「ESHIKOTOって、どんな施設なの?」
福井・永平寺町で話題の「ESHIKOTO(えしこと)」。
名前は知っていても、「何が楽しめるのか」「ランチやモーニングはあるの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
- ESHIKOTOとはどんな施設か(誕生の背景・コンセプト)
- 施設の全体構成(3つのエリアと各施設の役割)
- ランチ・モーニング・カフェの内容と予約の要否
- 2024年11月にオープンした新エリアの最新情報
- お酒を飲めない人でも楽しめるかどうか
- アクセス・営業時間・注意事項
実際に訪れた体験をもとに、はじめてESHIKOTOを訪れる方が迷わず楽しめるよう詳しく解説します。
ESHIKOTO(エシコト)とは?黒龍酒造が手がける大人の複合施設

ESHIKOTO(えしこと)は、創業1804年(文化元年)の老舗蔵元・黒龍酒造を擁する「石田屋仁左衛門(旧:黒龍酒造株式会社)」が運営する複合施設です。
福井県永平寺町の九頭竜川沿い、鮎街道として知られる道路沿いに2022年6月17日にオープンしました。
施設名「えしこと」に込められた意味
「えし」とは「良い」を意味する古語で、「えしこと=良いこと」という意味が込められています。
さらに逆さから読むと「とこしえ(永久)」となり、「永久の豊かな時間」という願いが施設名に宿っています。
黒龍酒造の代表・水野直人氏がフランスやアメリカのワイン銘醸地を訪れた際に受けた感銘をもとに、「北陸・福井を、食と酒の文化が集まる場所にしたい」という10年以上の構想がESHIKOTOとして結実しました。
施設のロケーション
九頭竜川を見渡す小高い丘の上に位置し、目の前には北陸屈指の九頭竜川が雄大に流れます。
約3万坪という広大な敷地に、黒を基調としたモダンな建物が広がる光景は、福井らしい自然の中に突如として現れる非日常空間です。

初めてESHIKOTOを訪れたとき、周囲の山並みと九頭竜川の景色が建物の黒と絶妙に調和していて、思わず足を止めてしまいました。
施設の全体マップ|臥龍棟・酒樂棟・西エリアの3ゾーンを解説


ESHIKOTOの敷地は大きく3つのゾーンに分かれています。
それぞれの役割を理解しておくと、訪問計画が立てやすくなります。
臥龍棟(がりゅうとう)|一般非公開の貯蔵庫
三角屋根が印象的な「臥龍棟」は、スパークリング日本酒「ESHIKOTO AWA」の貯蔵・熟成を行うための建物です。
通常の来館では入ることができません。設計はイギリスの建築家・ジョサイア・コンドル氏の子孫であるサイモン・コンドル氏が担当しました。
酒樂棟(しゅらくとう)|誰でも利用できる一般エリア


横長のガラス張り建物が「酒樂棟」です。
日本酒ショップ「石田屋ESHIKOTO店」とレストラン「acoya(あこや)」の2店舗が入っており、観光客でも気軽に立ち寄れます。
設計は古谷俊一氏で、内部の壁には1500年の歴史を持つ越前和紙が使われています。
2024年11月オープンの西エリア


2024年11月26日、新たにパン屋「ハレヤ」・そば屋「蕎麦山や」・オーベルジュ「歓宿縁(かんしゅくえん)」の3施設が加わりました。
いずれも建築家・隈研吾氏による監修で設計されており、ESHIKOTOの魅力をさらに押し広げています。


注意事項
- 20歳未満の方は利用不可
お酒を楽しむ施設のため、未成年の入場はできません。施設によっては12歳以上の年齢利用制限があります。 - ペットの同伴不可
安心してリラックスできる空間作りのため、ペットの入場はできません。
美しい景色を眺めながら、こだわりの日本酒や食事を楽しめるESHIKOTO。
石田屋ESHIKOTO店|日本酒テイスティングとショッピング


