「北海道から福井へ行くには、どの方法が一番いいの?」
「時間がないけど最速で着く方法は?費用を安く抑えたいなら?」
この記事では、札幌(北海道)から福井(福井県)へのアクセス手段を 「飛行機・電車・フェリー・自家用車」に分けて徹底比較。
時間・料金・メリット・注意点などを初心者でもわかるようにまとめました。
北海道から福井県へ行く方法

北海道の札幌から福井へ仕事や観光などで、訪れる方も多いかもしれません。
札幌から福井へ行くには、5つの方法があります。
時間(片道) | 金額(片道) | |
電車 | 10時間36分~ | 38,710円〜 |
飛行機 | 約3時間30分~ | 33,000円~ |
フェリー | 約23時間~ | 15,610円~ |
車 | 約23時間~ | 36,730円~ |
福井に一番早く着くのは「飛行機」を利用する方法です。
料金が安いのは、「フェリー」の利用です。
北海道から福井へ電車で行く場合

福井へ行くには、金沢経由の「北陸新幹線」と東京経由の「東海道新幹線」があります。
電車は、最低でも2回乗り継ぐ必要があります。
アクセス方法を選択する際には、所要時間、交通費、利便性などを考慮して最適な方法を選んでください。
代表ルート1:北陸新幹線経由

札幌から福井駅へ北陸新幹線を利用して行く場合は、複数回の乗り換えが必要になります。
所要時間:約10時間36分〜/料金:約38,710円
【北陸新幹線を利用】
- 利用列車:特急北斗、はやぶさ、かがやき
- 札幌 ⇒ 新函館北斗 ⇒ 大宮 ⇒ 金沢 ⇒ 福井
- 片道運賃:38,710円
- 所要時間:約10時間36分~
※指定席利用の場合、別途指定席料金がかかります。
【朝一で行く場合の例(平日ダイヤ)】
- 札幌駅発:8:43
- 札幌駅 ⇒ 新函館北斗
- 新函館北斗 ⇒ 大宮駅
- 新幹線 大宮駅 ⇒ 福井駅
- 福井駅着:19:19
※乗り換えが必要となりますので、時間に余裕を持ってください。
※朝一で出発して、夜、福井に着けます。
代表ルート2:東海道新幹線経由

東海道新幹線で行く時の乗り換え例です。
所要時間:約12時間/料金:約41,730円
【東海道新幹線を利用】
- 利用列車:特急北斗、はやぶさ、かがやき
- 札幌 ⇒ 新函館北斗 ⇒ 東京 ⇒ 米原 ⇒ 敦賀 ⇒ 福井
- 片道運賃:41,730円
- 所要時間:約12時間~
※指定席利用の場合、別途指定席料金がかかります。
【朝一で行く場合の例(平日ダイヤ)】
- 札幌駅発:6:52
- 札幌駅 ⇒ 新函館北斗
- 新幹線 新函館北斗 ⇒ 東京
- 新幹線 東京 ⇒ 米原駅
- 特急 米原駅 ⇒ 敦賀駅(しらさぎ)
- 新幹線 敦賀駅 ⇒ 福井駅(かがやき)
- 福井駅着:18:53
【電車の運賃】
特急、新幹線を乗り継ぎます。新幹線や特急列車に乗るには特急券が必要です。
※金額は、特急+新幹線を利用した時の価格です。東北新幹線の車両により金額は異なりますのであくまで参考価格です。
金額は、往復割引切符などを購入すると、もう少し安く行けます。(片道の営業キロが601キロ以上あれば、乗車券料金の1割)
福井へは、北陸新幹線の方が早く着きますが、東海道新幹線とそれほど差はないです。
福井駅前の周辺情報の記事はこちら
⇒ 福井駅はどんな駅?
普通列車の場合

福井へ普通列車で行くときは、複数回の乗り換えが必要です。
青函トンネルは普通列車がないので、北海道新幹線を新青森駅~新函館北斗駅まで利用します。
- 新函館北斗駅 ⇒ 札幌駅 5,610円
- 北海道新幹線を新青森駅~新函館北斗駅 7,490円
- 新青森 ⇒ 福井駅 13,930円
普通列車の金額:27,030円
一日中列車に乗っても3日必要です。
福井までかかる時間:50時間~
乗り換えが多く、北海道へ普通列車で行くのは、おすすめではありません。
もし、普通列車を使うなら「青春18きっぷ」の利用がお得です(期間限定)
青春18きっぷ

