タイミングがあえば見られると思います。

フクラムの注意点

乗車する際には、下記の注意点に留意しながら、景色や心地よい乗り心地を堪能してください。

・無人駅からの乗車は、乗り口、降り口に注意してください。
・支払いは現金のみです。(一日乗車券もあります)
・ワンマン電車なので、多少遅れることがあります。
・車内にトイレはありません。
・電車のカラーは種類があるので、運行情報をチェックしてください。

福井鉄道・えちぜん鉄道共通1日フリーきっぷもあります。

1日フリー切符は、土・日・祝日・年末年始のみ。
大人1,400円 こども700円
 (それぞれの鉄道会社の1日フリーきっぷもありますが、乗車区間が限られますので注意してください。)

まとめ

今回は、フクラムの乗り方や注意点を調べてみました。

フクラムのカラーは4色あり、オレンジ、ブルー、ピンク、グリーンがあります。

※新型車両が2023年3月に追加されています(フクラムライナーF2000形)

フクラムの急行、鷲塚針原-越前武生間は走る距離があるので、田舎の田んぼの真ん中を走ったり、鉄橋を走ったり、福井市の街中を走ったり、いろいろな景色を楽しめます。
 
フクラムは、かなり滑らかな走りをするので、乗っていても心地よいです。

福井鉄道関連の展示は、福井鉄道の「北府駅」にあります。

北府駅には、電車の車庫もあるので、変わった車両が見れるかもしれません。

福鉄ラッセル車

ラッセル車や古い車両を見られることもあります。

機会がありましたら、フクラムを見たり乗ったりしてみてはいかがでしょうか?

キーボはこちらの記事↓

その他の鉄道関連記事に関にしてはこちらを参考にしてください。

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