酒樂棟の中にある「石田屋ESHIKOTO店」は、黒龍酒造や石田屋ブランドの日本酒を中心に常時15種類ほどが並ぶショップです。
ここでしか購入できない限定商品もあり、日本酒好きには見逃せないスペースです。
ショップで購入できるもの
スパークリング日本酒「ESHIKOTO AWA」をはじめ、「永(とこしえ)」シリーズや梅酒など、個性豊かなラインナップが揃います。
越前箪笥・越前焼などの伝統工芸品も展示されており、酒と文化の両方が楽しめる空間です。
テイスティングの方法
一律600円で試飲が可能です。
ただし、限定酒などのプレミアムテイスティングは事前予約が必要な場合があります。
車での訪問の場合はテイスティングはNGとなりますが、香りや展示を楽しむだけでも価値があります。
※価格は変更の可能性があるため、過去の参考価格です。
acoya(あこや)のランチ・モーニング・カフェ完全ガイド


酒樂棟の中核をなすのが、カフェレストラン「acoya(あこや)」です。
「アペロ(食前酒と軽食)」と「パティスリー(菓子店)」の2ゾーンから構成され、モーニングからランチ、カフェタイムまで幅広いシーンで利用できます。
モーニング|予約制
cadre濱屋シェフ監修贅沢朝ごはん(3,182円)
九頭竜川の清らかな朝の光の中でいただく朝食は格別です。朝食の滞在時間は最大で10:00まで
※記載の価格・メニューは変更になる場合があるため要確認。
ランチ|福井食材のフレンチスタイル(11:30〜13:30)
ランチは福井県産の食材にこだわったフレンチスタイルの膳が中心で、価格は2,600〜2,800円(ドリンクバー付き)。魚料理か肉料理から選べます。※2,250円〜 価格改定のため要確認
酒粕ソースを使った福井県産ヒラメのポワレや、黒龍吟醸豚のメイン料理など、ここでしか味わえないメニューが揃います。
お品書きには食材の生産者名も記載されており、福井の生産者への思いも感じられます。
ランチも事前予約が推奨されています。
カフェタイム|旬のパフェと酒粕ソフトクリーム(14:00〜)


ランチ後のカフェタイムには、季節の食材を使ったパフェ(2,300円〜・要予約)や、テイクアウトで楽しめる酒粕ソフトクリーム(600円)が人気です。
酒粕ソフトクリームはほのかなアルコール風味と濃厚なミルクのバランスが絶妙で、ドライバーの方でも香り程度のアルコールのため多くの方が楽しんでいます(体質・体調に合わせてご判断ください)。
支払いはキャッシュレスのみ
acoyaではクレジットカード・電子マネーなどのキャッシュレス決済のみ対応しています。
現金のみの持参では支払えないため、必ず事前に確認しておきましょう。
食材ひとつひとつの産地がお品書きに書いてあり、食べながら福井の生産者を感じられる体験も。
詳細は公式ページで確認してください。
⇒ https://acoya-fukui.com/
2024年11月オープン!西エリア|ハレヤ・蕎麦山や・歓宿縁


2024年11月26日、ESHIKOTOの西側に新エリアが誕生しました。
「○(まる)△(さんかく)□(しかく)」という幾何学形態を各建物に割り当てた、隈研吾氏監修の美しい建築群です。
ベーカリー「ハレヤ(HAREYA)」|約30種の焼きたてパン


「ハレとケ」の「ハレ」の日をコンセプトにした丸い建物のパン屋「ハレヤ」。
看板の「HAREYAクロワッサン(420円)」のほか、黒龍の酒粕を使ったあんパン・九頭竜まいたけのフォカッチャなど、福井の食材を活かした約30種類が並びます。
イートインスペースはなく、テイクアウトのみです。営業時間は10:00〜17:00(売り切れ次第閉店)、定休日は火・水曜日。
詳しいメニュー・訪問術は「ハレヤ完全ガイド」をご覧ください。


そば屋「蕎麦 山や」|香り高い福井産十割そば


「蕎麦山や」は三角の建物に入る本格そば屋で、香り高い福井県産そば粉を使った十割そばと、黒龍の日本酒に合う地元食材の酒のアテが揃います。
12歳以上のみ入場可能です。営業時間は11:00〜15:00、定休日は水曜日。