期間限定ですが、JR普通列車が乗り放題の「青春18きっぷ」もあります。
※青春18きっぷは、春、夏、冬休みに発売される切符です。
超低予算なら?普通列車+青春18きっぷ
- 所要時間:約50時間以上
- 料金:約27,000円(切符代+別途有料区間)
「青春18きっぷ(3日間:10,000円)」を使えばお得だが、最低でも2泊3日必要。乗換多数&体力勝負。
旅気分でのんびり行くならアリ。ただし初心者や時間がない人には不向き。
青春18きっぷの有効期間は、連続する日数で設定(3日間または5日間)
青春18きっぷ 3日間用(10,000円)、5日間用(12,050円)
青春18きっぷの利用期間
- 利用期間:2024年12月10日(水)~2025年1月10日(土)
- 利用期間:2025年7月19日(土)~2025年9月9日(火)
- IRいしかわ鉄道線 運賃370円
- あいの風とやま鉄道線 運賃2,100円
- 日本海ひすいライン 運賃990円
※出発する時間により乗り換えが変わり、所要時間も変わり、普通電車は乗り換えが多いため注意が必要です。
「青春18きっぷ」の詳細はJRおでかけネットなどで確認してください。
⇒ https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=125000225
北海道から福井へ飛行機で行く場合

飛行機は、新千歳空港から小松空港の便があります。
所要時間:約3時間30分
料金目安:33,000円~(早割・LCC利用でさらに安く)
- 札幌駅 ⇒ 新千歳空港(JR:約1時間)
- 新千歳空港 ⇒ 小松空港(ANA:約1時間30分)
- 小松空港 ⇒ 福井駅(バスまたは電車:約1時間)
時間を最優先したいなら飛行機一択!
ANA・JAL利用が主流ですが、LCCや乗継で羽田・セントレア・関空経由なども可能。
LCCを利用すれば1万円台で行けることも。
札幌から新千歳まではJRで1,070円(片道)時間は約40分です。
新千歳空港から小松空港まで¥27,150〜(ANA)約1時間30分
LCCを使用したい方は、下記の価格を参考にしてください。
参考航空料金
新千歳空港⇒羽田空港:8,160円~(スカイマーク)
新千歳空港⇒羽田空港:5,340円(ジェットスター)
新千歳空港⇒関西国際空港:6,000円(ジェットスター)
飛行機の場合は小松空港から福井へ移動する必要があります。
福井、小松空港の移動はこちらの記事を参考にしてください。
⇒ 福井から小松空港へ行く方法!かかる時間、金額、注意点など

他のメリットとしてマイルをためている方なら、マイルが加算されます。
北海道から福井へバスで行く場合

北海道~福井を1本で結ぶ高速バスはありません。
途中で青函トンネルやフェリーを利用しないと行けないため、バス単体での移動は現実的ではありません。
津軽海峡を渡るため、他の交通手段を併用する必要があります。
北海道から福井へフェリーで行く場合

苫小牧からフェリーに乗る方法があり、北海道から自家用車+フェリーで敦賀へ
- 札幌⇒苫小牧
- 苫小牧⇒敦賀港
- 敦賀港⇒敦賀駅
- 敦賀駅⇒福井駅
フェリーの運賃は、期間によって変わり、繁忙期は高めの設定です。
<フェリーの参考運賃>
- ツーリストA:10,700円
- ツーリストS:17,500円
- ステートA:21,900円
- デラックスA:31,800円
- ジュニア:45,600円
- スイート:54,900円
※一番安い時期の価格です。価格は変更になる場合があります。
【札幌から敦賀までの料金】
- 札幌から苫小牧までの電車:3,570円/1時間20分
- 苫小牧から敦賀港までのフェリー:10,700円/約19時間
- 敦賀港から敦賀駅のバス:350円/15分
- 敦賀駅から福井駅までの電車:990円/55分
札幌から敦賀までの料金 15,610円
マイカーで行く場合:フェリーの乗船+車両代:合計35,000円前後
荷物が多い人、旅先でも自家用車を使いたい人におすすめ。
ただしガソリン代・フェリー代が加算されるため割高に。
敦賀フェリーターミナルの最寄りの駅は敦賀駅です。

北海道から福井へ自家用車で行く場合
車で行く場合は、必ずフェリーの利用が必要です。
- 青森からフェリーに乗る
- 苫小牧からフェリーに乗る
車とフェリーの両方を使います。
函館からフェリーに乗る場合
函館からフェリーを使う時は、高速道路を使い函館へ移動します。
函館から青森をフェリーで移動し、その後は車で福井へ。
自家用車(普通車)
函館から青森をフェリーで移動。札幌 ⇒ 函館
青森IC ⇒ 福井IC (一部下道区間を走行します。国道7号線)
※高速道路は、新潟方面から行きます。
東北自動車道 ⇒ 北陸自動車道
北海道から福井までかかる時間 約20時間~
函館から青森までのフェリー料金 20,220円
フェリーの金額
- スタンダード:2,460円〜
- 車両運賃:17,760円
北海道から福井までのETC料金 25,610円
(休日・時間帯割引などは考慮していません)
- 道央道札幌南IC〜大沼公園IC:6010円
- 青森IC〜福井IC:19600円
高速道路は、ETC割引を使うともっと安く行けます。
<ETC割引料金>
深夜割引 0時~4時 30%割引
休日割引 土、日、祝日 30%割引
車の場合は、高速道路料金以外にガソリン代もかかります。
<参考ガソリン代>
札幌IC ~ 福井ICの距離は約1230km
ガソリン代:約11,480円
(ガソリン価格が140円、リッター15キロ走る車の場合)
時間(片道) | 金額(片道) | |
車+フェリー | 約23時間~ | 57,310円~ |
※車の金額は、ETCの時間帯割引、休日割引などは考慮していません。フェリー料金は日時によって異なるため参考価格です。
苫小牧からフェリーの場合