オーベルジュ「歓宿縁(かんしゅくえん) ESHIKOTO」|温泉付きヴィラ
「またとない縁を歓ぶ」という意味の仏教用語から名付けられたオーベルジュ(宿泊機能付きレストラン)。
3タイプ全8棟のヴィラはすべて半露天風呂を完備しており、九頭竜川の景色を眺めながら贅沢な時間を過ごせます。
詳細は公式サイト「kanshukuen.com」でご確認ください。
歓宿縁 公式サイト⇒ https://kanshukuen.com/
お酒を飲めなくても楽しめる?ドライバー・非飲酒者向けの情報


「車で行くからお酒が飲めないけど、ESHIKOTOって楽しめるの?」という声をよく聞きます。結論としては、十分楽しめます。
ドライバーでも楽しめる理由
acoyaのランチ・モーニング・パフェはもちろんノンアルコールでの利用が可能で、ドリンクバーや日本茶・ハーブティーなどのソフトドリンクも充実しています。
石田屋ESHIKOTO店ではお酒の購入(持ち帰り)もできるため、自宅で楽しむために購入していく方も多くいます。
ハレヤのパンや蕎麦山やの十割そばも、お酒なしで十分楽しめる内容です。
子どもや未成年と一緒に訪れる場合の注意点
ESHIKOTOはお酒を楽しむ施設のため、基本的には20歳以上の利用が前提です。
ただし、ハレヤとacoyaについては施設に直接確認することをおすすめします。
蕎麦山やは12歳以上の方のみ入店可能です。訪問前に公式サイトで最新の年齢制限情報をご確認ください。
[各施設の年齢制限は変更となる可能性があります。訪問前に公式サイトで要確認]
こんな方におすすめ


ESHIKOTO 酒樂棟は、以下のような方におすすめです。
- 美しい自然を眺めながらゆっくりしたい方
九頭竜川と豊かな緑に囲まれたロケーションが魅力。日常を離れてリフレッシュできます。 - 特別な時間を過ごしたい方
美しい自然を眺めながら、特別な時間を過ごせます。 - 「黒龍」などの地元日本酒を存分に味わいたい方
人気の銘柄だけでなく、ここでしか手に入らない限定酒もチェック可能。
日本酒ファンにはたまらないスポットです。 - 開放的な空間でリラックスしたい方
ガラス張りの開放感あふれる空間と、広々としたテーブル席が心地よい時間を演出します。 - 非日常を感じたい方
ここでしか味わえない独特の雰囲気やデザインを楽しめます。
「酒樂棟」は、単なる飲食スペースではありません。
“酒造りの情熱”が感じられる特別な場所です。
ESHIKOTOの感想
九頭竜川のほとり、壮大な景観が広がる地に、ESHIKOTO(えしこと)はあります。
黒を基調としたモダンな外観が目を引くこの施設は、日本酒と食の魅力を深く味わうための場所。
九頭竜川の流れを望みながら、福井の精選された日本酒と地元の食材を堪能することができる、まさに大人のための隠れスポットです。


施設は二つの部分に分かれており、「酒樂棟」では日本酒と食事を、「臥龍棟」ではawa酒貯蔵セラーやイベントスペースが設けられています。
訪れることができるのは20歳以上(一部施設は12歳以上)というルールがあり、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと時間を過ごすことができます。
私が印象に残ったのは、カフェで味わった大吟醸ソフトクリーム。


濃厚な酒粕風味と滑らかな食感が絶妙に調和しており、日本酒の新しい楽しみ方を教えてくれる一品でした。
もちろん、オリジナルの日本酒やスパーリングもありますが、車での訪問が多いため、飲酒は控える必要があります。
ESHIKOTOは、晴れた日にはデッキで過ごすのが特におすすめ。
風を感じながら、目の前に広がる自然の美しさに心癒されるひとときを過ごすことができます。
福井の自然と日本酒を愛するすべての人にとって、特別な体験を提供してくれる場所です。
ESHIKOTOのアクセス・営業時間・注意事項まとめ
基本情報 [要更新: 定休日・営業時間は変更となる場合があります]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 福井県吉田郡永平寺町下浄法寺12-17 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(店舗により異なる) |
| 定休日 | 水曜日(店舗により異なる) |
| 入場料 | 無料(各施設での飲食・購入は別途) |
| 公式サイト | https://eshikoto.com |
acoyaの営業時間:平日11:30〜17:00 / 土日祝8:00〜17:00(モーニング8:00〜9:30、ランチ11:30〜13:30)
アクセス方法
車でのアクセスが最も便利です。
中部縦貫自動車道「永平寺参道インターチェンジ」から約10分。JR福井駅からは車・タクシーで約30〜35分です。
公共交通機関を利用する場合は、えちぜん鉄道「永平寺口駅」からタクシーで約10分。えちぜん鉄道 「轟駅」から徒歩約30分。
駐車場は敷地内に完備されています。
訪問前に知っておきたい注意事項
施設全体として20歳未満は利用不可(一部施設は12歳以上)です。ペットの同伴は不可。
安心してリラックスできる空間作りのため、ペットの入場はできません。
acoyaでの支払いはキャッシュレスのみとなります。
ランチ・モーニングは人気が高く、特に週末は混雑しやすいため事前予約を強くおすすめします。
よくある質問(FAQ)


Q1:ESHIKOTOの営業時間と定休日は?
A:全体の営業時間は10:00〜17:00が基本ですが、店舗によって異なります。定休日は水曜日が基本です。。最新情報は公式サイト(eshikoto.com)でご確認ください。
Q2:ランチは予約が必要ですか?
A:事前予約が強く推奨されています。特に週末・祝日は予約なしでは食べられないことがあります。
acoyaの公式サイト(acoya-fukui.com)から予約してください。
Q3:ESHIKOTOに入場料はかかりますか?
A:施設への入場は無料です。各店舗での飲食・購入については別途料金がかかります。
Q4:子どもを連れて行けますか?
A:ESHIKOTOは基本的に20歳以上の利用を前提とした施設です。蕎麦山やは12歳以上のみ入店可能です。
訪問前に公式サイトで各施設の年齢制限を確認されることをおすすめします。
Q5:お酒を飲まなくても楽しめますか?
A:はい、十分楽しめます。ランチやカフェ、パン屋・そば屋はお酒なしでも利用でき、ソフトドリンクも充実しています。車でのドライバーの方にもおすすめです。
Q6:ESHIKOTOから永平寺までどのくらい離れていますか?
A:車で約10〜15分の距離です。永平寺参拝とESHIKOTO訪問を組み合わせた半日観光コースが人気です。
まとめ


福井・永平寺町のESHIKOTOは、黒龍酒造が手がける複合施設として、日本酒・食・建築・北陸文化のすべてが一か所に集まる唯一無二のスポットです。
酒好きはもちろん、食や建築、福井の自然に興味がある方にとっても、十分に楽しめる場所です。
2024年11月には西エリアにパン屋・そば屋・オーベルジュが加わり、半日〜1泊2日とさまざまな楽しみ方ができるようになりました。
永平寺参拝とセットで訪れると、福井の深みをさらに感じることができます。
以前、TV取材で臥龍棟を斎藤工さん、小倉ヒラクさんが訪問していました。
- ESHIKOTOは大人だけが楽しめる特別な空間
20歳以上限定(12歳以上の店舗あり)・ペット不可といったルールはありますが、その分ゆったりと落ち着いた雰囲気で日本酒や食事を味わえます。 - 黒龍酒造の本格的なお酒を堪能
スパークリング日本酒や限定酒、酒粕を使ったスイーツなど、日本酒好きにはたまらないラインナップ。 - アクセスや注意事項を事前にチェック
営業時間や予約の有無を事前に確認しておくと安心。
クルマ移動の場合は飲酒NGなので、ドライバーの方は“飲まない”選択を。 - 周辺スポットと合わせてさらに充実
永平寺や勝山方面などの観光と組み合わせることで、福井の自然・文化をたっぷり満喫できます。


「黒龍」シリーズの日本酒と福井の食材が織りなす贅沢な体験を求めている方にとって、ESHIKOTOはまさに“行って損なし”のおすすめスポット。
次の旅行や週末のお出かけの候補に、ぜひ加えてみてください。
| ESHIKOTO | |
| 住所 | 福井県吉田郡永平寺町下浄法寺12-17 |
| 営業時間 | 10:00-17:00 |
| 定休日 | 水曜日、第1,3,5火曜日 |
※営業時間は店舗によって異なります。
※メニューや価格、営業時間などは変更になることもあるので、訪れる際には最新の情報をチェックしてください。
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