苫小牧から福井県の敦賀港行きのフェリーがあります。
自家用車(普通車)
札幌 ⇒ 苫小牧 (道央自動車道)
苫小牧 ⇒ 敦賀港
苫小牧から敦賀港をフェリーで移動。
<敦賀からフェリーの場合の移動方法>
- 札幌 ⇒ 苫小牧 1時間12分
- 苫小牧 ⇒ 敦賀港 約19時間
- 敦賀港 ⇒ 福井駅 約50分
敦賀からフェリーの場合は、約23時間~
- 札幌 ⇒ 苫小牧 1,650円
- 苫小牧 ⇒ 敦賀港 10,700円+約20000円
- 敦賀港 ⇒ 福井駅 1,070円
通常のフェリー代金15,610円~に乗用車航送運賃の約2万円がかかります。
フェリーの乗用車航送運賃:30,600円
(1台当たりの金額・運転手のツーリストA運賃を含む。車だけの価格は約2万円です。)
<参考ガソリン代>
札幌IC ~ 苫小牧、敦賀〜福井ICの走行距離は約120km
ガソリン代:約1,120円
(ガソリン価格が140円、リッター15キロ走る車の場合)
北海道から福井までの料金 35,610円~(休日・時間帯割引などは考慮していません)
北海道から福井までの時間 約23時間~
※車の金額は、ETCの時間帯割引、休日割引などは考慮していません。フェリー料金は日時によって異なるため参考価格です。
マイカーにこだわらないのであれば、他の交通手段を使い、福井でレンタカーを借りるのもありです。
【福井のレンタカーの参考金額】
- 小型車の日泊制:5,000円(税込)から
- ワゴン車の日泊制:10,000円(税込)から
滞在日数が短い場合は、レンタカーを借りた方が安いかもしれません。
⇒ 格安レンタカーを比較・予約
【結論】北海道から福井へ行く方法、目的別のおすすめ
目的・条件 | おすすめ交通手段 |
---|---|
とにかく早く着きたい | 飛行機(小松空港経由) |
安く行きたい | フェリー+電車 |
ゆっくり旅を楽しみたい | フェリー+電車 |
荷物が多い・車を使いたい | 自家用車+フェリー |
鉄道好き・旅好き | 新幹線、青春18きっぷ |
【注意点まとめ】
- 時刻表・料金はダイヤ改正や燃料費変動で変更されることがあります
- フェリーやLCCは予約時期で大きく料金が変動します
- 天候によりフェリーや飛行機が欠航することもあるため、余裕を持った計画を!
まとめ
北海道から福井へ行くには、電車、バス、フェリー、自家用車で行く方法がありました。
時間(片道) | 金額(片道) | |
電車 | 10時間36分~ | 38,710円〜 |
飛行機 | 約3時間30分~ | 33,000円~ |
フェリー | 約23時間~ | 15,610円~ |
車 | 約23時間~ | 36,730円~ |
北海道から福井へ行くには飛行機を使用するのがいいです。
【飛行機で行く場合】
北海道から福井までかかる時間は、約3時間30分~
北海道から福井までかかる金額は、33,000円~
早割やLCCを使用すれば、記載の価格よりも安く行くことも可能です。
ただし、LCCの空港までの費用、時間がかかるため、小松空港利用の方が便利です。
価格が安いのは「フェリー」です。
・北海道から福井までフェリーでかかる時間は、約23時間~
・北海道から福井までフェリーでかかる金額は、15,610円〜

急いでいる時は、一番早く着く「飛行機」がいいです。
※当ページ記載の金額や時刻は変更になる場合がありますので、各会社のホームページなどでチェックしてください。
福井までは、移動距離があるので日帰りでは難しいです。宿泊はネット予約が便利です。
福井から北海道はこちらの記事↓

福井の観光情報・お土産

福井県内の有名な観光地やお土産です。
福井の観光地の記事はこちらを参考にしてください


【福井の有名な食べ物】

冬は越前がにが有名ですが、いろいろな食べ物があります。
・ソースカツ丼
・おろしそば
・へしこ
福井のグルメの記事↓

旅行に行かれる方は、お気をつけていってらっしゃいませ~^^
福井しらべ編集長
WEBライター兼クリエイター
沖縄以外の46都道府県を訪れた旅行好きです。
この記事では、旅行や移動の体験をもとに、役立つ移動情報をお届けしています。旅行の計画にぜひお役立てください。
趣味は英会話とカフェ巡り。福井のスポットを巡るのも好きです。福井の魅力を発見し皆さんと共有できればと思っています。
福井の魅力もたっぷりお届けしますので、ぜひチェックしてください
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